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ニュース

ユニバーシアード日本代表 ファーストラウンド3戦全勝で準々決勝に進出 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)

2017年08月24日

ユニバーシアード日本代表 ファーストラウンド3戦全勝で準々決勝に進出 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
ファーストラウンド(グループB)vs ユニバーシアードウルグアイ代表
2017年8月23日(水) キックオフ時間 16:00(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
Chang Gung University Stadium(チャイニーズ・タイペイ/新北市)

ユニバーシアード日本代表 2-1(前半1-0、後半1-1)ユニバーシアードウルグアイ代表

得点
29分 中野誠也(ユニバーシアード日本代表)
49分 旗手怜央(ユニバーシアード日本代表)
85分 失点(ユニバーシアードウルグアイ代表)

スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:岩崎尚将、鈴木準弥、宮大樹、岩武克弥
MF:柴戸海、重廣卓也、小池裕太、松田天馬
FW:中野誠也、旗手怜央

サブメンバー
GK:永石拓海
DF:菊池流帆、坂圭祐、岩崎尚将
MF:名古新太郎、脇坂泰斗、守田英正、三笘薫
FW:ジャーメイン良

交代
HT 小池裕太 → 脇坂泰斗
62分 旗手怜央 → ジャーメイン良
72分 鈴木準弥 → 坂圭祐
84分 柴戸海 → 名古新太郎

マッチレポート

ユニバーシアード日本代表は、8月23日(水)にファーストラウンドの最終戦となる第3戦を迎えました。対戦相手はウルグアイ。ともに2勝、勝点6での直接対決で、勝ったほうがグループ首位となります。

日本は第2戦から選手をがらりと変え、初戦に出場した選手を中心としたメンバーで試合に臨みました。序盤から両サイドを起点に攻め込む日本でしたが、ウルグアイのタフなコンタクトプレーに苦戦し、なかなか決定機を作れません。26分には、ウルグアイの選手がGKをかわして無人のゴールにシュートを放とうとします。しかしこれは、センターバックの鈴木準弥選手がクリア。日本は序盤最大のピンチをなんとか免れます。

チャンスが生まれたのは、このピンチのすぐ後でした。29分に柴戸選手が出した縦へのパスに中野誠也選手が反応。ペナルティエリア内で相手の裏に抜け出そうとしたところを倒され、ペナルティーキックを獲得します。これを中野選手自身が決め、日本が先制します。その後は日本が攻撃のリズムをつかみ、33分には旗手怜央選手の浮き球のパスを受けた松田天馬選手がシュート。35分にも、重廣卓也選手、松田選手とつないで、右サイドバックの岩武克弥選手がシュートを放つなど、何度となくいい形を作ります。

試合が再び動いたのは、後半開始早々の49分でした。旗手選手がドリブルで突破しゴール前にボールを運びますが「思ったより相手が食いついてくれなかった」ため、ボールを右サイドの松田選手へと預けます。ニアで中野選手が相手を引きつけると、旗手選手はファーに回り込み、松田選手からのクロスを頭で合わせ、追加点を挙げます。

さらなる追加点を狙う日本でしたが、ウルグアイのファウルが重なり、攻撃の連携ミスが目立ち始めます。脇坂泰斗選手、ジャーメイン良選手ら交代出場の選手がアグレッシブに攻め込みますが、交代の隙をつかれて85分には失点。しかし、その後はパワープレーに出たウルグアイの攻撃を防ぎタイムアップ。今大会初となる失点をウルグアイに許したものの2-1で勝利し、3戦全勝のグループ首位でファーストラウンドを突破しました。

準々決勝進出を決めた日本は、25日(金)にグループC2位で、前回大会優勝国のイタリアと対戦します。日本とは過去に6度対戦し、うち2回は決勝で対戦している因縁の相手です。前回大会では準決勝で対戦し、PK戦で敗れているだけに今大会でのリベンジを狙います。

監督・選手コメント

宮崎純一 監督
出場メンバーは、ほぼターンオーバーでいくことを考えているのですが、今日は選手のコンディションを重視しながら、決勝トーナメントに照準をあわせたメンバーを選びました。予想以上にウルグアイのファウルは悪質でしたが、それも南米の選手特有ということで選手たちにはいい教訓になれば、と思っています。ただ、南米らしいずる賢さといった部分で上回られないように相手を見て駆け引きをし、その中で得点を重ねるというところは、狙いとしていました。大会をトータルで考えると、グループ1位という結果は通過点に過ぎません。選手の真価が問われるのはこれからです。早速次の試合に向けて準備をしたいと思います。

MF #6 柴戸海 選手(明治大学)
この大会のように世界を相手に戦える機会はそうそうないですし、貴重な経験だと思っています。その中で荒いプレーをする相手や、最後の部分で足が伸びてくる相手と戦ってみて、日本人とは違う強さを感じました。これからの試合では、そうした部分が強い相手と対戦することになると思うので、自分たちもタフに試合をできるようにしたいと思います。個人的には直接ゴールに関わるプレーを増やしながら、守備で相手の攻撃の芽を摘むという部分を、この大会で磨いていきたいです。もっと自分自身にチャレンジをしていきたいと思います。

FW #16 旗手怜央 選手(順天堂大学)
国を背負って戦っている以上、消極的なミスで調子を落としている場合ではないと思っています。だからこの大会ではミスをしてもトライしようと考えています。クロスへの入り方については意識していた部分でもあったので、今日はそれがうまくいきました。自分で持ち込んでゴールする形もあるけれど、今日のようにうまく味方を使ってゴールを決めるという形も練習していたので、それが結果として出せてよかったと思います。

スケジュール

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)
8月19日(土) 2-0 vs マレーシア(Fu Jen Catholic University Stadium)
8月21日(月) 5-0 vs カナダ(Fu Jen Catholic University Stadium)
8月23日(水) 2-1 vs ウルグアイ(Chang Gung University Stadium)
8月25日(金) 19:30 準々決勝 vs イタリア(Chang Gung University Stadium)
8月27日(日) TBC 順位決定戦
8月29日(火) TBC 順位決定戦

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)

2017/8/18(金)~2017/8/29(火)
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