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JFAエリートプログラムU-13 トレーニングキャンプ(JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業) 活動報告③

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2016年12月20日

JFAエリートプログラムU-13 トレーニングキャンプ(JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業) 活動報告③

JFAエリートプログラムU-13トレーニングキャンプを12月13日(火)から18日(日)、大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場で開催しました。これはJOC日韓競技力向上スポーツ交流事業の一環で、2010年から日本と韓国の合同でトレーニングキャンプを行っています。

活動4日目の16日(金)、オフザピッチプログラムを実施しました。選手たちは株式会社 明治による栄養セミナーを受講し、木下サーカスの前日リハーサル見学とパフォーマーの方の話を聞くなど、今後に生かせる内容となりました。

翌17日(土)は、U-13韓国代表と2度目の親善試合を行いました。結果はU-13日本選抜が2-4で敗れ、本トレーニングキャンプでの日本の対戦成績は1分1敗でした。

親善試合 vs U-13韓国代表

2016年12月17日(土) キックオフ時間15:00 試合時間(40分×2本)
大分スポーツ公園 サッカー・ラグビー場 B

U-13日本選抜 2-4(1本目2-3、2本目0-1)U-13韓国代表

得点
3分 JANG INHO(U-13韓国代表)
6分 JO JINHO(U-13韓国代表)
25分 JO JINHO(U-13韓国代表)
26分 宮下渓太(U-13日本選抜)
35分 大野泰楽(U-13日本選抜)
70分 AHN JIMAN(U-13韓国代表)

1本目
GK:高橋楓
DF:清水和馬、福原陽向、吉田来綺、梁大翔
MF:石川蒼生、宮下渓太、大野泰楽、屋敷優成
FW:小室愛樹、下川陽輝

2本目
GK:高橋一平
DF:菊池季汐、平島諒多、吉田来綺、大野泰楽
MF:遠山悠希、久永瑠音、本田真斗、高柳英二郎
FW:高橋蒼天、尾崎優成

交代
20分 吉田来綺 → 福原陽向
20分 大野泰楽 → 梁大翔

コーチ・選手コメント

山橋貴史 JFAナショナルトレセンコーチ
今回のキャンプは韓国との交流戦形式となり、参加選手は11月に行われたNTC U-14地域対抗戦から選考しました。選手20名(うちGK2名)を選考しましたが10名の選手が前回の活動から入れ替わりました。この年代の選手は変化が著しく身体の成長も個人差があるので、まだまだ多くの選手に可能性があると感じました。今回のキャンプでは、これまでの活動で積み重ねてきた動きながらのテクニックを生かし、前回のスペイン遠征同様に、チームとして意図的な攻撃と守備を韓国の選手を相手にどこまでできるかを試す機会としました。

トレーニングは「ポゼッション」「守備」「前線の崩し」「ゴール前の攻防」をテーマに、初日から3日目午後の韓国との第1戦までに4回行いました。初参加の選手も積極的に取り組み、最初は止まっていた選手も徐々に動きながらプレーするようになりました。守備ではボールを奪いに行く意識が高く、球際の攻防も激しくプレーしていました。しかし、パスの質、出し手受け手のタイミング、シュートの意識と精度についてはミスが多かったです。第1戦目の試合でもこのようなミスからピンチを招く場面があり、引き続き発信して行く必要を感じました。試合は0−0の引き分けでした。

試合翌日は韓国選手との合同トレーニングを行い、選手たちはすぐに打ち解けていました。この中で韓国選手の個のボール操作技術が高く、1対1の強さを感じました。第2戦は試合開始から相手のプレッシャーに押し込まれゲームの主導権を握れず、ロングボールの対応のミスから失点するなど3点を奪われました。しかし、そこでなんとか修正して意図的な攻撃から前半に2点を返せたのは成果でした。後半も内容では主導権を握っていましたが決定機に決めきれず、相手のクロスからの攻撃で失点し2-4で負けてしまいました。

韓国サッカー協会のファンボ・カン技術委員長は今回の活動で、「日本と韓国はよいライバル関係を続け交流することで、選手たちは成長して行く」と話していました。選手たちは新たな目標や課題が見つかったと思います。今後の選手たちの成長を楽しみにしています。

次回は3月に今年度の最後の活動があります。それまでに選手には多くの刺激を受けて成長してもらいたいです。最後に今回も多くの関係者がサポートしてくれました。無事に活動を終えられたことを報告します。ありがとうございました。

尾崎優成 選手(ヴィッセル神戸U-15)
エリートプログラムには初めての参加だったので、最初は緊張して他の選手となじむことができませんでしたが、徐々に仲良くコミュニケーションを取ることができ、トレーニングや試合でも自分の得意なプレーを発揮することができたので良かったです。また、コーチや周りの選手から多くを学ぶことができ、良い刺激となりました。韓国戦では、相手の素早いプレッシャーを止まった状態でボールを受けたらすぐに潰されてしまいました。この環境が世界基準であり、自分のチームに戻ってもこの経験を日々のトレーニングにつなげたいと思います。

高橋蒼天 選手(アルビレックス新潟U-15)
韓国と試合をしたことで、自分のチームのプレッシングの甘さがわかりました。急に早いプレッシャーを受けると自分のプレーが出来なくなってしまいました。今回の経験を生かし、自分のチームに戻ってからこの経験をチームメイトに伝え、チーム全体としてのレベルを上げていきたいです。来年は2年生になるので、U-15日本代表に呼ばれるように個人の技術を高め、チームを勝利に導けるような選手になれるように、毎日のトレーニングを大切にしていきたいです。

スケジュール

12月13日(火) PM トレーニング
12月14日(水) AM/PM トレーニング
12月15日(木) AM
0-0
トレーニング
vs U-13韓国代表(大分スポーツ公園 サッカー・ラグビー場 B)
12月16日(金) AM
PM
日韓合同トレーニング
オフザピッチプログラム
12月17日(土) AM
2-4
トレーニング
vs U-13韓国代表(大分スポーツ公園 サッカー・ラグビー場 B)
12月18日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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