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ツネログコラム#26「FUTURE LEGACY MATCH in MIYAGI 2026/みんなで育むリスペクト」

2026年10月14日

ツネログコラム#26「FUTURE LEGACY MATCH in MIYAGI 2026/みんなで育むリスペクト」

皆さん、こんにちは。

今年は東日本大震災から15年という節目の年です。9月24日、キューアンドエースタジアムみやぎでのキリンチャレンジカップ2026の試合前に「FUTURE LEGACY MATCH in MIYAGI 2026」を開催しました。震災の記憶と教訓、そして復興への思いを次世代へつなぐべく、日本代表OB・OGを中心とするチームと震災の年に生まれた宮城県内のU-15選手のチームで対戦し、私も出場しました。この日のために業務の合間を縫って準備をしてきたつもりです。われわれも真剣モードでしたし、15分ハーフながら終わると足が張っていたくらいなかなかにハードでした。スタンドもかなり盛り上がっていたように感じました。

近年、全国各地において地震や豪雨など自然災害が続いています。防災意識や、支え合いの大切さについて考える機会を創出する意味においても、「FUTURE LEGACY MATCH」のような試みを定期的にやってみたらどうか、とあらためて思った次第です。

キューアンドエースタジアムみやぎには、2002FIFAワールドカップ、トルコ代表とのラウンド16以来、実に24年ぶりに訪れました。どのようなスタジアムだったか、だいぶ記憶が薄れていたのですが、整列してスタンドを見渡した瞬間にいろんなことが思い出されてちょっと感傷的にもなりました。

FIFAワールドカップ2026を終え、SAMURAI BLUE(日本代表)にとって新たなスタートとなったウルグアイ代表との試合は、後半アディショナルタイムに勝ち越しのゴールを挙げて3-1で勝利しました。28日にエディオンピースウイング広島で行われたベネズエラ代表との試合でも後半アディショナルタイムにPKを決めて2-1で勝利しています。

国際親善試合でも公式戦同様、最後の最後まで勝負にこだわる姿勢がますます強くなっているように感じています。来年1月に開幕するAFCアジアカップサウジアラビア2027で優勝するという意識、FIFAランキングを上げていくという意識がチームからは伝わってきます。新しい力を融合させながら、チーム力をさらに高めていってほしいと思います。

9月26日にはJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」にて2026年度リスペクトシンポジウムを開催しました。「審判員とのリスペクト」をテーマに置く中、中高生年代のユース審判員が指導者や観客から暴言を受けたという具体的な事例の報告もありました。

審判なくして試合はできません。もちろん、判定に対して疑問を感じたり、異なる意見を持ったりすることはあるでしょう。しかし、それが審判へのリスペクトを欠いた言葉や態度につながっていいわけではありません。特に育成年代では、若い審判員も安心してピッチに立てる環境を、サッカーに関わるすべての人でつくっていく必要があります。セーフガーディングの観点からも、審判へのリスペクトが当たり前になる環境をつくっていかなければなりません。そのためにも、JFAとしてしっかりとメッセージを発信していくつもりです。

2026年10月

公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖

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