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ツネログコラム#4「地域とともに日本サッカーを盛り上げる」
2024年12月28日

47都道府県サッカー協会(47FA)の皆さんとしっかりとコミュニケーションを取り、施策や課題を共有していくべくスタートした47FA訪問会議。9月から全国各地を回り、2024年末の時点で3分の1ほどが終わりました。
各FAの現状を理解し、それぞれに違う課題があることを認識できる機会となっており、私にとって非常に有意義な時間になっています。顔を合わせて話をしていくことで、皆さん一人ひとりとの距離もより近づけたのではないかとも思っています。できる限り早くすべて回り切りたいと考えています。
10月27日には鹿児島県サッカー協会創立75周年記念式典に出席する機会がありました。全国規模でスタジアムの新設が広がっていくなか、鹿児島ユナイテッドFCのホームタウンである鹿児島市においても、その議論が行われています。下鶴隆央市長とのトークセッションのなかで、スタジアムができた暁にはSAMURAI BLUE (日本代表)に試合をしてもらえるのか、との要望もありました。スタジアムの規模やアクセス面なども考慮しなければなりませんが、可能性としては「ある」と思っています。世界で活躍する選手たちのプレーを直に見ることが、普及にもつながっていくはずですから。たとえSAMURAI BLUEが難しい場合でもアンダーカテゴリーの代表を含めていろいろと可能性を探っていけるのではないかと考えています。
地方で開催する意義を強く感じたのが、6月にエディオンピースウイング広島で行ったシリア代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選でした。広島で日本代表が試合をしたのは実に20年ぶりで、スタンドからファン、サポーターのワクワクした感情が私にも伝わってきて、とても新鮮な気持ちになりました。
選手たちにはロッカールームで「これだけの雰囲気をつくってくれたことに感謝しつつ、応援してくれる人たちを幸せな気持ちにすることが、われわれ代表チームに与えられた役割だ」と言いました。これは私が現役時代、ジーコ監督が語ってくれた言葉です。
11月の同アジア最終予選 (対インドネシア代表、中国代表)は放映権を持つDAZN (ダゾーン) が無料配信し、多くの人に試合を観てもらえたのではないでしょうか。日本サッカー協会(JFA) にも「最終予選の試合を観ることができないのは残念」という声が寄せられていただけに、DAZNさんの協力にあらためて感謝を申し上げたいと思います。この無料配信を一つ例にとっても、日本サッカーをみんなで一緒になって盛り上げていこうよという空気を感じています。JFA、Jリーグ、WEリーグ、そして47FAを含めて関係各所みんなが一緒になって、日本サッカーのために力を合わせてやっていくことが大切だと感じています。
2024年が終わろうとしています。皆さんのご尽力があって素晴らしい1年にすることができました。さらなる飛躍が期待されるSAMURAI BLUE、新体制に移行するなでしこジャパン (日本女子代表)にとっても、そして日本サッカー界にとっても明るい2025年が待っていると信じています。
2024年12月
公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖
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