JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > JFA 第29回全日本フットサル選手権大会 TOP > 最新ニュース一覧 > フットサル日本一を懸けた戦いが開幕!仙台は前回王者すみだを破って2回戦へ JFA 第29回全日本フットサル選手権大会1回戦

ニュース

フットサル日本一を懸けた戦いが開幕!仙台は前回王者すみだを破って2回戦へ JFA 第29回全日本フットサル選手権大会1回戦

2024年02月25日

フットサル日本一を懸けた戦いが開幕!仙台は前回王者すみだを破って2回戦へ JFA 第29回全日本フットサル選手権大会1回戦

JFA 第29回全日本フットサル選手権大会は2月24日(土)に開幕し、全国4会場で1回戦の16試合を行いました。大阪府の岸和田市総合体育館では、来シーズンのFリーグ・ディビジョン1昇格を決めたばかりのヴォスクオーレ仙台(東北/宮城)が前回大会優勝のフウガドールすみだ(F1リーグ/東京)を破り、勢いを感じさせる一戦もありました。

今大会からシードはF1の12チームのみとなり、F2チームも地域予選から参加しており、F2所属の7チームが地域代表として大会の出場権を獲得しました。

岸和田市総合体育館の第1試合では前回大会優勝のすみだとF2王者の仙台が対戦しました。第1ピリオドから激しい攻防が続き、互いに第2PKで1点ずつを挙げます。第2ピリオド3分、仙台はキックインからの攻撃で森村孝志選手が速いボールをゴール前に入れました。これをゴール前で藤山翔太選手がゴールに流し込み、仙台がリードを奪います。このゴールが決勝点となり、仙台が2回戦進出を決めました。1ゴール1アシストの森村選手は「ヴォスクオーレ旋風を起こしたい」と、今大会の躍進に自信を見せています。

第2試合では、シュライカー大阪(F1リーグ/大阪)とFC大阪楽笑(関西3/大阪)が対戦しました。開始1分でシュライカー大阪は加藤未渚実選手のロングボールから加藤翼選手が見事なボレーシュートを決めて先制します。さらに今季限りでの退団が発表されたキャプテンの齋藤日向選手も豪快なシュートを決めてリードを広げました。さらに相手のミスを逃さずに加藤未渚実選手が3点目を挙げて試合を折り返します。第2ピリオドになると、大阪楽笑はパワープレーを仕掛けますが、シュライカー大阪の守備は最後まで崩れません。逆に2点を追加したシュライカー大阪が、完勝で2回戦に勝ち上がりました。

F2所属チーム同士の対戦となった第3試合のリガーレヴィア葛飾(関東1/東京)とボアルース長野(北信越2/長野)の対戦は、第1ピリオド3分に右サイドからの折り返しを中村亮太選手が押し込み、長野が先制します。その2分後にもゴール前のこぼれ球を渡辺大輔選手が押し込み、長野がリードを広げました。第1ピリオド13分にも2点を加えた長野が、第2ピリオドの葛飾の反撃を2点に抑えて4-2で勝利。長野が2大会連続で2回戦進出を決めました。

立川アスレティックFC(F1/東京)と大阪成蹊大学フットサル部(関西2/大阪)の対戦は、序盤から立川がカテゴリーの違いを示す戦いぶりを見せましたが、決めきれない場面も多く、第1ピリオドに挙げたのは2点のみ。「2点差でラスト10分を迎えられればチャンスがあると考えていた」(佐藤亮監督)大阪成蹊大は、第2ピリオドの立ち上がりに山下聖翔選手が1点を返します。しかし、この1点で立川が目を覚まし、先制点を挙げていた南雲颯太選手がすぐに2点差に戻すと、皆本晃選手、湯浅拓斗選手もゴールを加えて一気に引き離しました。大阪成蹊大も最後まで粘り強く戦いましたが、最終的には立川が7-2と大きく点差を付けて初戦を突破しました。

他会場ではFリーグ7連覇で通算16度目の優勝を飾った名古屋オーシャンズ(愛知)がフェニックス横浜(関東3/神奈川)に勝つなど、F1勢は順当に勝ち上がりました。大会2日目となる25日には、2回戦の8試合が行われます。

選手コメント

畠山勇気 選手(フウガドールすみだ)
仙台さんはF2から昇格を決めたばかりで勢いもありましたし、格下という考えも一切なく臨んだ試合でした。フウガらしさというのを出せないまま、すごくあっという間に40分が終わってしまった感じで、すごく不完全燃焼です。去年、優勝しているとかいろいろな気持ちがあって空回りしたのかもしれません。今季で引退する選手もいるので、来季に向けてもう一回チームを引き締めないといけないと感じています。

稲田瑞穂 選手(FC大阪楽笑)
シュライカー大阪と公式戦で対戦するのは、Fリーグ引退後初めてだったので楽しみにしていましたが、完敗でしたね。前半の立ち上がりに失点したことで、粘り強くやっていこうというゲームプランが崩れてしまいました。そこから立て直そうとしたのですが、相手は一人一人の能力が高かったです。もう少し見せ場をつくりたかったのですが、相手の圧力にびびってしまっていたので、技術的なところもですが、メンタル的なところも追いつきたいと思います。

籔内涼也 選手(ボアルース長野)
立ち上がりに2点取れたことが、本当に大きかったと思います。後半は無得点だったのですが、攻撃で仕掛けることはできていたし、それが勝ちにもつながったと思っています。この1年、長野に来て自分自身にベクトルを向け続けた結果、二桁得点を挙げてチームに貢献できる選手に成長できたと思っています。チームとしてはF1のチームを倒すという目標があるので、明日は立川さんに勝って、レンタル移籍から復帰する前に湘南のサポーターにも、「長野の籔内」を見てもらいたいと思います。

山下聖翔 選手(大阪成蹊大学フットサル部)
チームで「Fリーグのクラブを倒すこと」を目標にして、この試合に向けて一生懸命に練習してきましたが、実際に対峙してみると相手の一つ一つの動きの質が高かったです。この負けを無駄にしてはいけないと思うので、次に対戦する時に向けて改善していきたいと思います。ゴールを決めた後に相手が本気を出してきて、あれを経験できたのは大きかったと思いますし、大学生活があと2年あるので、これを明日からの日常のレベルアップにつなげないといけないと感じました。

大会日程:2024年2月24日(土)~3月3日(日)
会場:愛知県/名古屋金城ふ頭アリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/グリーンアリーナ神戸、福岡県/久留米アリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
キリンホールディングス株式会社
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
アディダス ジャパン株式会社
JFA COMPETITION PARTNER
  • 株式会社モルテン
  • ニチバン株式会社
アーカイブ

過去の大会はこちら

X(旧Twitter)

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー