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ツネログコラム#2「好発進した最終予選と次世代への期待」

2024年10月28日

ツネログコラム#2「好発進した最終予選と次世代への期待」

SAMURAI BLUE(日本代表)が素晴らしいスタートを切ってくれました。FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)が始まり、中国代表を埼玉スタジアム2002に迎えた初戦を7-0で勝利しました。試合の入りこそちょっと硬いかなとも感じましたが、先制点を取れたことでだいぶほぐれたように見えました。4点取ろうが5点取ろうが決して気を抜くことなく、“絶対にカウンターは食らわない”というチームの強い覚悟も伝わってきました。

もちろん最終予選は決して簡単な道のりではありません。欧州でプレーする選手がメンバーの大半を占めるなか、移動や時差を含めてコンディションを調整しながら試合に臨んでいく難しさとも戦っていくことになります。JFAとしても出来る限りのサポートをしたいと考えています。代表チームにはこの日の中国戦のようなテンションをずっとキープして戦ってほしいですね。しっかりと試合にコミットしつつ、いろんな選手の組み合わせによってチーム力を高めていくという作業にも取り組んでほしいと思っています。

代表チームで長らくキャプテンを務めてきた長谷部誠コーチ(アイントラハト・フランクフルト)が、日本代表コーチに就任してくれました。欧州のスタンダードをより共有できるという点においても大きな存在になっているように感じます。

同じグループにおいては初戦でオーストラリア代表がバーレーン代表にホームで敗れ、サウジアラビア代表はインドネシア代表に引き分けています。一発目の試合の難しさをあらためて感じるとともにアジアの出場枠が「8.5」に増えたことで、どのチームも目の色を変えて最終予選に臨んでいる印象を受けました。

8月にはパリオリンピックを現地で視察しました。男子も女子も残念ながらメダルには届きませんでしたが、よく戦ってくれたと思います。パリでは国際サッカー連盟のGianni Infantino会長と会談し、2031年のFIFA女子ワールドカップを日本で開催したいと直接、意欲を伝えることができました。アピールを続けていくことが大切ですから。

日本に帰国してからの印象深いトピックで言えば、視察したJFAバーモントカップ第34回全日本U-12フットサル選手権大会でしょうか。フットサルを通じて子どもたちは技術力をより高めていくことができ、磨いてきたテクニックを発揮できる貴重な場だと感じました。

代表の最終予選は10、11月と続きますが、なでしこジャパン(日本女子代表)も10月26日に「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」として国立競技場で韓国女子代表と試合を行うことが決まりました。良いスタートを切ってほしいと願っています。ぜひなでしこジャパンにも注目していただければと思います。

2024年10月

公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖

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