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U-14日本女子選抜、韓国との2戦目は黒星で終える

2016年10月19日

U-14日本女子選抜、韓国との2戦目は黒星で終える

JFAエリートプログラム 女子U-14 トレーニングキャンプ ~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~
2016年10月18日(火) キックオフ時間 15:45 試合時間 70分(35分×2)
J-Green堺S6ピッチ(大阪)

U-14日本女子選抜 1-2(前半1-1、後半0-1)U-14韓国女子代表

得点
19分 SEO Hyeonmin(U-14韓国女子代表)
34分 森文佳(U-14日本女子選抜)
56分 JANG Youbeen(U-14韓国女子代表)

スターティングメンバー
GK:竹下奏彩
DF:河岸笑花、嶋田華、河合野乃子、野口明莉
MF:百濃実結香、山本柚月、田畑晴菜、中津留彩奈
FW:森文佳、島田芽依

交代
HT 竹下奏彩 → 石田心菜
HT 山本柚月 → 渕上野乃佳
HT 森文佳 → 高良琴音
52分 島田芽依 → 阿部文音
65分 中津留彩奈 → 高原由衣

マッチレポート

エリートプログラムも残り2日となった18日(火)、前日は韓国チームとの交流デーでしたが、この日は韓国との第2戦を迎え、午後の試合に備え午前中から軽く身体をほぐします。

人工芝での対戦となった第2戦は暑い中でのキックオフとなりました。

序盤から韓国が前線からのプレッシャーを掛け、積極的に試合を進めます。日本はそのプレッシャーをかいくぐろうとしますが、なかなか韓国ゴールに近づけずに飲水タイムへ。失点はその直後でした。自陣左サイドからのスローインからバックラインでボールを回し、GK竹下奏彩選手(INAC神戸レオネッサU‐15)が味方に出したパスを相手に奪われ、そのまま蹴り込まれて韓国に先制点を許します。しかし日本も前半終了間際に左サイドをドリブルで駆け上がった野口明莉選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU‐15)からのクロスが韓国GKの頭上を超え、ファーサイドにフリーで走り込んだ森文佳選手(INAC神戸レオネッサU‐15)がボレーであわせて日本が同点とし、ハーフタイムを迎えます。後半も韓国が圧力をかけ続け、56分には中盤からの浮かせたパスをクリアに出ていった野口選手の足元を抜けたボールが韓国FWにつながり、そこからパスを受けた選手にシュートを決められて韓国が再びリードを奪います。その後、日本は同点を目指してより積極的に攻撃を続けますが、韓国の身体を張った守りを崩すことができず、そのまま試合終了。今回の対戦成績は1勝1敗となりました。

監督・選手コメント

淀川知治 監督(JFAナショナルトレセンコーチ)
韓国との第1戦、そして翌日の高校生との練習試合で、出来たことは更に質を追求し、出来なかったことは原因を分析して改善することをゲーム前のミーティングで確認し、合わせてもう一度「サッカーとは?」や、サッカーの原理原則を確認して試合に臨みました。ゲームスタートから全体的に動きが重い印象があり、韓国のシステムや戦術の変更にうまく対応することができない時間帯が長い試合となりました。そんな状況の中、選手たちはゲームをコントロールできない原因は何か、今何をすべきかを考えプレーの質を上げるチャレンジをし続けていました。全員の関わりができずミスから先制点を奪われる展開も、前半終了間際に良い関わりから同点にすることができました。

しかし、後半に入っても相手に対応させられる時間が多く、こちらが意図的にプレーできる時間は多くなく、残念ながらミスが重なり勝ち越しゴールを許し、この年代最後の交際試合は黒星となってしまいました。勝つための最大の努力をしてゲームに臨んだ選手たちの悔しさは強く感じられました。「悔しさ」を忘れず日常に生かしてほしいと思います。

河岸笑花 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
私は今回のキャンプがエリート活動5回目の参加でした。去年の11月に韓国に遠征に行き、今年の5月に中国でのAFC U-14ガールズ選手権にも出場しました。そのため、韓国との試合は18日が通算5試合目でした。去年初めて韓国と試合をしたときは、自分よりスピードのある選手がドリブルで仕掛けてきたときに上手くボールを奪えませんでした。また、ロングボールへの対応ができず、裏を取られてしまうことがありました。そのため今回の試合では1対1の守備でボールを奪うことと、相手のロングボールに対して良い準備をして裏を取られないようにすることを意識しました。また、動きながらのテクニックを発揮し、日本らしいサッカーをすることを心がけて試合に臨みました。試合では、スピードのあるドリブルで相手が仕掛けてきたときも何度かボールを奪うことができましたが、並行になったときには身体を寄せきれずに抜かれてしまうこともありました。私は韓国と試合をするたびに成長できる部分もありますが、自分に足りないことも見つけることができるので、韓国との交流はとても貴重な時間だと思いました。このような経験をできることに感謝し、これからも謙虚な姿勢で努力し続け、U-17のワールドカップで活躍できる選手になりたいです。

河合野乃子 選手(浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
韓国との第1戦では、ボール状況などの観察力に改善すべき点があったので、第2戦はそこを意識し、ロングボールが来そうなタイミングでラインを下げる準備をするなど、状況を観ながらラインコントロールをするようにしました。しかし結果は2失点し、負けてしまいました。この試合をただの負け試合で終わらせないように悔しい思いを忘れずに頑張っていきます。私は6回のエリートキャンプのうち、3回に参加しました。前回まではみんなとなかなかコミュニケーションがとれず、ずっと緊張していました。しかし今回は最後のキャンプなので、みんなと積極的にコミュニケーションをとり、やりきろうと思っていました。コミュニケーションだけではなく、1つ1つのプレーの質をたくさん学ぶことができました。ここで学んだことをきちんとチームに持ち帰り、普段のトレーニングから高い意識を持って、日常化できるようにがんばります。

渕上野乃佳 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU‐15)
18日の韓国戦では、15日の試合での自分の課題となった、オフザボールのときに相手や味方の状況をしっかり確認し余裕を持ってプレーすること、攻撃のアイデアを多くもつことを意識して臨みました。試合では意識したプレーはできましたが、少しのパスのズレでパスの受け手がボールを奪われてしまうことがあったので、海外の選手にもちゃんと通用する”質””テクニック”をもっと身につけたいと痛感しました。そのためにもっと日常のトレーニングから海外でも通用するような高い意識で取り組みます。私は6回のエリートプログラムのキャンプのうち、後半の3回に参加しました。初めてのキャンプのときと比べ、今回のキャンプではオフザピッチでもオンザピッチでもたくさんのことを吸収することができたので、これをスタートラインにして、これからも高い意識と強い気持ちを持って目標に向かっていきます。

スケジュール

10月14日(金) PM トレーニング
10月15日(土) AM
2-1
トレーニング
ゲーム vs U-14韓国女子代表
10月16日(日) AM/PM トレーニング
10月17日(月) AM/PM トレーニング
10月18日(火) AM
1-2
トレーニング
ゲーム vs U-14韓国女子代表
10月19日(水) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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