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ツネログコラム#15「会長2期目への決意/ブラジル戦で示した日本の成長」

2025年11月27日

ツネログコラム#15「会長2期目への決意/ブラジル戦で示した日本の成長」

皆さん、こんにちは。

このたび臨時評議員会での信任決議において次期会長予定者”として認めていただきました。皆さんからの期待に応えるべく、これからもしっかりと取り組んでいく所存です。

1期目では47FA訪問会議で全ての都道府県に足を運ぶことができました。フェイス・トゥー・フェイスでコミュニケーションを図ることによってそれぞれの実情を把握できたのではないかと考えています。これは日本サッカーの全体像を俯瞰的に見ることにも活きています。引き続きコミュニケーションを密にするとともに、実情を踏まえたうえで課題解決を含めた次のステップに進んでいきたいと思います。

1期目の残り期間においてもJFAが掲げる理念の具現、そして自身の掲げた目指すべき組織、環境に近づけられるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします。

日本サッカー界にとって大きなトピックがありました。

SAMURAI BLUE(日本代表)が10月のキリンチャレンジカップ2025でブラジル代表に対して勝利を収めたことです。14度目の対戦で初勝利となりました。

私も現役時代にブラジルと戦いましたが、相手が途中からギアを上げてくると、スピード、判断力、質ともにゲーム自体のレベルが上がるのでついていくのが難しくなります。2006FIFAワールドカップドイツでのブラジル戦がまさにそうでした。

今の日本代表はたとえブラジルがギアを上げても、対等に戦っていけるだけの実力があります。勇気を持ってハイプレスでボールを奪ってそのまま攻め立てていくこともできていましたし、あのブラジルが焦っていたほど。これまでチームとして積み上げてきたものがカタチになってきています。親善試合とはいえ歴史的な日になりましたし、自信を得ることができたのは何よりの収穫です。来年のFIFAワールドカップ26に向けてこれからもしっかりとサポートしていきたいと思います。

チリで開催されたFIFA U-20ワールドカップはラウンド16での敗退となりました。日本はフランスに対して前半から決定的なチャンスを多く作るなど、上回る部分もたくさんありました。それでも延長後半の最終盤に失点を許してしまい、涙をのむことになりました。そこから先の数試合を経験できるかどうかで、選手たちの成長も違ってくると考えれば、グループステージから良い戦いを続けていただけにもったいない終わり方になってしまったのは残念でした。

10月はなでしこジャパン(日本女子代表)、フットサル男子、ビーチサッカーでも国際親善試合があり、良い経験を積むことができました。また、モロッコでのFIFA U-17女子ワールドカップを視察した際、選手たちに敢えて「もっともっとギラついてほしい」とハッパを掛けてきました。女子サッカーの拡大を図っていくには、若い選手たちがどんどんレベルアップして羽ばたいていく必要がありますから。どのカテゴリーにおいても“実りの秋”となっていくことを期待しています。

2025年11月

公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖

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