ブレイズ熊本ジュニアが9年ぶり4度目の熊本県代表に！

ブレイズ熊本ジュニア　1－0　ソレッソ熊本U-12V

熊本県大会は、ブレイズ熊本ジュニア（ブレイズ）が9年ぶり4回目の優勝を飾り、全国大会への切符を勝ち取りました。

決勝戦は、5連覇を目指すソレッソ熊本U-12V（ソレッソ）との対戦。序盤から、相手の最終ラインの背後を狙った配球でブレイズが押し込んでいきます。4分に得たFKは、廣田勇心選手の放ったシュートが右のゴールポストを直撃して先制ならず。するとその後は、徐々にソレッソがペースをつかんでいきます。しかしブレイズはGK藤本純弥選手、DF川田啓介選手を中心に堅い守りでしのぎ、前半は0－0で折り返しました。

後半もソレッソのペースで進み、22分には左サイドの角度のない位置から川西翼選手がミドルシュートを狙いますが、これもGK藤本選手がファインセーブ。さらに32分、33分とソレッソが立て続けにチャンスを作りますが決めきれません。反対に、全員で猛攻に耐えたブレイズが36分、遂に先制。自陣でGKから中盤を経由して左サイドへ展開、そこからのスルーパスを福田大耀選手が決めて均衡を破りました。

直後、前線にフレッシュな選手を送り出したソレッソは、終了間際に坂本一彩選手のシュートがネットを揺らしましたが、オフサイドで同点にはなりませんでした。そして迎えた歓喜の瞬間。応援に駆けつけたクラブの仲間や保護者の皆さんと一緒に喜びを爆発させた選手たちは、9年ぶりの全国大会で頂点を目指します。

監督・選手コメント

野元恒兵 監督（ブレイズ熊本ジュニア）
苦しい展開の決勝になりましたが、選手たちがよく頑張ってくれました。ソレッソが連覇を狙っていることはわかっていました。でも対戦相手がどうこうではなく、自分たちが何をしないといけないのかを選手たちがわかってくれたことが勝利に繋がったと感じています。全国大会では、日本一を目指して頑張ることに加えて、魅力あるサッカー、見てくださる方に感動を与えられるようなサッカーができればと思っています。

福田大耀 選手（ブレイズ熊本ジュニア）
皆で心を1つにして、最後まで気を抜かないで試合ができたことが良かったと思います。ソレッソ・服部友哉選手はセカンドボールを拾うのがうまいので、中盤でしっかり体を寄せることを皆で注意しました。押し込まれていても「これを乗り越えればきっとチャンスが来る」と思っていました。決勝点は何も考えず、感覚でシュートを打ちました。目標は日本一。相手を崩して、ゴールに繋げるサッカーをしたいです。

藤本純弥 選手（ブレイズ熊本ジュニア）
いつも通りにプレーできて、無失点に抑えることができて、良かったです。試合中はDFに対して厳しく行くようにと声をかけ合いました。後半最初の相手のミドルシュートにも、落ち着いて反応できたと思います。この大会を通してチームとして成長したことは、強いメンタル。戦う気持ちを1人1人が持てるようになったと思います。全国大会では、優勝を目標に頑張りたいです。

川田啓介 選手（ブレイズ熊本ジュニア）
先制点のアシストはできましたが、守備面では少し集中が足りませんでした。オフサイドでしたが、最後のシュートはゴールを決められたと思いました。試合が相手のペースだったので苦しかったです。でも自分たちのサッカーは通用したと思います。チーム一丸で頑張って、気持ちの切り替えなどの面でも成長できた大会でした。全国大会に向けての課題はロングパスの精度をもっと上げること、サイドからのシュートなどで攻撃に絡むことです。優勝が目標です。

野口明 選手（ブレイズ熊本ジュニア）
決勝はみんなで声をかけ合って雰囲気を盛り上げて臨みました。ソレッソの坂本一彩選手はスピードがあって対応が難しく、守備では大変な面もありましたが、川田啓介選手とうまく協力してチャレンジとカバーができました。前線の2人がよくボールをキープして、大事な場面で決めてくれたと思います。戦う気持ちを強く持って試合に臨めるところが自分たちの長所です。全国大会でもみんなで協力し合って、1試合ずつ大事に勝ち進んでいきたいです。

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  2位：ソレッソ熊本U-12V
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  3位：FC LISOL
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  4位：FC BIG WAVE