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ツネログコラム#5「パートナーとともに取り組む復興支援」
2025年01月28日

能登半島地震から1年が過ぎました。昨年9月には奥能登豪雨が発生するなど被災地は今なお厳しい状況が続いています。日本サッカー協会(JFA)は石川県サッカー協会、全国のサッカーファミリー、そしてパートナー各社と力を合わせて物資支援、サッカー教室などさまざまな形で復興支援活動に取り組んできました。これからも継続して被災地に寄り添った支援を行ってまいります。
復興支援活動の中でエポックメイキングなことだと思えたのが、昨年6月に高円宮記念JFA夢フィ ールドで行った「夢キャンプ2024 with SAMURAI BLUE」でした。
被災エリアの小学生チームを招待して、日本代表選手らと交流する機会をつくりました。画期的だったのは多くのパートナー企業が一緒になって協力してくれたこと。企業としても被災地の皆さんのために何か力になりたいと思っていてもそのノウハウがなかったり、情報がなかったりと、動きたくともなかなか動けない状況があったのかもしれません。この「夢キャンプ」ではJFAがハブになって、移動、宿泊、備品の手配、イベント運営、情報発信などパートナー各社それぞれの強みを活かしてもらいつつ、JFA含めて皆さんが一緒になって取り組むことで素晴らしいイベントにすることができました。
もう一つ言えば、このイベントは価値共創につながるものでした。われわれが目指す価値共創とは、複数が一体となって問題を解決していく中でサッカーがツールになり、われわれが人と人を結ぶブリッジになること。世のために良いこと、パートナーにとって良いこと、そしてサッカー界にとって良いことと、 「三方良し」であることが望む形です。価値共創は「JFA中期計画2023-2026」にも盛り込んだ「新たな成長モデルの構築」において大事な要素です。ただ、その言葉がどうも独り歩きして、JFA内でもなかなかイメージしにくかったところはあったかもしれません。
「夢キャンプ」を含めてちょっとずつ実例が増えていることで、各方面において理解が深まっていると感じています。社会的価値を高めていくことは、ひいては商業的価値を高めていくことにもなります。
話は変わりますが、昨年10月29日に韓国・ソウルにて「AFCアニュアルアワード2023」が開催され、パリオリンピックでU-23日本代表を率いた大岩剛監督が男子の年間最優秀監督賞、なでしこジャパン(日本女子代表)の清家貴子選手が女子の年間最優秀選手賞、波多野祐ーレフェリー が審判特別賞を受賞するとともに、JFAが年間最優秀協会賞(プラチナム)を受賞しました。
ガバナンスを含めて高く評価され、アジアサッカー連盟(AFC)加盟の47ある協会のなかで“一番”に選ばれたわけですからとても光栄に思います。また各国協会の会長と専務理事による会議が開かれ、いろんなプレゼンテーションがあった中、プロモーションの新しい視点を学ぶこともできました。こういったことも今後に活かしていければと考えています。
2025年1月
公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖
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