JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > ドキュメント > Q&A > サッカーQ&A

Q&A

サッカーQ&A

サッカーの歴史
Q.サッカーはいつ始まったの?

近代スポーツとしてのサッカーはイングランドが発祥とされています。19世紀のはじめ、上流階級の子弟が学ぶパブリックスクールでフットボールが教育の一貫として取り入れられました。当時のパブリックスクールの生徒が大学に進学すると、大学でサッカーが人気スポーツとなり、大学を卒業してもプレーを続けたいと各地にクラブがつくられました。
パブリックスクールでは学校によってフィールドの広さもルールもさまざまだったことから、大学生たちは1848年にケンブリッジ大学に集まってフットボールの統一ルールを策定しました。しかし、その後もルールを巡って論争などが起こっていたことから、1863年、ロンドンとその近郊にあるフットボールクラブの代表者が集まり、共通したルールを決めるとともに、イングランドサッカー協会(The Football Association)を設立しました。
統一したルールが作られたことによって対外試合が増え、サッカーは急速に発展していきます。この頃、イングランドでは産業革命によって大都市に労働者が集まるようになり、労働者の間でサッカーがプレーされるようになりました。1870年には教育条令が制定され、学校教育の一貫としてスポーツが重視されたこともサッカーの発展に大きく寄与しました。
1871年には世界最初の公式戦である勝ち抜き式の「FAカップ」が始まり、1888年には初のプロサッカーリーグ(現、プレミアリーグ)が設立されました。
参考文献:『世界サッカー史』

Q.サッカーの語源は?

1863年、ロンドンとその近郊にあるフットボールクラブの代表者が集まり、共通したルールを決めるとともに、協会を設立しました。協会のルールに基づくフットボールは、協会式フットボール(Association Football)と呼ばれていました。当時、イングランドの若者の間で言葉を省略することが流行し、アソシエーションフットボールもAssociationの"asoc"に"er"をつけた言葉がはやるようになりました。そして次第に最初の"A"を発音しなくなり、"Soccer"になったと言われています。
参考文献:『世界サッカー史』

Q.サッカーのルールはどこで決めているの?

サッカーの競技規則の改正や制定などサッカーに関する重要な事項は国際サッカー評議会(IFAB)で決められています。
IFABは1886年、イングランドサッカー協会(The FA)、スコットランドサッカー協会(Scottish FA)、ウェールズサッカー協会(FA of Wales)、アイルランドサッカー協会(Irish FA)のイギリス4協会によって組織され、競技規則の策定と維持に責任を負う世界的機関として創設されました。現在は、イギリス4協会から各1名、国際サッカー連盟(FIFA)から4名が選出、計8名の代表者で構成され、出席者の3/4(8票中6票以上)の賛成があった場合に競技規則の改正が決まります。
本部はFIFAと同じく、スイスのチューリヒに置かれています。
参考文献:『世界サッカー史』

Q.サッカーが日本に伝来したのはいつ?

日本にフットボールが伝わったのは、幕末期の横浜(神奈川県)のことです。1858年の修好通商条約の締結によって長崎、箱館(函館)、神奈川の3港が開港し、幕府は横浜に外国人居留地を建設しました。1866年1月に居留地に住む英国人によって「ヨコハマ・フットボール・クラブ」が結成され、1870年代には居留地のフットボールを統括する「横浜フットボール・アソシエーション」が設立されました。
初めて日本人がフットボールをプレーしたことが確認されているのは東京・築地の海軍兵学寮と虎ノ門の工部省工学寮です。1873年に英国から来日したアーチボルド・ルシウス・ダグラス少佐以下34人の顧問団が、同年8月から125人の日本人学生たちに対してフットボールやクリケットなど英国式スポーツの指導を始めました。兵学寮で初めてフットボールがプレーされた時期は明らかではありませんが、当時は「夏はクリケット、冬はフットボール」というシーズン制の意識が強かったことから、フットボールが初めて行われたのは1873年から翌1874年にかけての冬だったとされています。
その後、東京の高等師範学校に"フートボール部"が、また、神戸尋常中学校(現・神戸高校)や神戸の御影師範学校などにサッカー部(当時は蹴球部)ができて徐々にサッカーが広まり、1918年には全国高校サッカー選手権の前身となる日本フートボール大会(大阪)や東海蹴球大会(愛知)、関東蹴球大会(東京)など多くの大会が開催されるようになりました。そしてその翌年の1919年、イングランドサッカー協会(The FA)からFAシルバーカップが寄贈され、それを契機に大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)が設立されました。
出典:『日本サッカー協会百年史』

サッカー全般
Q.フットボールとサッカー、どちらが正しいの?

どちらも正しいです。現在、国際サッカー連盟には211の国と地域(2023年6月1日現在)のサッカー協会/連盟が加盟していますが、「サッカー」を協会名につけているのは、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、バージン諸島など少数ではあります。
日本語では「サッカー」が一般的で、協会も日本語表記では「日本サッカー協会」と"サッカー"を使用していますが、英語表記では、「Japan Football Association」としています。

Q.サッカーはなぜ11人でプレーするの?

1863年、世界で最初に作られたルールの中には人数についての規定はありませんでした。1866年に行われたロンドン対シェフィールドの試合が11対11、1868年のケント対サリーの試合は12対12で行われたという記録が残っています。1チーム11人で行うことがルールに規定されたのは1871年に行われたFAカップが初めてです。
参考文献:『世界サッカー史』

Q.なぜサッカーの試合は90分なの?

1982年に統一規則が策定される以前は、学校や地域ごとにそれぞれ独自のルールでサッカーを楽しんでいました。1848年にケンブリッジ大学で決めたルール(ケンブリッジ・ルール)がありますが、そこには「双方で決めた試合時間の半分が経過したら、その次にボールがアウトオブプレーになったところで攻守のサイドを取り替える。この場合、またはゴールがあった後は、競技場の中央から前と同じ方法でキックオフを行う。競技時間や選手数は双方の主将で決定する」とされていました。
1863年にイングランドサッカー協会(The FA)が設立され、初めてサッカーのルールが決められましたが、そこにも競技時間は定められていませんでした。1866年、FA代表対シェフィールド代表の試合が行われる前に、「競技は午後3時に開始して午後4時半に終る」と定められ、ここでようやく"90分"が登場しますが、ハーフタイムというものはまだありませんでした。そして、1871年にFAカップの規則として「競技時間を1時間半とする。ハーフタイムに於ける休憩はレフェリーによって特に許された場合のほか、5分を超えてはならない」と定められました。
1897年には「競技時間は双方が別に協定した場合のほか、90分とする。ハーフタイムにおける休憩はレフェリーの承認がある場合を除き、5分を超えてはならない」と競技規則に規定化され、現在は「ハーフタイムのインターバルは15分を超えてはならない」とされています。国際試合やJリーグなどのトップレベルの試合ではハーフタイムは15分とされています。
参考文献:『世界サッカー史』

Q.サッカーは雨や雪でも試合をするの?

競技規則には、雨が降ったら試合を中止するということは規定されていませんが、落雷が予想されるなど、選手や観客らに危険が及ぶ可能性がある場合は、試合を中断、あるいは中止したり延期したりすることがあります。そのほか、台風などで公共交通機関が運休した場合も延期されることがあります。
※『サッカー競技規則』「日本語版付録」の「サッカー活動中の落雷事故の防止対策についての指針」参照)

Q.サッカーチームに入るにはどうしたらいいの?

学校のサッカー部のほかに、各地にはクラブチーム(街クラブやタウンクラブ)があります。クラブチームに入るには、JFAの公式アプリ「JFA Passport」や本サイト(JFA公式ウェブサイト)から「JFAスクエア(JFA SQUARE/チーム検索サイト)」を利用してチームを検索できるほか、各都道府県のサッカー協会に紹介してもらう、あるいは、クラブチームの連絡先を聞いて直接問い合わせる、といった方法があります。居住する都道府県のサッカー協会に聞いてみるとよいでしょう。
※「JFA Passport」はこちら
※「JFA square(チーム検索サイト)」はこちら
※「47都道府県サッカー協会一覧」はこちら

JリーグやWEリーグには年代別のチーム(アカデミー)がありますし、日本フットボールリーグ(JFL)、なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)のクラブにも年代別チームを持つクラブがあります。多くのクラブがセレクションをしていますので、テストを受けたい場合は直接クラブに問い合わせてください。

Q.公式な大会に出場するにはどうすればいいの?

都道府県サッカー協会が主催する大会やその予選、日本サッカー協会(JFA)が主催する全国大会やその予選に出場するには、JFAに登録していなければなりません。登録は年度ごとに行われ、更新も1年ごとに行います。選手登録は、アマチュア選手、プロ選手いずれも加盟するクラブ/チームが行います。加盟チームは、所在地の都道府県サッカー協会に手続きをします。フットサルの個人登録もウェブ上でできるようになりました。
※JFAへの登録についてはこちら

Q.サッカーファンとサポーターの違いは?

一般的に、サッカーが好きな人を「ファン」、熱狂的なサッカーファンや特定のクラブチームを支持・応援している人を「サポーター」と呼んでいます。

Q.ハットトリックの語源は?

サッカーやアイスホッケーなどで使われている用語で、1試合に同じ選手が3得点することをいい、6得点をダブルハットトリック、9得点をトリプルハットトリックといいます。
語源は諸説ありますが、イギリス発祥のクリケットに由来しているといわれています。クリケットは野球の元になったスポーツで、投手(ボーラー)はウィケットという柱と横木に向かってボールを当て、それに対して打者(バッツマン)はそれを守るためにボールを打ち返します。ウィケットの横木を落とせば打者はアウトになります。3人の打者を連続でアウトにするのは、野球以上に難しいといわれています。この偉業を成し遂げた選手には帽子が贈られ、名誉なこととされました。これがサッカーでも使われるようになり、1試合で3得点した場合をハットトリックというようになりました。
このほか、選手の功績を称えて観客が帽子を投げ入れたことが「ハットトリック」の語源になったともいわれています。

Q.サッカーではなぜ本拠地を「ホームタウン」というの?

JクラブやWEクラブをはじめとするサッカークラブは、活動する本拠地を「ホームタウン」と呼んでいます。これは、世界のサッカークラブがそうであるように、活動拠点とする地域(コミュニティー)の核として、地域の人々の支援・応援を得ながら発展していくことを目的としているからで、"本拠地占有権"や"興行権"の意味合いの強い「フランチャイズ」とは異なり、クラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが人々の生活に根付いている街、を意味しています。

Q.オーバーエイジ枠って何?

オリンピックの男子サッカー競技は、1992年のロサンゼルス大会から「23歳以下」の代表チームによる大会となり、1996年のアトランタ大会から、1チーム3人まで24歳以上の選手の出場枠を認める「オーバーエイジ枠」が採用されるようになりました。

Q.延長Vゴール方式って何?

日本ではVゴール、国際的にはゴールデンゴールと呼ばれていたもので、90分間で勝敗が決しなかった場合、延長戦においてどちらかのチームが得点した時点で試合が終了となり、得点を挙げたチームが勝者としていたものです。
Jリーグ立ち上げにあたって実施した調査(※)で、サッカーに関心がない理由として「なかなか点が入らない」「引き分けが多い」「野球のような逆転サヨナラホームランがない」といった意見があったことから、劇的なゴールシーンをつくることで多くの人々にサッカーに関心を持ってもらおうと、国際サッカー連盟(FIFA)の許可を得て延長Vゴール方式を採用しました。
リーグ戦でVゴール方式を取り入れたのは日本(Jリーグ)が世界で初めてです。その後、サッカーの浸透度や引き分けの価値が認知されたことから、Vゴール方式はJ2リーグでは2002年に、J1では2003年から廃止されました。

※プロリーグ設立準備室は1991年7月、「Jリーグ・コミュニケーション・キャンペーン」を実施。わずか1カ月半の間に全国から約3,000通のはがきが寄せられ、これらの意見や要望がJリーグの設立に向けたさまざまな活動に生かされることになった。

Q.メイクやアクセサリーをして試合に出てもいいの?

メイク(お化粧)については、ルール上の規程はありません。ただし、装身具については、選手自身や他の選手に危険な用具を用いてはならないというルールがあります。長髪を束ねるためのヘアーバンドは認められていますが、安全な材質、長さ、幅でなければならず、試合前に主審が確認することになっています。
※『サッカー競技規則』「第4条 競技者の用具」参照

Q.選手入場の際、選手と一緒に出てくる子どもは何ていうの?

「エスコートキッズ」または「フェアプレーキッズ」と呼ばれる子どもたちで、子どもたちに夢を与えると同時にフェアプレー精神を大切にし、「サッカーをする者は皆仲間である」ということを伝える意味があります。
いつから、またどこで始まったのかは定かではありませんが、現在、各国でエスコートキッズを起用しています。国際サッカー連盟(FIFA)が主催するFIFAワールドカップでは、1998年大会から選手と共に「エスコートキッズ」が入場しています。南米などでは、選手が自分の子どもの手を引いて入場するという光景もよく見られます。日本では、Jリーグの試合でもエスコートキッズを採用しているクラブがあります。

世界/アジアのサッカー
Q.国際サッカー連盟(FIFA)って何?

FIFAは世界のサッカーを統括する組織で、1904年に創設されました。本部はスイスのチューリヒに置かれています。
FIFAワールドカップ、FIFA女子ワールドカップをはじめとする各年代のワールドカップをはじめ、FIFAクラブワールドカップ、FIFAフットサルワールドカップ、FIFAビーチサッカーワールドカップなどの国際大会を主催するほか、サッカーの普及、ユース育成、レフェリーのレベルアップ、サッカーや移籍に関するルールの策定、サッカーを通じた国際貢献など、さまざまな活動を行っています。
FIFAの傘下には、アジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)、北中米・カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)、オセアニアサッカー連盟(OFC)、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)の大陸別地域連盟があり、211の国と地域のサッカー協会が加盟しています(2023年4月1日現在)。
※FIFA公式サイトはこちら

Q.FIFAワールドカップってどんな大会?

FIFAワールドカップは、各代表チームが参加するサッカーの世界最高峰の大会で、オリンピックと並ぶ世界最大のスポーツイベントと言われています。
第1回大会は1930年、国際サッカー連盟(FIFA)の会長だったフランス人、ジュール・リメの提唱によりウルグアイで開催され、13チームが参加しました。1930年~78年は16チーム、1979年~94年までは24チーム、1995年から2022年は32チームが参加。2026年大会から出場枠が48チームに拡大されることになっています。
1950年の第4回大会から、オリンピック同様、4年に一度開催されています。優勝国は、ブラジル(5回)、イタリア、ドイツ(各4回)、アルゼンチン(3回)、ウルグアイ、フランス(各2回)、イングランド、スペイン(各1回)の8カ国です(2022年12月カタール大会終了時点)。

Q.FIFAワールドカップの開催地はどうやって決まるの?

過去は大陸ローテーション方式(各連盟で順番にワールドカップを回す方式)で開催されていましたが、現在はその限りではありません。ただし、開催地に立候補できるのは、所属の大陸連盟が過去2大会(前回、前々回)においてワールドカップを開催した大陸を除く国となります。
開催についての「意思表明書」や「招致登録書」「開催合意書」といった必要な書類の提出など、所定の手続きを踏んだ後に国際サッカー連盟(FIFA)のインスペクション(視察)を経て、FIFA総会において立候補国を除く加盟協会の投票で決定されます。

Q.国際サッカー連盟(FIFA)が主催するワールドカップにはどんな種類があるの?

各国の男女代表チームが出場するFIFAワールドカップのほか、U-20ワールドカップ(男女)、U-17ワールドカップ(男女)、フットサルワールドカップ、ビーチサッカーワールドカップ、クラブワールドカップ、FIFAeネーションズカップがあります。
FIFAワールドカップ(男女)とフットサルワールドカップは4年に一度、U-20、U-17のワールドカップ、ビーチサッカーワールドカップは2年に一度、開催されています。FIFAフットサル女子ワールドカップも創設されることが決定しました。

Q.FIFAクラブワールドカップってどんな大会?

6つの大陸連盟(アジアサッカー連盟/AFC、アフリカサッカー連盟/CAF、欧州サッカー連盟/UEFA、オセアニアサッカー連盟/OFC、北中米カリブ海サッカー連盟/CONCACAF、南米サッカー連盟/CONMEBOL)の各クラブ選手権を制したチャンピオンクラブと開催国チームが、クラブチーム世界一を争う大会です。
その前身は、ヨーロッパと南米のクラブ王者が対戦する「トヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップ(通称トヨタカップ)」で、1981年から2004年まで25回にわたって日本で開催されました。しかし、各大陸の国々が実力をつけてきたことから、2005年、6大陸全てのクラブチャンピオンが出場する大会へと生まれ変わりました(2005年大会の名称はFIFAクラブワールドチャンピオンシップ)。2025年以降は各大陸連盟から32チームが参加し、4年に一度の開催に変更される予定です。

Q.インターナショナルマッチウイークって何?

国際サッカー連盟(FIFA)が定める、ナショナルチームが国際試合を行える期間のことを「インターナショナルマッチウイーク(または、インターナショナルマッチカレンダー/IMC)」といいます。インターナショナルマッチウイークに設定された、FIFAおよび大陸連盟主催の公式戦(予選大会や国際親善試合など)に選手が代表として選ばれた場合、所属クラブは選手を拘束することはできず、代表活動に派遣しなければなりません。
インターナショナルマッチウイークの日程はFIFAのカウンシルで承認され、男子サッカーの場合は、3月、6月、9月、10月(2026年からは9~10月が一つのマッチウイークに統合予定)、11月に設定されており、女子は原則として、2月、4月、5~6月、7月、10月、11~12月に設定されています。

Q.国際Aマッチって何?

国際サッカー連盟(FIFA)が認定する、その国の年齢制限のない代表チーム同士で行われる試合です。FIFAワールドカップやAFCアジアカップのほか、国際親善試合なども含まれます。
男子・女子の日本代表以外の各カテゴリー別の国際大会(例:U-23以下の年齢別サッカー日本代表やフットサル日本代表などが出場する国際大会)、クラブチームの国際大会は、国際Aマッチには含まれません。

Q.アジアサッカー連盟(AFC)って何?

国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する大陸連盟の一つで、アジアのサッカーを統括する組織です。2023年6月1日現在、47の国と地域が加盟。マレーシアのクアラルンプールにオフィスを構えています。
創設は1954年5月で、翌6月にFIFAの加盟協会として承認されました。日本サッカー協会がAFCに加盟したのは、同年10月のことです。
※AFC公式サイトはこちら

Q.AFCアジアカップってどんな大会?

アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、各国の男子代表チーム(ナショナルチーム)によるサッカーの大陸選手権です。1956年に香港で第1回大会が行われ、以降4年ごとに開催されています。日本は1992年、2000年、2004年、2011年大会とアジア最多の4回の優勝経験があります。

Q.アジアサッカー連盟(AFC)が主催するアジアカップにはどんな種類があるの?

各国の男子代表チームによるAFCアジアカップ同様、女子代表チームによるAFC女子アジアカップが4年に一度、開催されています。同大会はFIFA女子ワールドカップのアジア予選を兼ねており、なでしこジャパン(日本女子代表)は2014年と2018年に優勝を果たしています。
アンダーカテゴリーのアジアカップはAFC U23アジアカップ、AFC U20アジアカップ(男女)、AFC U17アジアカップ(男女)があり、それぞれ2年に一度、開催されています。
AFC U23アジアカップは、オリンピックの開催年に行われる大会がオリンピックアジア地区最終予選を兼ね、U20(男女)とU17(男女)のそれは、各カテゴリーのFIFAワールドカップのアジア予選を兼ねています。
フットサルのナショナルチームが対戦するAFCフットサルアジアカップ(男女)、ビーチサッカーのナショナルチームが出場するAFCビーチサッカーアジアカップもあります。いずれも隔年開催ですが、各カテゴリーのFIFAワールドカップと同年の大会については、そのアジア予選を兼ねる形で行われます(フットサル女子を除く)。

Q.AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ってどんな大会?

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、アジアのクラブチームチャンピオンを決定する大会です。 25年にわたって開催されてきたトヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップ(通称:トヨタカップ)が、2005年から6大陸の王者が出場するFIFAクラブワールドチャンピオンシップ(現、FIFAクラブワールドカップ)へと変わったことから、AFCはアジアサッカー全体のレベルアップを命題に2007年、「AFCプロリーグ特別委員会(委員長:川淵三郎)を設置。これを受けて同委員会の川淵委員長はJFA内に「AFCアジアプロリーグプロジェクト」を新設しました。同プロジェクトはアジア各国リーグの実態調査を行いながら、加盟国のプロリーグ創設や既存のプロリーグの健全化を推し進める一方で、ACLを再構築。
刷新されたACLは2009年3月にスタート。参加チーム枠は32で、グループステージとノックアウトステージの準決勝までが東西に分かれて開催されており、決勝戦はホーム&アウェイ方式で行われています。

※2008年以前のACLは、アジア各国のリーグ優勝チームが争うアジアクラブ選手権と各国カップ戦王者が戦うアジアウィナーズカップ、そしてそれらのチャンピオンチームによって争われるアジアスーパーカップを統合する形で2002/2003シーズンにスタート。アジア上位にランクする15カ国から28のクラブチームが参加し、東西それぞれでリーグ戦を実施(東アジア3グループ、西アジア4グループ)。各グループ1位と前回大会優勝チームを合わせた8チームが決勝トーナメントを行い、優勝を決していた。

Q.東アジアサッカー連盟(EAFF)って何?

東アジアサッカー連盟(EAFF)は東アジアのサッカーの普及と強化を目指そうと2002年5月28日に設立されました。正式名称はEast Asian Football Federation。2023年4月1日現在、10の国と地域(日本、中国、韓国、チャイニーズ・タイペイ、香港、朝鮮民主主義人民共和国、モンゴル、マカオ、グアム、北マリアナ諸島)が加盟しています。
なお、EAFFは任意の団体で、国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)には属していません。
※EAFF公式サイトはこちら

Q.EAFF E-1サッカー選手権ってどんな大会?

東アジアサッカー連盟(EAFF)が主催する、男女ナショナルチームによるサッカーの国際大会で、2年に一度開催されています。開催地は日本、中国、韓国の持ち回りとされ、これまでに9大会を開催。日本は男子が2回(2013年、2022年)、女子が4回(2008年、2010年、2019年、2022年)優勝しています。
なお、E-1には「East Asia(東アジア)のNo.1を決める」「East Asia(東アジア)を一つにする」という意味が込められています。

日本サッカー協会(JFA)
Q.日本サッカー協会(JFA)はいつ設立されたの?

1921(大正10)年9月10日に、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)として設立され、2021年に創立100周年を迎えました。
JFA創設のきっかけとなったのは、イングランドから贈られたFAシルバーカップです。英国大使館の書記官補を務めていたウィリアム・ヘーグらの尽力によって1919(大正8)年、イングランドサッカー協会(The FA)から全国大会の優勝チームに授与するための優勝カップ(FAシルバーカップ)が寄贈されました。当時、日本にはサッカーを統括する組織(協会)はなく、大日本体育協会(現、日本スポーツ協会)会長の嘉納治五郎が英国大使館でこのFAシルバーカップを受け取りました。これが契機となって協会が創設されることになり、1921年9月10日、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)が設立、初代会長に今村次吉が就任しました。
日本が国際サッカー連盟(FIFA)に加盟したのは1929(昭和4)年です。第二次世界大戦の際にFIFAから除名されましたが、1950年に再加盟。1947年に名称を日本蹴球協会に改め、1974年に財団法人に認可され、日本サッカー協会に改称しました。公益財団法人となったのは2012年です。

Q.日本サッカー協会(JFA)のシンボルマーク(旗章)の意味は?

JFAの旗章に用いられている「三本足の烏」は、中国の古典にある三足烏と呼ばれるもので、日ノ神=太陽を図案化したものです。
1931(昭和6)年6月の大日本蹴球協会の理事会で旗章(シンボルマーク)の採用を決め、翌1932年の全国代議員会で彫刻家の日名子実三のデザインを協会旗に定めることを決定しました。
中国の三足烏の説話は早くから朝鮮半島北部にあった高句麗に伝わり、その後、東アジア各地にも広まっていきました。そして日本にもこの思想が伝わったため、次第に八咫烏と混同されて八咫烏が三本足で描かれるようになっていきました。八咫烏は、日本の建国神話の中の神武天皇東征の説話に登場する神の使いで、日名子はこれをモチーフにJFAの旗章を制作しました。しかし、神武東征の物語を伝える『古事記』や『日本書紀』には八咫烏が三本足だったという記述はなく、また三足烏がもともと中国の説話にあることから、JFAとしては、旗章の由来が単に神武東征神話に登場する八咫烏であるだけでなく、『淮南子』などの記述などから中国由来のシンボルでもあるとしています。
出典:『日本サッカー協会百年史』

Q.『JFA2005年宣言』って何?

「JFA2005年宣言」は、「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」という日本サッカー協会(JFA)の理念を実現するための「JFAのビジョン」「JFAの約束2015」「JFAの約束2050」からなるものです。2005年1月1日、天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が開催される国立競技場で川淵三郎JFA会長(当時)がこの宣言を行いました。
「JFAの約束2015」の期限となる同年にはそれまでの取り組みを検証し、それに基づき、新たに「JFAの目標2030」を策定しました。
※詳細はこちら

Q.「サッカーファミリー」って何?

日本サッカー協会(JFA)は、サッカーに関わる全ての人々を"サッカーファミリー"と定義しています。2005年1月1日に行った「JFA2005年宣言」では、2015年にサッカーファミリーが500万人、2050年には1000万人になることを宣言しています。
2020年以降、登録制度とメンバーシップの確立を目指して改革を推進。2022年11月にはサッカーをする人、見る人、支える人などあらゆる個人がJFAと永続的につながることができるメンバーシップアプリ“JFA Passport”の運用を開始しました。このアプリに登録することで、それぞれの属性に合わせたサービスや情報などを得ることができます。JFAでは2023年にメンバーが約130万人、2025年には約250万人、2050年までには1000万人に到達することを目指しています。

Q.日本のサッカー人口(JFA登録数)はどのくらい?

※こちらをご覧ください。

Q.「アスパス!」って何?

「アスパス!」は、日本サッカー協会(JFA)が行っている社会貢献やSDGs(持続可能な開発目標)の達成につながる活動の総称です。地球(earth)の未来(明日)のために私たち(us)がつなぐパス(pass)の意を込めた造語で、サッカーファミリーが世代や時代を超えてパスをつないでいくという強い意志を表しています。
「アスパス!」では、「環境」「人権」「健康」「教育」「地域」を重点領域に置いて戦略的に各施策を推し進めています。長年にわたって取り組んでいる活動のほか、環境負荷の少ない大会運営や誰一人取り残さない観戦機会の提供、社会課題の解決に取り組むパートナー企業・団体、サッカーファミリーなどと連携しサステナブル(持続可能)な社会の実現を目指します。
※詳細はこちら

Q.「JFAこころのプロジェクト」って何?

「JFAこころのプロジェクト」は、子どもの心身の健全な成長に寄与することを目的とした活動で、サッカー選手をはじめ、各種競技のアスリートやそのOB/OGが「夢先生」として小学校の教壇に立ち、「フェアプレー精神」や「夢を持つことの素晴らしさ」、「それに向かって努力することの大切さ」、「失敗や挫折に負けない心の強さ」を子どもたちに伝える活動です。
授業の名前は「夢の教室」。運動や遊びを行う中で「協力すること」「思いやりの心」「全力で取り組むこと」「ルールを守ること」などの大切さを伝える「ゲームの時間」と、夢先生が困難を乗り越えて夢に挑戦した体験を聞き、児童らが自分の未来を描く「トークの時間」からなります。
※詳細はこちら

Q.「JFAグリーンプロジェクト」って何?

「JFAグリーンプロジェクト」は、芝生の広場(校庭や園庭、スポーツ施設を含む)を広げるためのプロジェクトです。
子どもたちの外遊びを促すとともに、老若男女が集いコミュニケーションを深める場となる芝生の広場を増やすことを目的とした「ポット苗方式・芝生化モデル事業」と、都道府県サッカー協会が管理するフットボールセンターや地方自治体などのスポーツ施設を整備補助する「JFAサッカー施設整備助成事業」を行っています。
※詳細はこちら

Q.「Japan’s Way」って何?

世界のサッカー先進国に共通しているのが、その国独自のサッカースタイルとその発展のプランを有していること、そして、その根底にはナショナル・フットボール・フィロソフィーが存在している点です。注目すべきは、競技志向のサッカーに特化しているわけではなく、サッカーが広く人々の生活に浸透しているということ。そして、国内では競争力の高いコンペティション(競技大会)が行われており、選手たちは高いインテンシティーの中で鍛え磨き上げられて世界の主戦場へと送り出されています。
日本が目指すのもそういう世界です。多様性を受け入れ、これまでサッカーとの関わりがなかった人々も気軽に足を踏み入れることができるインクルーシブなサッカー界、すなわち、サッカーがみんなのものになったとき、その頂点にある代表チームが世界一のチームになるという夢が近づいてくるはずです。日本サッカーが目指すゴールは「世界一、サッカーで幸せな国」になること。そのゴールへと切り開いていくための羅針盤となるのが「Japan's Way」です。
2022年に発表した「Japan's Way」は、「フットボール・カルチャーの創造」「望まれる選手像」「プレービジョン」「将来に向けた日本のユース育成」「フィジカルフィットネスの未来」「将来のサッカーコーチ」「フットボールファミリーの拡大」で構成されています。そこに記したビジョンや指針を全国各地で活動するチームや指導者らと共有し議論を重ね、世界のサッカーや社会の潮流に合わせてそれをアップデートしながら日本サッカーの力を結集できる体制を構築していく考えです。
※詳細はこちら

Q.「JFAセーフガーディングポリシー」って何?

「JFAセーフガーディングポリシー」(2021年11月18日制定)は、子どもたちがサッカー/スポーツを安全に安心して楽しむ権利とその環境を守るために、指導者をはじめ、サッカーに関わる全ての人々が順守する指針であり、サッカーファミリーにとってよりどころとなるものです。
子どもたちの喜びを広げ、成長を促す環境をつくる、子どもたちに選択肢を与える、あらゆる暴力・暴言、差別、ハラスメントを排除する、適切な人が子どもたちに関わるよう取り組む、といった「基本原則」と「虐待、暴力・暴言の根絶 基本方針」、それらの基盤となる「JFA2005年宣言」や「JFAグラスルーツ宣言」「サッカーファミリー安全保護宣言」「JFAとしての宣言 指導者の宣誓」「FIFA GUARDIANS」「UNICEF 子どもの権利とスポーツの原則」などから構成されています。
※詳細はこちら

日本代表
Q.SAMURAI BLUEって何?

サッカー日本代表の愛称です。2006年、日本代表が2006FIFAワールドカップドイツに臨むにあたり、「2006日本代表キャッチフレーズ」として命名されたもので、2009年以降は、年齢制限のない日本代表の愛称として使われています。
SAMURAI BLUEは、日本国籍を有する選手で構成される日本最高峰のチームで、国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟などが主催する国際大会での飛躍を目指しています。
FIFAワールドカップは1998年のフランス大会に初出場してから、2022年のカタール大会まで7大会に連続出場。2002年日韓大会と2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会、そして2022年カタール大会ではベスト16の成績を収めました。
SAMURAI BLUEは、2050年までに日本でFIFAワールドカップを開催し、その大会で優勝することを表明しています(『JFA2005年宣言』)。
※「SAMURAI BLUE」情報はこちら

Q.SAMURAI BLUE(日本代表)のほかにどんなカテゴリーの日本代表があるの?

日本代表は男女代表(SAMURAI BLUE、なでしこジャパン)のほか、男子の場合は、U-23~U-15のアンダーカテゴリーの代表チーム、フットサル日本代表(アンダーカテゴリーあり)、ビーチサッカー日本代表、サッカーe日本代表があり、女子は、U-20~U-15の女子代表、フットサル日本女子代表があります。
※詳細はこちら

Q.なぜオリンピック男子サッカーにU-23日本代表が出ているの?

23歳以下の選手で構成されるサッカー日本代表で、オリンピックでの好成績を目指します。
1992年のバルセロナオリンピック以降、男子サッカー競技に限り、参加資格に「23歳以下」の年齢制限が設けられたことから、U-23日本代表が編成されました(1996年のアトランタオリンピックから、各チーム3名まで24歳以上の選手の出場を認める「オーバーエイジ枠」を導入)。
日本は、1992年大会以前は4回出場。年齢制限が設けられてからは、1996年のアトランタ大会以降、7大会連続で出場を果たしています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された東京2020オリンピックは、24歳以下(オーバーエイジ枠あり)の選手まで登録を可能としました。

Q.「なでしこジャパン」って何?

日本国籍を有する女子のトップ選手で構成される日本女子代表チームで、「なでしこジャパン」の愛称で親しまれています。SAMURAI BLUE(日本代表)同様、国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)が主催する国際大会やオリンピックなどでの優勝を目指して活動しています。
なでしこジャパンは、FIFA女子ワールドカップに第1回(当時、FIFA世界女子選手権)から連続で出場しており、2011年大会は、並み居る強豪を倒して優勝し、世界女王の座に君臨しました。続く2015年大会では準優勝を収めています。
「なでしこジャパン」という名称は、2004年のアテネオリンピック出場決定を受けて一般から愛称を募り、選考委員会を経て同年7月に決定しました。日本の神話に登場する女神「櫛稲田姫」の愛称である「大和撫子」にちなんでつけられたもので、なでしこの花のように美しく、強い日本女性を表現しています。
※「なでしこジャパン」情報はこちら

Q.「なでしこジャパン」の選手はプロなの?

なでしこジャパン(日本女子代表)の選手の多くは、WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)のチームに所属し、プロ選手として活動しています。
※WEリーグ公式サイトはこちら

Q.日本代表の試合会場はどうやって決まるの?

試合の日程が決定した後、各都道府県サッカー協会と連携して、試合準備日や試合日に空いている会場、もしくは開催に向けて調整が可能な会場を探し、関係者との交渉を経て決定します。
国際試合を開催するためにはさまざまな条件が設定されていますので、それらを踏まえた上で、全国のサッカーファミリーに日本代表戦を観戦していただけるよう決定しています。

Q.国内における日本代表戦の最高入場者数は?

1999年6月6日に開催されたキリンカップサッカー1999の日本代表対ペルー代表の試合で、入場数は67,354人(横浜国際総合競技場)を記録しました。

Q.国内で開催されたサッカーの試合における最高入場者数は?

2002年6月30日に開催された2002FIFAワールドカップ日本/韓国の決勝戦(ドイツ代表対ブラジル代表)の69,029人(横浜国際総合競技場)です。

Q.日本代表チームのユニフォームはなぜ青なの?

1920年代までは国際試合のために選抜チームを編成することが困難だったため、国内予選を開催して代表チームを決めていました。しかし、単独チームでは勝てないと考えられたため、少数の強豪チームの選手を集めて代表チームを編成してアジアの大会などに出場していました。
1930(昭和5)年に東京で開催された第9回極東選手権大会は国民の注目を集める大会だったことから、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)は初めて全日本選抜チームを結成。この時から国際大会のたびに大日本蹴球協会によって選抜チームが編成されるようになりました。
それまでユニフォームは代表権を獲得したクラブのものが使用されていましたが、この時の全日本選抜はライトブルーのシャツを着用。この伝統が引き継がれ、ブルーが現在も日本代表のチームカラーとなっています。
1964年の東京オリンピックではシャツ、パンツともに白のユニフォームを着用、1968年のメキシコオリンピックでも白のシャツが使用されました。1988年以降に赤と白のシャツが採用された時期がありましたが、1992年には再び青と白のシャツに戻り、それ以降は青を基調としています。
※日本代表歴代ユニフォームはこちら

Q.日本代表チームのユニフォームの胸に相手チーム名と試合日の刺繍が入っているけど、いつからつけられたの?

FIFAワールドカップフランス大会(1998年)の際に使用したユニフォーム(シャツ)に入れたのが最初です。以降、FIFAワールドカップ出場の際、同大会で使用するユニフォームに入れるようになりました。

Q.日本代表の試合の時、着用するユニフォームはどうやって決めるの?

試合前に、両チームの監督、コーチ、ドクター他、代表者とマッチコミッショナー、そして、審判員が出席するマッチコーディネーションミーティングで話し合い、最終的に主審が決めることになります。

Q.背番号は誰が決めるの?

基本的には監督の意向によって決まりますが、ポジションなども考慮され、事前に登録されます。

Q.日本が2002FIFAワールドカップ開催に正式に立候補したのはいつ?

1989年11月9日に国際サッカー連盟(FIFA)に対し、2002FIFAワールドカップ開催国として立候補の意思を表明しました。1991年6月に2002FIFAワールドカップ招致委員会を発足させて招致活動をスタート。1994年にFIFAに対して立候補意思の基本回答を、翌1995年に2002FIFAワールドカップ開催提案書を送付しました。
アジア初、大会史上初の共催が決まったのは1996年の5月31日。その年の7月に2002年ワールドカップ開催準備委員会を発足して具体的な準備に取り掛かり、1997年の12月12日に2002FIFAワールドカップ日本組織委員会(JAWOC)を設立。大会開催に向けて本格的に動き出しました。

Q.女子サッカーにもワールドカップはあるの?

FIFA女子ワールドカップは1991年、「FIFA女子世界選手権」として第1回大会が開催され、以来、4年に一度開催されています。男子同様に年齢制限のない女子最高峰のFIFA女子ワールドカップとU-20、U-17年代の女子ワールドカップがあり、それぞれ2年に一度開催されています。
なお、日本は世界で唯一、女子の全カテゴリーでFIFA女子ワールドカップを制しています(FIFA女子ワールドカップドイツ2011、FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014、FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018)。

Q.日本は2002年のFIFAワールドカップ以外にもワールドカップを開催したことはあるの?

日本は、1979年に現在のFIFA U-20ワールドカップ(当時、FIFAワールドユース・トーナメント)1993年にFIFA U-17ワールドカップ(当時、FIFA U-17世界選手権)2005年にFIFAワールドチャンピオンシップトヨタカップジャパン2005(2006年大会からFIFAクラブワールドカップに改称)を開催してから2008年大会まで4大会連続でFIFAクラブワールドカップをホストしたほか、2011年、2012年、2015年、2016年も同大会の開催地に選ばれました。
2012年にはFIFA U-20女子ワールドカップが日本で開催され、この大会限定で「ヤングなでしこ」の愛称で出場したU-20日本女子代表が初の4強入りを果たし、3位決定戦で勝利して第3位になりました。

Q.オリンピックの女子サッカーはどうなっているの?

オリンピック女子サッカー競技は、1996年に開催されたアトランタオリンピックから正式種目に認定されました。オリンピックの男子サッカーには「23歳以下(但し、3名までのオーバーエイジ枠あり)」の年齢制限がありますが、女子には年齢制限はありません。
1996年と2000年大会は、それぞれ前年に開催されたFIFA女子ワールドカップの上位チームが出場、2004年のアテネオリンピックから大陸別地区予選が行われるようになりました(大会方式などは、各大陸によって異なります)。

Q.SAMURAI BLUEやなでしこジャパンのファンクラブはあるの?

日本サッカー協会では、SAMURAI BLUE(日本代表)やなでしこジャパン(日本女子代表)をはじめとする個々の代表チームのファンクラブは設けていません。
ファンクラブとは異なりますが、日本サッカー全体の普及・強化活動の支援を目的に1977(昭和52)年に設立された日本サッカー後援会という組織があります。
※日本サッカー後援会の詳細はこちら

Jリーグ/全国リーグ
Q.国内のサッカー全国リーグってどうなっているの?

男子サッカーはJリーグを頂点に、アマチュアトップの日本サッカーリーグ(JFL)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造となっています。それぞれのリーグ間で昇降格があることでリーグ全体の活性化とチームや選手のレベルアップが図られています。

Q.Jリーグってどんなリーグ?

Jリーグは、日本のプロサッカーリーグです。リーグを統括する公益社団法人日本プロサッカーリーグは1991年11月1日に設立されました。1992年、Jリーグの前哨戦となるJリーグヤマザキナビスコカップ(現、JリーグYBCルヴァンカップ)を経て、1993年5月15日に開幕。日本初のプロサッカーリーグとして人気を博し、日本サッカーの実力も飛躍的に向上しました。10クラブでスタートしたJリーグは、2023年現在、60クラブ(J1:18クラブ、J2:22クラブ、J3:20クラブ)にまで拡大。サッカーの発展のみならず、ヨーロッパ型の「地域に根差したスポーツクラブ」を目指して、地域スポーツの振興などに力を注いでいます。
※Jリーグ公式サイトはこちら

Q.Jリーグの選手はみんなプロなの?

プロ契約には、A契約、B契約、C契約、フットサル契約があり、それぞれ契約期間や報酬(上限)などが異なります。
クラブのトップチームは、J1はプロA契約を締結した選手を15名以上、J2はプロA契約選手を5名以上、J3はプロ選手を3名以上保有しなければならないという条件があります。
※「Jリーグ規約」はこちら

Q.Jリーグの試合では外国人の選手は何人、出られるの?

Jリーグの外国人枠ルールでは、プロ契約を締結した外国籍選手は国籍にかかわらず1チーム3名まで、さらにアジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手を1名、合計4名まで登録することができます。ただし、アマチュア選手または20歳未満のプロC契約選手を登録する場合は、5名まで登録が可能です。
なお、アマチュアまたはプロC契約の外国籍選手が年度の途中でプロC契約以外の契約に移行する場合、その年度に限り3名枠を超えて登録できますが、外国籍選手の総数は5名までとなります。

Q.Jリーグのアカデミーって何?

Jリーグの各クラブはU-18、U-15、U-14(J1、J2のみ/チーム登録上U-15チームに含まれる)、U-12、U-10のチームを保有または関連する法人内に置くこととしており、これらをJリーグアカデミーと呼んでいます。
U-12とU-10のチームについては、当該年齢におけるサッカースクールまたはクリニックで代替することができます。

Q.「JFA・Jリーグ特別指定選手」って何?

サッカー選手として最も成長する年代の選手に「個人の能力に応じた環境」を提供する制度です。特別指定選手に選ばれた選手は、全日本大学サッカー連盟、全国高等学校体育連盟、またはJクラブ以外の日本クラブユース連盟所属のチームに登録したまま、受け入れ先のJクラブの選手としてJリーグなどの試合に出場することができます。
※詳細はこちら

Q.JFLって何?

国内におけるアマチュア最高峰の全国リーグで、企業チーム、Jリーグ参入を目指すクラブなど、2023年シーズンは15チームが加盟しており、2回戦総当たりの1シーズン制(ホーム&アウェイ方式)で順位を決しています。J3リーグ、地域リーグとの入れ替え戦も実施されています。
※詳細はこちら

WEリーグ/女子サッカー全国リーグ
Q.国内の女子サッカーリーグってどうなっているの?

女子サッカーはWEリーグを頂点に、アマチュアトップのなでしこリーグ(1部、2部)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造となっています。アマチュアのリーグ間では昇降格があります。

Q.WEリーグってどんなリーグ?

WEリーグは日本女子サッカーのプロリーグです。2021年9月に11チームで開幕しました。WEリーグとはWomen Empowerment Leagueの略称で、「日本に“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す」という意味が込められています。
9月に開幕し、5月に閉幕する「秋春制」が採用されており、当面は降格なしのエキスパンション型を取ることになっています。
※WEリーグ公式サイトはこちら

Q.なでしこリーグって何?

なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は1999年にスタートした女子の全国リーグで、2021年にWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)が発足するまでは、日本女子サッカーの最高位リーグとしての役割を担ってきました。
2023年現在、12チームからなる「なでしこリーグ1部」と、10チームからなる「なでしこリーグ2部」があり、アマチュアのトップリーグとして日本女子サッカーの強化と普及に寄与しています。
※なでしこリーグ公式サイトはこちら

Q.「なでしこジャパン海外強化指定選手」って何?

海外強化指定制度とは、なでしこジャパン(日本女子代表)が世界トップを目指すために導入された制度で、なでしこジャパンの核となる選手を対象に、海外で高いレベルのトレーニング・試合を経験させ、個人の強化を図ることを目的としています。
※詳細はこちら

Q.「JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手制度」って何?

男子の特別指定選手制度と同じように、サッカー選手として最も成長する年代の選手に「個人の能力に応じた環境」を提供する制度です。
指定選手に認定された選手は所属チームに登録したまま、WEリーグおよびなでしこリーグ1部の加盟チームの選手として活動したり、同リーグの公式試合に出場したりすることができます。
※詳細はこちら

Q.日本の女子サッカー人口(JFA登録選手数)は?

種別の「女子」チームに登録している選手は28,000人あまりですが、第4種年代の女子チームならびにその他の男子チームで活動(登録)する選手はこの中には含まれていません。
※「データボックス」はこちら

Q.「JFAなでしこひろば」って何?

日本サッカー協会(JFA)は、サッカー未経験者や初心者でも気軽にサッカーを楽しめる場として「JFAなでしこひろば」という女性/女子対象のイベントを行っています。キッズから大人まで、全ての女性が参加できます(一部、練習メニューの内容によっては対象年齢を定めている場合もあります)。
※「JFAなでしこひろば」はこちら

Fリーグ/フットサル全国リーグ
Q.フットサルの語源は?

サッカー(football)は、スペイン語で Futbol、ポルトガル語で Futebol。部屋(saloon)は、Sala と Salão。 フットサルは、これらの言葉の "Fut" と "Sal" とを合成させて作った言葉で、屋内でプレーするサッカー(室内サッカー)のことを言います。1994年、国際サッカー連盟(FIFA)が"5人制室内制サッカー"を「フットサル(Futsal)」と変更したことから、この名称が広く使われるようになりました。

Q.フットサルってどんな競技?

フットサルは、5人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる競技です(1人はゴールキーパー)。試合中の交代数に制限はありませんが、国際サッカー連盟(FIFA)や各大陸連盟主催の公式大会では最大9人の交代が認められています。小さなスペースでプレーできるということもあり、キッズから女性、シニアまで幅広い層から親しまれています。
※日本フットサル連盟公式サイトはこちら

Q.フットサルの歴史は?

サッカーと同様に室内サッカーも世界各国で楽しまれてきました。大別すると、南米を中心に、弾まないボールを使って発展した「サロンフットボール」と、イギリスからアメリカ、オーストラリアへと広まり、それぞれの独自のルールで発展してきた「インドアサッカー」と2つのタイプがあります。
国際サッカー連盟(FIFA)はそれらの競技を参考に1988年に5人制室内サッカーのルールを制定。これが現在のフットサルの原型とされます。

Q.国内のフットサルリーグってどうなっているの?

フットサルは、男子のFリーグ(日本フットサルリーグ)、女子の女子Fリーグ(日本女子フットサルリーグ)を頂点に、男女別に全国リーグが展開されています。

Q.フットサルの公式大会にはどんなものがあるの?

フットサルはその特性から男女幅広い年代でプレーされています。日本サッカー協会(JFA)が主催するフットサルの公式大会は、以下の通りです。

日本フットサルリーグ(Fリーグ)/日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)/JFA 全日本フットサル選手権大会/全日本大学フットサル大会/JFA 全日本 U-18 フットサル選手権大会/JFA 全日本 U-15 フットサル選手権大会/JFA 全日本 U-12 フットサル選手権大会/JFA 全日本女子フットサル選手権大会/JFA 全日本 U-15 女子フットサル選手権大会

Q.日本のフットサルリーグはいつ始まったの?

日本サッカー協会(JFA)が本格的にフットサルの普及に着手したのは2003年です。「キャプテンズ・ミッション」(当時)の一つに「フットサルの推進」を掲げ、普及や各種大会の創設、環境整備を推し進めてきました。その後、日本フットサル連盟と共にフットサルの全国リーグを立ち上げることを決め、2007年、8チームからなる「日本フットサルリーグ(Fリーグ)」を発足させました。フットサルの急速な普及に伴い、2018年からは2部制を導入。2022-23シーズンはディビジョン1が12チーム、ディビジョン2が9チームで行われています。
2017年には「日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)」も創設され、当初7だったチーム数は2023年現在、10チームにまで増えています。 なお、2022年からは日本フットサルトップリーグが両リーグを運営しています。
※Fリーグ公式サイトはこちら
※日本女子フットサルリーグ公式サイトはこちら

Q.フットサルのワールドカップはあるの?

国際サッカー連盟(FIFA)は1989年、「第1回FIFA5人制室内サッカー世界選手権(現、FIFAフットサルワールドカップ)」を創設。JFAは同大会に向けてフットサル日本代表チームを編成しました。1992年の第2回大会以降は、4年に一度開催されています。
アジアでは、AFCフットサルアジアカップがワールドカップの予選を兼ねており、日本は過去4回(2006、2012、2014、2022)優勝しています。ワールドカップでは2012年タイ大会、2021年リトアニア大会においてベスト16の成績を収めました。
今後、女子のフットサルワールドカップも創設される予定です。
※「フットサル日本代表」情報はこちら
※「フットサル日本女子代表」情報はこちら

ビーチサッカー
Q.ビーチサッカーってどんな競技?

ビーチサッカーは、その名が表す通り、砂の上で行うフットボールです。フットサルと同じく1チーム5人でプレーします。試合時間は12分間の3ピリオド制で、選手交代は自由。ボールはサッカーと同じ5号球の大きさですが、シューズの着用が認められないため、専用のボールを使用します。砂で地形が不規則なので、ボールを浮かせる足技などアクロバティックで華やかなプレーが魅力です。
※『ビーチサッカー競技規則』はこちら

Q.ビーチサッカーの国内リーグはあるの?

2005年に国際サッカー連盟(FIFA)がビーチサッカーを公式競技として認定したことを受け、日本サッカー協会(JFA)は2006年に全国ビーチサッカー大会(現、JFA全日本ビーチサッカー大会)を創設しました。
JFAが主催するビーチサッカーリーグはありませんが、JFAの評議員推薦加盟団体でもある一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)が、全国8地域でのリーグ戦、およびその上位チームによる地域リーグチャンピオンシップを主催しています。
※日本ビーチサッカー連盟公式サイトはこちら

eスポーツ・サッカー
Q.eスポーツ、eサッカーって何?

「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことを言います。
国際サッカー連盟(FIFA)が2004年に「FIFAインタラクティブワールドカップ(FIFAe World Cup)」と称したeスポーツ・サッカーの世界大会を創設したほか、アジアでも2007年から「アジアインドアゲームズ」(主催:アジアオリンピック評議会)の正式種目になっていました。
日本サッカー協会(JFA)は2016年11月の理事会で、eスポーツ・サッカー事業を創設することを決定。2018年5月に開催された第74回国民体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)の文化プログラムの一環として全国初の都道府県対抗eスポーツ選手権が行われることになり、JFAは日本eスポーツ連合と共に同大会の予選から運営に協力しました。2019年2月にFIFAが「FIFA19」を使用した国別対抗戦「FIFAe Nations Cup」を創設したことを受け、サッカーe日本代表を編成して同大会の地域予選に出場するなど、代表活動を中心にeスポーツ・サッカーの普及と強化に取り組んでいます。

各種全国大会/ユース年代のサッカー
Q.全国リーグのほかにどんな大会があるの?

日本サッカー協会(JFA)は各年代、各カテゴリーのチームが参加できる各種大会/リーグを整備しています。
原則として年齢制限のない選手で構成される第1種のチーム(Jクラブをはじめ、社会人チーム、クラブチーム、大学/専門学校チームなど)が出場する各種大会のほか、第2種(U-18)、第3種(U-15)、第4種(U-12)、女子、シニア、フットサル、ビーチサッカーとカテゴリー別に各種大会が行われています。
※詳細はこちら

Q.JFAアカデミーって何?

サッカーのみならず国際社会にも貢献できる真のリーダーの養成を目指し、日本サッカー協会(JFA)は2006年、福島県に中高一貫(6年制)のエリート養成機関「JFAアカデミー福島」を開校しました。才能ある選手を長期的視野に立って育成しようというもので、「世界トップ10を目指した個の育成」「世界基準を日常に」をキーワードとしています。
2009年には熊本宇城校(熊本県)、2021年には堺校(大阪府)、2015年には今治校(愛媛県)が開校しました。熊本宇城校は中学男子を対象とする3年間の活動、堺校および今治校は中学女子を対象とする3年間の活動です。いずれも平日は寮生活をしながらアカデミーでサッカー指導や専門の教育を受け、週末はそれぞれが地元に戻り、所属するチームで活動するというロジング形式(寄宿制)をとっています。
2011年の東日本大震災の後、静岡県で活動していた福島校は、男子が2021年4月から福島での活動を再開しました。2006年当初と比べて国内のユース年代を取り巻く基盤が整備されたことから、中高一貫から中学3年制に変更。2021年から段階的に福島への帰還を進め、2023年には中1から中3までの全学年がそろいました。女子はこれまで通り、中高一貫の6年制で、静岡で活動していたアカデミー生は2024年に福島に戻り、その年の4月に入学する中学1年生に加え、その時点で在籍している中2から中3の5学年が一斉に帰還することになっています。
※詳細はこちら

Q.ナショナルトレセンって何?

ナショナルトレセンとは「ナショナルトレーニングセンター制度」の略で、有能な選手を年代ごとに集め、充実した環境で一定期間指導する日本型の選手育成システムです。日本におけるユース年代の強化・育成のための中心的施策として1980年から本格的な活動が開始されました(女子は2005年度より本格的整備が開始)。地区→都道府県→地域→全国、とレベルごとに選抜される仕組みになっており、トレセンを経験した選手から各年代の日本代表選手の多くが選出されています。
現在は、男子がU-12(12歳以下)、U-14(14歳以下)、U-16(16歳以下)、女子はU-12、U-15(15歳以下)の年齢区分でそれぞれの年代に適した指導がなされています。
※詳細はこちら

Q.JFAエリートプログラムって何?

2003年にスタートした、U-13/U-14年代の男女選手を対象とするプログラムで、ユース年代の代表につなげる役割を担っています。
男子はナショナルトレセンU-13/14の活動内容と連動し、各年代で年4回、キャンプや遠征を行っています。2018年からは幅広い選手発掘の機会を設けるべく、9月1日以降に生まれた選手のみを対象にエリートプログラムフューチャーキャンプを開催しています。
女子は地区・都道府県トレセンから選手を選出し、U-13・14それぞれ年3回、キャンプや遠征を行っています。いずれも、ロジカルコミュニケーションスキルや食育をはじめとしたオフザピッチ(サッカー以外)のカリキュラムもとり入れながら、韓国の同年代の代表チームとの合同キャンプや対抗戦などを通じて強化を図っています。
※詳細はこちら

キッズ~U-12年代のサッカー
Q.キッズプログラムって何?

外遊びが減った現代の子どもたちに遊びや運動を通じて心身の健康と情操を育む目的で、2002年、キャプテンズ・ミッション(当時)の一つとして「JFAキッズプログラム」を立ち上げました。未就学児を対象にした活動で、2003年から47都道府県サッカー協会と共に各地の保育園や幼稚園でボール遊びなどを教える巡回指導をスタート。現在は「巡回指導」に加え、「フェスティバル」「指導者(キッズリーダー)養成」の三本柱を軸に取り組んでいます。
※詳細はこちら

Q.「JFAチャレンジゲーム」って何?

日本サッカー協会が作成した個人向けのプログラムで、子どもたちが楽しみながらさまざまな動きやテクニックが習得できる内容になっています。8歳(小学2年生)以下を対象とする初級版の「めざせクラッキ!」と9歳(小学3年生)以上を対象とする中級~上級者版の「めざせファンタジスタ!」の2つがあります。

Q.JFAフェスティバルって何?

 ボールを蹴る楽しさや体を動かす喜びを多くの人々に味わってもらうために開催しているイベントで、「JFAキッズサッカーフェスティバル」「JFAレディース/ガールズサッカーフェスティバル」「JFAファミリーフットサルフェスティバル」「JFAユニクロサッカーキッズ」「JFA Magical Field Inspired by Disney」(ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch Premium”、ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch、「JFAなでしこひろば“Second Touch”」)など多彩なフェスティバルを全国各地で開催しています。

Q.8人制サッカーって何?

日本サッカー協会(JFA)は、「Players First」の考えの下、U-12年代(小学生年代)のサッカーにおいて8人制サッカーを奨励しています。 8人制サッカーはこの年代に適したハーフピッチで行われ、いつでも自由に交代できます。ボールに関わる回数が増えることで、基本的な技術や判断力を養うことができるだけでなく、常に攻守に関わり続けながらゴール前の場面を多く経験できるため、得点力や守備力の向上にもつながります。
JFAは、全ての選手が試合に出場し、練習で身につけた技術や戦術を試したり、試合の中で見つけた課題を仲間と練習したりしながら、サッカーを楽しみ、サッカーを通して規則や規律を学び、フェアプレー精神やリスペクトの心を育んでいきたいと考えています。
※「育成年代のゲーム環境に関するガイドライン」はこちら

Q.グリーンカードって何?

日本サッカー協会がU-12以下の選手の大会を対象にフェアプレーを推進するために導入しているカードで、審判がフェアプレー精神を発揮した選手に対してグリーンカードを示します。例えば、ケガをした選手への思いやり、意図していないファウルプレーの際の謝罪や握手、自チームのボールが境界線から出た時などを自己申告する行為、問題となる行動を起こしそうな味方選手を抑制する行為を示した選手、またチームが試合を通じて警告も退場も受けず、終始フェアな態度で試合に臨んだチームにも、グリーンカードが示されます。

障がい者サッカー
Q.障がい者サッカーにはどんな種類があるの?

障がい者サッカーには、アンプティサッカー(切断障がい)、CPサッカー(脳性麻痺)、ソーシャルフットボール(精神障がい)、知的障がいサッカー、電動車椅子サッカー、ブラインドサッカー(ロービジョンフットサル含む)、ろう者サッカーの7つの競技があります。
日本サッカー協会(JFA)は2014年5月15日、「Football for All サッカーを、もっとみんなのものへ。」を合言葉に「JFAグラスルーツ宣言」を行いました。年齢や性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、誰もがスポーツ価値や喜びを享受でき、一人一人の個性が尊重される共生社会を実現することを目的にしたもので、2016年4月1日にはJFAが中心となって7つの障がい者団体(以下)を統括する組織「一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)」を設立しました。
JIFFはJFAの関連団体の一つとして、JFAと協働し、ビジョンの実現と障がい者サッカーの普及と強化を推進しています。

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)加盟団体
・特定非営利活動法人日本アンプティサッカー協会(切断障がい)
・一般社団法人日本CPサッカー協会(脳性麻痺)
・特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会(精神障がい)
・特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟(知的障がい)
・一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会(重度障がい等)
・特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(視覚障がい)
・一般社団法人日本ろう者サッカー協会(聴覚障がい)

※日本障がい者サッカー連盟公式サイトはこちら

ウォーキングフットボール
Q.ウォーキングフットボール(歩くサッカー)ってどんな競技?

歩いて行うサッカーです。早歩きは可能ですが、走ったり、ヘディングやスライティングをしたりするなど、危険を伴うプレーは禁止されています。年齢や性別、スポーツやサッカーの経験の有無、初心者・経験者のスキル差などを気にせず、誰でも気軽に試合に参加することができます。小さなお子さんと手をつないでプレーすることも可能です。
ウォーキングフットボールは2011年7月にイングランドで行われた55歳以上の高齢者の健康のためのサッカーが原点と言われています。日本サッカー協会では、サッカー未経験者でも、運動が苦手でも、障がいがあっても怖がらずにプレーできるよう「非接触(ボールを取りにいかない)」という日本独自のルールを導入しています。
※詳細はこちら

監督、指導者
Q.サッカーの指導者には資格が必要なの?

日本サッカー協会は、指導する対象者の年齢やレベル、目的などによって体系化した指導者資格制度を制定しています。S級コーチライセンスのほか、それに準ずるA-Proライセンス、A級コーチジェネラルライセンス、A級コーチU-15ライセンス、A級コーチU-12ライセンス、B級コーチライセンス、それに準ずるエリートユースBライセンス、C級コーチライセンス、D級コーチライセンス、キッズリーダーがあります。

また、指導者付加ライセンスとして、ゴールキーパーの指導者を対象とするゴールキーパーA級コーチライセンス、およびゴールキーパーレベル1コーチライセンス、ゴールキーパーレベル2コーチライセンス、ゴールキーパーレベル3コーチライセンスがあるほか、フィジカルフィットネスに関する指導者向けのフィジカルフィットネスC級コーチライセンスがあります。
それぞれの指導者養成講習会に参加し、講習会を修了した者に各ライセンスが付与されます。
※詳細はこちら
※A-Proライセンスの詳細はこちら

Q.Jリーグ(プロチーム)の指導者は、どういう資格が必要なの?

Jリーグのトップチームの監督は、S級コーチライセンス、または、S級コーチライセンスと同等以上の資格を有している必要があります。
※詳細はこちら

Q.日本代表チームの監督になるにはどういう資格を持っている必要があるの?

Jリーグのトップチーム同様にS級コーチライセンスを保有していること。基本的にはS級と同等以上の資格を有していなければなりません。
※詳細はこちら

Q.女子でS級コーチライセンスを持っている指導者はいるの?

2023年6月1日現在、女性でS級コーチライセンスを保有している指導者は9人います。

Q.A-proライセンスって何?

A-Proライセンスは、2021年のWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)開幕に伴い、女性指導者を対象に時限的に新設されたライセンスで、正式名称は「Associate-Pro(A-Pro)ライセンス」といいます。
S級コーチに準ずるライセンスに位置付けられ、資格保有者はWEリーグに加盟するクラブのプロチームやWEリーグ所属のプロ選手を指導することができます。また、経験を積んでコンバージョン(転換)試験に合格すればS級コーチの認定を受けることができます。
女性指導者の活躍を後押しし、日本サッカー全体の発展につなげること、同時に、女子サッカー発展のため‟次世代をけん引する“女性リーダー”の養成も目的としています。
※詳細はこちら

Q.フットボールカンファレンスって何?

2年に一度、日本サッカー協会(JFA)に登録する全国の指導者を対象に開催しているカンファレンスです。国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)などから講師を招聘し、世界のサッカーのトレンドやJFAの取り組み、考えなどさまざまな情報や知見を共有する場となっています。

レフェリー(審判員)
Q.審判員は級によって担当できる試合が異なるの?

審判員の資格には、サッカー1級、女子1級、2級、3級、4級、フットサル1級、2級、3級、4級があります。
4級審判員は都道府県サッカー協会を構成する支部・地区協会/市区郡町村傘下の団体、連盟が主催する試合を、3級審判員は都道府県協会が主催する試合、2級は地域協会が主催する試合を、1級、女子1級審判員は、日本サッカー協会が主催する試合の審判員を担当することができます。
Jリーグを担当する審判員(主審、副審)は、1級審判員の資格を有していなければならず、さらに、Jリーグの担当審判員に課せられた体力テストに合格しなければなりません。この体力テストは、国際審判員の基準と同様のものです。
なお、育成年代のリーグ戦化などに伴い、ユース審判員(3級/4級における18歳未満・15歳未満の審判員)も全国各地で活躍しています
※審判制度概要はこちら

Q.審判員資格を取得するにはどうしたらいいの?

審判になるためには、まずは、都道府県サッカー協会が主催する4級審判員取得講習会を受講する必要があります。その後、3級、2級、女子1級(女性のみ)、1級、と昇級試験を受けます。1級、女子1級審判になるためには、日本サッカー協会(JFA)または地域サッカー協会が主催する認定審査会に参加し、審査に合格しなければなりません。
フットサルもサッカー同様に1級から4級の資格があります。しかし、サッカーのように女子1級という資格はなく、女性も男性と同様、1級の認定試験に合格する必要があります。
ビーチサッカーについては、現時点では資格制度がなく、フットサルの審判員がビーチサッカーの審判員を担当しています。
なお、すべての審判員は年1回、更新講習会に参加することが義務付けられています。3級・4級審判員については、インターネット上で実施している更新講習(JFAラーニング)を受講できます(フットサル3級・4級も同様)。
※審判登録制度の詳細はこちら

Q.日本に審判員は何人いるの?

こちらをご覧ください。

Q.国際審判員になるにはどうしたらいいの?

サッカー国際審判員(男女主審、男女副審)は、1級審判員および女子1級審判員の中から選出されます。
日本サッカー協会から国際サッカー連盟(FIFA)に推薦された後、FIFAによって承認されます。
FIFAから国際審判員として認定された審判員は、FIFAやアジアサッカー連盟(AFC)から指名を受けて国際試合を担当します。また、フットサル国際審判員(男女)およびビーチサッカー国際審判員は、原則フットサル1級審判員の中から選出され、同様にFIFAに推薦し、承認されれば、FIFAやAFCからの指名を受けて国際試合の審判員を務めます。
国際審判員になるには、国際審判員体力テストに合格しなければなりません。
※詳細はこちら

Q.FIFAワールドカップに審判員としてアポイントされるためにはどうしたらいいの?

FIFAワールドカップ(各年代含む)の審判員は、国際審判員の中から選出されます。
日本サッカー協会が国際審判員としてふさわしい者を国際サッカー連盟(FIFA)に申請し、FIFAが承認するものです。大会前にFIFAが候補者を選び、その後、FIFAのセミナーやFIFA主催の各種国際大会での評価、体力テストなどを経て、最終的にワールドカップを担当する審判員を選出します。

Q.国際審判員に年齢制限はあるの?

国際審判員は、男女ともにその年の1月1日現在、45歳以下でなければなりません。

Q.これまでにFIFAワールドカップやオリンピックの舞台に立った日本人レフェリーは?

日本人審判員が初めて国際大会にアポイントされたのは1964年の東京オリンピックで、福島玄一と横山陽三が主審を、浅見俊雄、早川純正、池田太郎、丸山義行、佐藤弘が線審(現、副審)を務めました。
FIFAワールドカップでは、丸山義行が日本人として初めてその舞台に立ち、線審を担当。以降、多くの審判員が世界の大舞台で審判員を務めています。また、2022年にカタールで開催された男子サッカーのFIFAワールドカップでは、史上初めて3人の女性審判員がアポイントされました。日本からは山下良美審判員が選出され、グループステージのベルギー対カナダ戦など6試合で第4の審判員を務めました。
※「世界の舞台に立った日本人審判員」はこちら

Q.日本にプロの審判員はいるの?

日本サッカー協会は2002年、トップレフェリーが審判活動に専念できる環境を整備することを目的にスペシャルレフェリー(現、プロフェショナルレフェリー/PR)制度を導入しました。プロフェショナルレフェリーは、審判活動によって主たる収入を得ており、専任審判インストラクターや審判フィットネスインストラクターによる特別プログラムが提供されるなど環境が整えられています。
※プロフェッショナルレフェリー(PR)の一覧はこちら

Q.Jリーグを担当できる審判員は?

Jリーグを担当する審判員(主審、副審)は、1級審判員の資格を有していなければなりません。さらに、1年間を通して評価され、翌年の担当するカテゴリーを審判委員会が決定します。
※詳細はこちら

Q.Jリーグの審判員に定年はあるの?

Jリーグの審判員は、体力テストに合格すれば年齢にかかわらずJリーグを担当することができます。

Q.1級審判員は男性しか取得できないの?

女性も「1級審判員」の資格を取得することができます。
女性限定の資格として、第2種、第3種,第4種および女子の試合を担当できる「女子1級審判員」という資格もありますが、Jリーグや日本フットボールリーグ(JFL)など第1種の大会を担当する女性審判員が増えていることから、2024年4月以降は性別に限定した審判資格を廃止し、「サッカー1級審判員」に統一することとしています。

Q.ユース審判員って何?

ユース審判員は、3級/4級における18歳未満、15歳未満の審判員で、若年層の大会のリーグ戦化が進んだことに伴い、2012年から適用されるようになりました。2023年6月1日現在、9万7000人を超えるユース審判員が全国各地で活躍しています。

Q.審判員を指導する指導者(インストラクター)はいるの?

審判インストラクターが審判員を指導しています。
インストラクターの資格は、サッカーが4つ、フットサルは3つあります。
※詳細はこちら

Q.審判指導者(インストラクター)は何人いるの?

こちらをご覧ください。

Q.審判員が試合中に持っているものは?

主審の持ち物は、原則としてレッドカード、イエローカード、ホイッスル、コイン、時計、ペン、記録用カードです。副審は、原則としてフラッグ、時計、ホイッスル、ペン、記録用のカードです。
なお、日本サッカー協会では、U-12の大会においてグリーンカードを用いています。これは、フェアプレーやリスペクトの推進を目的に導入しているもので、フェアでリスペクトあふれるプレーや行動をした競技者に提示されます(ユース~少年サッカーの同項目参照)

Q.VARって何?

ビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)の略称です。スタジアムに設置されたビデオオペレーションルーム(VOR)で映像を見ながらフィールドの審判員をサポートする役割を担います。VARは、定められた必修訓練を受けた者のみが務めることができます。
国際サッカー連盟(FIFA)の主催大会で初めて導入されたのは2016年のFIFAクラブワールドカップで、FIFAワールドカップでは2018年のロシア大会で初めて導入されました。
国際サッカー評議会(IFAB:サッカーの競技規則を唯一、制定・改定できる組織)の承認を受けた組織、スタジアム、審判員でなければVARを置くことはできません。
※詳細はこちら

Q.AVARって何?

アシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー(Assistant Video Assistant Referee)の略称で、ビデオ・アシスタント・レフェリーVARやリプレイ・オペレーター(RO)とともにビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)でモニターをチェックし、VARをサポートする役割を担います。VARとAVARを合わせて「VARs」と表します。
通常の試合ではVAR1名、AVAR1名で試合を進めますが、ワールドカップなどではAVAR2~3名で行うこともあります。VARと同様に、定められた必修訓練を受けた者だけが務めることができます。
※詳細はこちら

Q.サッカーのルールブックはどこで買えるの?

「日本サッカー協会 Official Online Shop」でご購入いただけます。
なお、本サイトの『競技規則』ページからもダウンロードできます。

その他
Q.日本代表のオフィシャルグッズなどはどこで買えるの?

本サイト(JFAオフィシャルサイト)トップページの「チケット/ショップ」から「JFA STORE(日本サッカー協会 オフィシャルストア)」をご覧ください。JFAのメンバーシップアプリ「JFA Passport」からもアクセスすることができます。
※「JFA STORE」はこちら
※「JFA Passport」はこちら

Q.日本サッカー協会(JFA)が発行している出版物はどこで買えるの?

「日本サッカー協会 Official Online Shop」でご購入いただけます。
JFAの取り組みや主催大会の記録が分かる月刊機関誌『JFA news』をはじめ、主催大会の公式プログラムなどを販売しています。
※「日本サッカー協会 Official Online Shop」はこちら

Q.日本サッカー協会(JFA)のマークは自由に使えるの?

JFAのマークの商用利用はできません。また、SAMURAI BLUE(日本代表)のロゴ、エンブレム、なでしこジャパン(日本女子代表)のロゴなども新聞や雑誌など定期刊行物、テレビの報道番組などスポーツ報道を目的とした記事を除いて、無断で使うことはできません。
SAMURAI BLUEやなでしこジャパンの名称を使った商業活動や広告・宣伝活動も許可なく行うことはできません。
※詳細はこちら

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー