ファナティコスが高崎FC中川をPK戦の末に下して7連覇を達成！

ファナティコス　0－0（PK　3－1）　高崎FC中川

15日、群馬県高崎市の浜川陸上競技場で群馬県大会決勝が行われ、ファナティコスが高崎FC中川を2－0で下して7年連続7度目の優勝を果たしました。

ファナティコスは立ち上がりに押し込まれたものの、DF岡泉憧選手を中心とした粘りの守備で相手の攻撃をはね返していきます。次第にリズムを取り戻すと、キャプテン・外所永彩選手、吉原唯人選手らが果敢にゴールを狙っていきます。しかし、相手の好守にも阻まれて前後半40分でゴールを奪うことができず、勝負の行方はPK戦へと持ち込まれました。

ファナティコスはGK佐々木俊祐選手が相手の1本目を抜群の読みでストップすると高野秀太選手、吉原選手、外所選手が確実にゴールネットを揺らしてPK戦で3−1の勝利。苦しみながらも全国大会への切符を掴みました。
キャプテン外所選手は「チームの7連覇がかかっていたので、絶対に勝たなければいけないと思っていました。PK戦は苦しかったですが、勝てて本当に良かったです」と笑顔を見せました。一方、敗れた高崎FC中川は柴山昌也選手を軸にファナティコスを追い詰めましたが、最後はあと一歩のところで涙を呑みました。

監督・選手コメント

若林秀行 監督（ファナティコス）
今年は大会前までなかなか勝てない時期がありましたが、大会では選手たちが１試合ごとに成長してくれて7連覇を果たすことができました。苦しい時間が長かったので、優勝して初めて泣けてきました。決勝は力のある相手だったので前半から厳しい展開になりましたが、過去6回決勝で勝った経験があったので耐えることができました。後半はしっかりと守備を固めてカウンターを狙いました。PK戦になった時は「ここまでよくやったので、あとは思い切ってやってこい」と選手を送り出しました。全国大会はすばらしいチームが多いですが、まずは初戦に勝つことに集中して準備したいと思います。

外所永彩 選手（ファナティコス　キャプテン）
先輩たちが去年6連覇を達成して、自分たちには7連覇がかかっていたので絶対に勝たなければいけないと思っていました。相手がワンタッチで繋いできて難しい時間もありましたが、自分たちのサッカーを貫くことだけを考えました。6連覇中もPK戦はなかったらしいですが、勝てて素直にうれしいです。全国大会での最高成績がベスト8なので、それ以上進めるようにさらに練習を積んでいきたいと思います。

吉原唯人 選手（ファナティコス）
FWなので絶対に点を取って優勝したいと思っていました。PK戦になった時は連覇のプレッシャーを感じてしまい緊張しましたが、チーム一丸となってPK戦に集中しました。2番目に蹴りましたが、何も考えずに思い切り蹴ることだけを考えていました。

岡泉憧 選手（ファナティコス）
DFとしては失点しないことだけを考えてプレーしました。決勝は失点したら負けてしまうと思ってチームみんなで守っていきました。前の選手もしっかりとボールを追ってくれました。PK戦は難しい部分もありましたが、仲間を信じて戦ったことで最終的に勝つことができました。全国大会には良い選手がたくさんいると思いますが、1対1の局面で負けずに守りたいと思います。無失点で優勝するのが目標です。

佐々木俊祐 選手（ファナティコス）
PKはいつもコーチと一緒に練習してきたので自信がありました。相手の1本目を止めれば流れが来ると思っていました。読み通りに動いて1本目を止めることができてうれしかったです。みんなが1つになって戦った結果だと思います。試合は前後半を通じてピンチもありましたが、集中して守ることができました。全国大会でも多くのシュートを止めて、注目されるGKになりたいです。全国大会で優勝することでファナティコスの新しい歴史を作りたいと思っています。

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  2位：高崎FC中川
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  3位：ザスパクサツ群馬U-12
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  4位：CLOUD高崎