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8期生タイ遠征3日目 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

2018年08月03日

8期生タイ遠征3日目 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

皆さん、こんにちは!

タイ遠征3日目を担当する福元玲空(左から:FC.アラーラ鹿児島U-15)、向井貴都(川崎FC)、永原大夢(FCソレイユ)、小西龍馬(V・ファーレン長崎U-15)です。

 

 3日目の午前中はタイの文化に触れるため、ワット・ポーとワット・アルンへ社会見学に行きました。

 

  

ワット・ポーで見たタイの仏像は、耳が長くて鼻が高く、そして微笑んでいるものばかりでした。

タイが微笑みの国と言われている理由を感じることができました。

 

ワット・アルンでは、大きな建物が多くて、その規模に感動しました。

タイの人たちにとって、仏教がどれだけ大切なものかを感じました。

 

社会見学の道中、ココナッツジュースが販売されていたので、みんなで飲みました。

ココナッツは実によって味が違い、中には少し苦いものもありましたが、暑いタイではこうして水分やミネラルを補給しているのだと感じました。

 

 

午後からは、パタヤFC U-16と試合を行いました。

相手チームは1つ上の学年ということもあり身長の高い選手が多く、僕たちはセカンドボールを素早く拾うことや、短いパスでリズムよくゴールに向かうことを意識して試合に挑みました。

 

前半の攻撃面では、数的有利な中盤をうまく経由しながらゴールに向かいましたが、ラストパスの質が悪く、シュートまで持ち込める回数が多くありませんでした。

守備面では、相手のディフェンスラインからサイドチェンジを使った攻撃に僕たちは素早く対応ができず、カバーの選手がいなかったため、簡単にクロスをあげられる場面が多くありました。

 

 

ハーフタイムでは、相手チームの特徴がある選手や、相手の守備での弱点はどこなのかをチーム全員で話し合い、共有しました。

 

 

後半、攻撃面ではサイドバックが積極的にオーバーラップを仕掛けることで、ボール保持者の選択肢が増え、サイドからの突破でチャンスを作り得点を奪うことが出来ました。

守備面では、相手選手がロングボールを蹴ることが出来る状況では、ディフェンスラインを下げる準備をする事で、ロングボールを蹴られる本数を減らすことが出来ました。

また、ボールの移動中にファーストディフェンダーがアプローチに行き、同時に前線の選手が戻ってボール保持者を挟み込む形でボールを奪うことが出来ました。

 

結果は2対0で勝利することが出来ました。

明日の試合では、攻撃の崩しのところでパスの質にこだわって、たくさん得点を奪って勝ちたいと思います。

 

試合を終えてから、僕たちは日本のルヴァンカップに相当するタイFAカップの「チョンブリーFC対ポリス・テロFC」の試合を観戦しました。この試合を観戦して、タイと日本のサッカーの違いを感じました。

 

攻撃では、サイドから崩す場面が多く見られました。

実際に観戦するまでは、ロングボールを多用すると思っていましたが、ビルドアップからしっかりパスを繋ぎ、そこからサイドをうまく使って攻撃をしていました。

そして、どちらのチームもフォワードに身長の高い外国人選手を起用していて、そこにクロスを合わせるという、シンプルな戦い方をしていたので、見ていてとても面白かったです。

 

守備の部分では、球際の激しさです。

この試合中、コンタクトの激しいプレーが多く、それは退場者が出るほどのものでした。

そこには、絶対にボールを奪ってやる、という強い気持ちが感じられました。

 

僕たちはタイに来てからの試合で、前線の選手のアクションに課題がありました。

なので、この試合に出場していた選手たちの、前線でのアクションに注目して観戦をしました。すると、フォワードの選手は常にゴールを見て、ボール保持者の状況を見て、蹴ることが出来るタイミングをうかがいながらアクションをしていて、とても参考になりました。

 

 

今日の試合観戦を通して気付いたことを、明日からの試合で実行できるように頑張ります。

最後になりましたが、この日の試合に招待してくださったチョンブリーFCの小倉さん、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!

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