JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 セレッソ大阪堺ガールズが連覇達成!

ニュース

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 セレッソ大阪堺ガールズが連覇達成!

2017年01月08日

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 セレッソ大阪堺ガールズが連覇達成!

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会は1月7日(土)、J-GREEN堺(大阪)で3位決定戦と決勝を行い、セレッソ大阪堺ガールズ大阪(関西1/大阪)が連覇を達成しました。

3位決定戦

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉) 3-2(前半1-2、後半2-0)スフィーダ世田谷FCユース(関東2/東京)

決勝に先立って行われた3位決定戦では、ジェフとスフィーダが対戦しました。試合序盤はセットプレーなどでチャンスをつくっていたスフィーダでしたが、先制したのはジェフ。21分、GKが飛び出したところを今村瑞月選手が狙い、先制点を挙げます。「前半のうちに追いつこう」(川邊健一監督)と反撃するスフィーダも31分、柏原美羽選手がセットプレーから同点に。43分にブラフ シャーン選手がシュートを決めて2-1と逆転に成功しました。

しかし、試合はこれで終わりません。1点のビハインドで迎えた残り時間10分、ジェフが猛攻を仕掛けます。82分、相手ペナルティーエリア内でのプレーで得たPKをキャプテンの本園可奈選手が決めて2-2の同点に追いつくと、その3分後には甲斐碧海選手が劇的な逆転弾を決め、ジェフが3-2の勝利を収めました。

試合詳細はこちら

決勝

セレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪) 4-0(前半2-0、後半2-0)浦和レッドダイヤモンズレディースユース(関東4/埼玉)

連覇を狙うC大阪と昨年3位の浦和の決勝は、C大阪が序盤から攻撃的な姿勢を見せます。一方の浦和も相手のプレスをかいくぐってサイド攻撃につなげ、際どい場面をつくるなど、互いにゴールに迫ります。スコアが動いたのは23分、C大阪が林穂之香選手のFKから、こぼれ球を野島咲良選手が決めて1-0とします。これで勢いに乗ったC大阪は30分、右CKのチャンスに宝田沙織選手が競り勝ち、ヘディングで追加点を挙げます。その後もダイナミックなプレーでゴール前へとボールを運ぶC大阪に、浦和ディフェンスも必死に応戦し、試合はC大阪が2点をリードして前半を折り返しました。

「まずは早い時間帯に1点を返そう」(下山薫監督)と後半に臨んだ浦和でしたが、47分に野島選手にこの日2点目を許し、3点差とされます。浦和はボランチの長野風花選手を高めのポジションに上げて、反撃の機会をうかがいます。67分には高橋美紀選手を投入して、攻撃の活性化を図りますが、強固なC大阪守備陣を前になかなかシュートに持ち込むことができません。一方、後半の途中から堅守速攻に戦術を変えたC大阪は、守備から攻撃に移ったとき、シュートで終える意識を徹底。86分には宝田選手がダメ押しとなるチームの4点目を挙げ、C大阪が4-0で大会連覇を達成しました。

試合詳細はこちら

監督・選手コメント

竹花友也 監督(セレッソ大阪堺ガールズ)
選手たちは2連覇を目指して頑張ってきました。決勝の舞台でベストゲームをして目標を達成することができました。彼女たちを褒めてあげたいです。準決勝でGKがケガをして「彼女のためにも、みんなで優勝しよう」と、あらためて団結しました。真ん中から崩す、サイドから攻撃する、相手守備陣の背後をとる、という多彩な攻撃にチャレンジして、良い場面をたくさんつくりました。選手たちは今大会を通じて成長したと思いますし、中学生も何人か出場してチーム力の底上げもできました。

林穂之香 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
連覇を目標にしていたので、得点が入った瞬間はうれしかったです。決勝は、気持ちの部分で絶対に負けたくないというのがありましたし、このチームで戦う最後の試合だったので、試合開始から集中していました。自分がキャプテンであることが、知らない間にプレッシャーになってうまくプレーできないこともありましたが、それもキャプテンを務めなかったら味わえなかったことです。一つの経験として良かったと思いますし、決勝では自分が持っているものを発揮できたと思います。

下山薫 監督(浦和レッドダイヤモンズレディースユース)
守備から積極的に入りたかったのですが、相手の圧力に負けてしまい、守備でも後手になってしまったと思います。ハーフタイムには、点差が2点だったので、まず早い時間に1点を返せるように、攻撃に重きをかけるように言いました。選手たちは頑張ってはいましたが、球際や走力などで相手に負けている部分があったので、もっと積極的にできたらよかったと思います。チャレンジャーの姿勢で相手に立ち向かい、決勝の舞台まで来られたことは、素晴らしかったと思います。

鈴木佐和子 選手(浦和レッドダイヤモンズレディースユース)
相手のセットプレーを対策していたので、防ぎたかったです。私は相手との1対1が得意で、近距離のシュートも止める自信はあったのですが、止めた数より失点のほうが多いのは、実力不足だと思います。C大阪はフィジカルも強いし、なでしこリーグ2部で戦っているだけあって、レベルが高かったです。その相手に対し、最後の最後まで諦めずに戦えたのはよかったです。無失点で決勝まで進めたことは、個人としても、チームとしても収穫です。

JFA-TV

決勝 セレッソ大阪堺ガールズ VS 浦和レッドダイヤモンズレディースユース

3位決定戦 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18 VS スフィーダ世田谷FCユース

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

2017/1/3(火)~2017/1/7(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー