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2017年度 小学校体育サポート インストラクター研修会開催

2017年03月28日

2017年度 小学校体育サポート インストラクター研修会開催

47都道府県のサッカー協会より推薦を受けた小学校教諭を対象に、3月25日(土)、26日(日)の両日、小学校体育サポートインストラクター養成研修会を静岡県清水市のJ-STEPで行いました。

これは、小学校教諭から「サッカーの授業を行う難しさを感じる」という声が挙がったことを受け、2014年から始めたもので、先生を対象とした体育研修や授業研修を行うインストラクターの養成を目的としています。4回目となる今回は、初めてインストラクターになる方、昨年までインストラクターを務めていた方を含め、36名の受講者が参加しました。

研修会では、授業での評価ポイントや学年の単元を構成する考え方など、体育教材としてのサッカーの魅力などを共有しました。

インストラクターコメント

中山雅雄 JFA小学校体育サポートプロジェクトリーダー
今年で4回目となる今回の研修会では、初めての参加者と既に参加経験がある方々が混ざった中で行いました。内容的にはこれまでと大きく変わる点はあまりありませんでしたが、既にイントラクターとして研修会を実施していただいいている方々からの生の声を聞くことができ私たちも多くの刺激を得ることができました。また、参加者の方々も、今後の展開においての何らかのヒントを見つけることができたのではないかと思っています。

小学校体育の授業はスポーツ教養の涵養に大きな影響力を持っています。日本のスポーツの普及や発展での学校の役割は大きく、期待も多くあります。一方で抱える仕事量は多く、過度の負荷が学校現場にかかっている現状があります。私たちの取り組みが少しでもそのような教員の方々にとって有益なものになるように、より洗練された授業案を提示し、研修会の開催を継続的に進めていきたいと考えています。

有持哲治 氏
後から効いてくる教育。この言葉は今の教育現場全体が考えなければならないテーマであると感じました。目先のことだけに振り回されるのではなく、10年先、20年先を見越して同僚、子供と共に成長していきたいと思います。

小林大助 氏
日本サッカー協会が考える学校体育へのアプローチに感銘を受けたとともに、一体育教師として日常の体育指導についても課題を認識できた2日間でした。特に、実技を通してサッカーの授業のみならず、運動の本質を子どもたちに感じさせてあげられる配慮や工夫があったり、指導者側の意図や対応など両面を考えた説明になっていました。他の競技にも発展・応用できるものも沢山ありました。

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