接戦の末にPK戦を制したシルフィードFCが、今年の愛知県代表に！

シルフィードFCジュニア　2－2（延長0－0、PK3－2）　刈谷南フットボールクラブ・A

愛知県大会はシルフィードFCジュニア（シルフィード）が念願の初優勝を飾り、全国大会への切符を手にしました。 刈谷南フットボールクラブ・A（刈谷南）との決勝戦は、前半開始10分までに2得点を挙げた刈谷南がまずは主導権を握りました。防戦一方のシルフィードでしたが、前半17分と後半6分に伊藤滉平選手が得意とする直接FKを鮮やかに決め、盛り返します。以降は一進一退の攻防が続き、試合は2－2のまま延長戦へ。刈谷南は前線の起点となっていた池田透麻選手の足がつるアクシデントもあり、シルフィードが押し込みましたが、逆転ゴールは生まれず。試合はPK戦へともつれ込みました。

PK戦の先行はシルフィードでしたが、1人目のキッカーを志願した後藤佳祐選手がポストに当てて失敗。対する刈谷南は池田虎弘選手と古久根一真選手が続けて成功し、リードします。しかし続く3本目、4本目は、シルフィードの小久保響選手と岩村彰大選手が成功したのに対し、刈谷南は続けて失敗してしまい、試合終了。真夏日の3試合目で延長・PK戦というタフな状況の中、歓喜の声を挙げることができたのはシルフィードでした。
初めての全国大会に、シルフィードの選手たちはみな笑顔。粘り強く優勝を勝ち取ったことで得た自信は、きっと全国の強豪相手から勝利する力となることでしょう。

監督・選手コメント

斉藤啓介 監督（シルフィードFCジュニア）
0-2にされた時は危ないかなと思いましたが、選手たちがしっかりと点を取ってくれました。ああいう場面でFKを決めてくれる伊藤滉平選手はやっぱりさすがだなと思いました。しかし今日、自分たちのスタイルが出せたかと考えてみると、5割程度かなと思います。もっとピッチを広く使い、横に動かしつつ、というサッカーがやりたかったのですが、そこは今後の課題。全国大会でも一戦一戦、ボールを動かしながら戦います。トレーニングしてきたことをどれだけ出せるかということが、こういう舞台では問われてくると思います。

小久保響 選手(シルフィードFCジュニア　キャプテン)
PK戦では最初の選手がシュートを外してしまったのでドキドキしましたが、GKが絶対に止めてくれると信じていました。試合は2点リードされましたが、みんなで落ち着いてボールをキープして、ゴールを狙っていこうと思っていました。それがシルフィードのサッカーですし、僕はこのサッカーが好きです。全国大会では、自分たちのパスサッカーをして、絶対に1対1では負けないようにして、ゴールを狙っていきたいです。目標は優勝です。絶対にできると思っています。

伊藤滉平 選手（シルフィードFCジュニア）
みんなで攻めて、みんなで守ったことで勝ち取ることができた優勝だと思います。決勝での2点のビハインドは本当に苦しかったですが、全国大会に行きたい気持ちを出してプレーしました。FKは得意です。今は中村俊輔選手（横浜F・マリノス）みたいに曲げるFKを蹴っていますが、大人になって力がついたらポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手みたいなブレ球を蹴れるようになりたいです。全国大会では1次ラウンドで負けないように、最初から全力を尽くします。個人的には1試合1得点を最低条件に、頑張りたいです。

植野晴聖 選手（シルフィードFCジュニア）
今日の試合はいきなり2失点してしまったのですが、これ以上は失点しないこと、あきらめずにやることを心がけました。こんな舞台はなかなかないので、楽しむことも忘れませんでした。失点は防げたと思うので悔しかったのですが、仲間にはあまりきつい言葉をかけずに、励ますようにコーチングしました。PK戦になった時は、ちょっとだけ「僕の出番だ」と思いました。全部止めてやろうという気持ちで、できるだけ体を大きく見せて守るようにしました。

田中陽 選手（シルフィードFCジュニア）
相手が強くて全然ドリブルで抜けなくて、シュートもあまり打てませんでした。2点リードされてからもずっとゴールを狙っていましたが、PK戦になった時は少し焦りました。好きな選手は日本代表の岡崎慎司選手です。だから今はヘディングを練習していて、センタリングが来たらすごくやる気が出ます。全国大会は強い相手ばかりだと思うので、チームでパスを繋いでゴールを狙いたいです。2得点はしたいです。

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  2位：刈谷南フットボールクラブ・A
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  3位：アクアジュニアフットボールクラブ春日井・A
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  3位：MFC．VOICE