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ツネログコラム#18「U23アジアカップ連覇/天皇杯決勝の元日開催が決定」

2026年02月10日

ツネログコラム#18「U23アジアカップ連覇/天皇杯決勝の元日開催が決定」

皆さん、こんにちは。

2026年の始まりに、とてもうれしいニュースがありました。ロサンゼルスオリンピック世代で臨んだAFC U23アジアカップサウジアラビア2026において日本が大会2連覇を果たしました。

2年後のオリンピック本大会を見据えてU-21世代で編成したチームで、かつメンバー23人のうち8人が大学でプレーしています。準々決勝のヨルダン戦こそ120分間で決着がつかずPK戦となりましたが、4-0で勝利した中国との決勝戦をはじめ、大会を通じて力強い勝ち方をしてくれました。私も決勝戦を視察しましたが、アジアの各協会の皆さんから驚きを持って受け止められるとともに、「日本には本当に良い選手がたくさんいる」と高い評価をいただきました。

私自身あらためて感じているのは、彼らの高い志です。

SAMURAI BLUE(日本代表)の選手たちはそれぞれ欧州の舞台で活躍しています。そのことが“うねり”となって、若い世代がどんどん海外に飛び出している現状があります。日常から高いレベルを追い求めて互いに切磋琢磨しながら成長していく流れにあり、今回の優勝メンバーもそういった全体の勢いといいますか、自分たちの可能性を感じながらプレーしているのがすごく伝わってきました。

次回の同大会はロサンゼルスオリンピックのアジア予選を兼ねることになります。本大会出場枠がこれまでの「3.5」から「2」に減少し、より厳しい戦いとなることは間違いありません。慣れた環境で戦うほうが勝率も高まります。枠を勝ち取る後押しをしていくために、アジアサッカー連盟 (AFC)に日本開催の意思表示をしました。

年末年始はU-18女子サッカーファイナルズや高円宮杯U-18サッカープレミアリーグファイナルをはじめ、U-15男女、U-12、U-18女子、高校男女といった各カテゴリーの全国大会決勝を中心に、男女の育成年代の試合を現場で見る機会が多くありました。将来が楽しみだと感じられる選手たちが多くいました。世界に目を向けると次々にタレントを輩出している強豪国があるように、日本もそういった流れを加速させていきたいと思っています。

2026年はシーズン移行の年になります。欧州カレンダーとの整合が進むことで日本人選手の移籍がよりスムーズになり、連帯貢献金(※)などで次世代の選手育成につながる好循環を生み出していけるはずです。

最後にご報告があります。今年度の天皇杯決勝が6年ぶりに元日開催となりました。1年の始まりに、多くの方にサッカーを楽しんでいただきたいという思いです。そして皇后杯決勝との「同日セット開催」につきましてはいろいろとクリアしていかなければならないハードルはありますが、トライしていきたいと考えています。

※FIFA規約に基づき、選手の海外移籍時に移籍金の5%を12歳から23歳まで在籍した各クラブに分配する制度

2026年2月

公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖

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