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アカデミー福島男子 U-13カテゴリーの取り組み 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.8

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2018年12月13日

アカデミー福島男子 U-13カテゴリーの取り組み 〜JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.8

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。

今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは、松岡 仁司コーチです

オンザピッチ

JFAアカデミー福島で13期生(U-13)を担当している松岡 仁司です。JFAアカデミー福島で3シーズン目となります。昨年までの2年間は、U-14・U-15を担当し、今年は初めてU-13の担当となりました。

13期生は、オンでもオフでも「観る・聴く・感じる ⇒ 判断・考える ⇒ 実行(Play・行動)する」のサイクルを意識して取り組んでいます。年間通して様々な部分での基礎を作っていきたいと考え活動してきました。

サッカー選手としての「ベース作り」〜「質の追求(徹底)」をテーマとして取り組んでいます。

日常のトレーニングの中で「個」の育成を目指し、この年代で獲得すべきことを徹底しています。それは、動きながらのテクニック(判断力を含む)、持久力、動きの習慣化、「観る」こと、思考を止めないでプレーすることなどです。これらを鍛えていくことが、選手の個性を輝かせるためのベース作りとなっていきます。特に「思考を止めないで考えながらプレーし続ける」ことに取り組んでいます。そのためには、動きながらのテクニックと合わせて、「観ること」や「常に良い準備しておくこと(良い身体の向き、良いポジションをとるなど)」の重要性を促しながら、ゲームで活かせるようなテクニックの獲得を目指しています。

ゲーム環境

6月から12月の期間で「高円宮杯JFA U-13サッカーリーグ2018東海」に参戦しています。このリーグには10チームが参加し、ホーム&アウェイで行います。リーグの特徴は、前期はピッチサイズを狭くして(90~94×60)行い、後期はフルピッチ(105×68)で行うことです。成長に合わせたピッチの中で拮抗したゲームが展開され、攻守において考えてプレーすることの重要性を選手たちは実感したシーズンとなりました。「サッカーを誰よりも楽しむ」「勇気を持って(ミスを恐れずに)トライする」中で、トレーニングの成果を発揮しています。また、毎試合キャプテンを変え、1人1人がリーダーとしての責任や自覚を持てるような試みも行っています。

オフザピッチ

12年間生活してきた親元を離れての集団生活。「自分のことは自分でやる!」と覚悟を決めたものの戸惑う事も多いのが1年目の現実です。それでも仲間と協力し、助け合いながら「自己管理」できるようになり、少しずつ成長していく姿が見られます。

生活の基礎作り

4月から生活の目標を「基本的生活習慣の徹底」+「5S活動」としました。選手たちは「基本的生活習慣の徹底」から「挨拶」「時間」「健康」「学習」の4つを連想し、これらを徹底していくことで規則正しい生活を身に付けていきました。それに加え「明るく元気なアカデミー生」というキーワードを出し、中学生らしさを大切にしてきました。「5S活動」では、「効率よく物事を進めるために整理・整頓・清掃をし、清潔に保って自分の身も心も美しくしていこう(躾)」という趣旨を理解しながら取り組んできました。初めは整頓されていなかった居室も、活動を通して普段から整頓された部屋への変化が見られました。しかし油断すると散らかることもあるので、選手もスタッフもお互いが、コツコツやること・意識することといった日々の積み重ねが大切です。

その他にJFAプログラムで下記の活動を行いました。
・ASE(Action Socialization Experience)活動
・労作体験
・富士登山清掃
・地域行事参加(地域清掃、わらじ祭り:大わらじ作成・わらじ競争)
・マナーセミナー
・日本代表戦ボールパーソン

プログラムを通して、選手が主体的に参加し、感じるものが多くなるよう、事前学習や事後の振り返りで意見交換の場を設けています。その中で意見を出し合い、話す力・意見をまとめる力など(コミュニケーションスキル)を身につけることをねらいとしています。

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