攻撃力が爆発し4ゴール！セレッソ大阪U-12が大阪府大会を制す

セレッソ大阪U-12　4－0　大阪市ジュネッスFC1st

大阪府大会は、下馬評通りにセレッソ大阪U-12が優勝し、全国大会への切符を手に入れました。
午前中に降っていた雨も上がり、蒸し暑さを感じる中で迎えた決勝は、セレッソ大阪U-12（セレッソ）と大阪市ジュネッスFC1st（ジュネッス）の選手たちが白熱したプレーを繰り広げました。開始早々にジュネッスがFKからゴールを脅かしたのを皮切りに、浜崎匠海選手がドリブルで切れ込むなど昨年優勝チームの力を見せます。しかし、地力に勝るセレッソはじりじりと挽回して攻め込み始めます。そんな中で前半9分、阪井暖選手のロングシュートが決まって、セレッソに待望の先制点が生まれました。

後半に入ってもセレッソの優勢は変わらず、後半5分には松田龍治選手が右サイドからのクロスを決めて追加点。16分には吉田有志選手が良いポジショニングから3点目を奪い、19分にも再び吉田選手が右サイドからのボールを確実に決めて4－0。攻撃力が爆発し、強さを見せつけました。セレッソ・大谷武文監督の「チームのためにというのはもちろん、個人の質の高いところにフォーカスして今大会に取り組んできました」という言葉通り、セレッソの個々の技術力を感じさせた決勝でした。

監督・選手コメント

大谷武文 監督（セレッソ大阪U-12）
多くのチームに「打倒Jクラブ」と目標にされる大会なので、普段の試合とは違った雰囲気でプレッシャーもとても大きいのですが、その中で力を発揮できたのはとても良かったなと思います。チームのためにという気持ちはもちろん最初にありますが、その上で個人の質の高いところにフォーカスして今大会に取り組んできました。全国大会には強豪がたくさんいると思いますが、もちろん目標は日本一、頂点を目指してやっていきます。

上林豪 選手（セレッソ大阪U-12）
前半立ち上がりは少し硬くなりましたが、後半からみんなでしっかり戦う気持ちを忘れずにできたので良かったです。先制してもまだ危ない部分が多かったので、ここは自分から発信しないといけないと思って、しっかりと声を出してやりました。強い相手と決勝という舞台で戦って無失点に抑えられたのは、自信がつきました。全国大会では、自分が声を出してみんなを鼓舞できるような選手になりたいです。

阪井暖 選手（セレッソ大阪U-12）
先制点の場面は、まず中盤で仕掛けたのにシュートを打たずにボールを取られてしまいました。その後にもう1回チャンスが回って来たので、「今度は打たなければ…」と思って、自信を持って蹴ったら入りました。蹴った瞬間に「入った」とわかるシュートでした。自分が先制点を取れたことがとてもうれしかったですし、チームにも貢献できました。目標は日本代表でセレッソ大阪トップチームの山口蛍選手。守備では素早く攻撃の芽を摘み、攻撃ではシュートもパスもできるところが好きです。

林眞稔 選手（セレッソ大阪U-12）
試合前はすごく緊張していましたが、試合ではしっかりパスを繋げました。坪井くんとチャレンジ&カバーでディフェンスしていこうと話していて、そこもしっかりできて手応えも感じました。相手陣へと入る攻撃では、相手に取られないような速いパスをしっかりとFWに当てることができたので、その点でもよかったと思います。全国大会では、ボールを受けたらまずシュートを意識して、そこからFWのチャンスを引き出し、自分もCKなどでゴールを狙っていきたいです。

吉田有志 選手（セレッソ大阪U-12）
2点目のアシストは、右サイドでしっかり粘ってキープしていたら、うまく相手をかわすことができ、松田龍治選手がいいポジションにいたのでパスを出したら決めてくれました。3点目は阪井暖選手からいいボールが来て、角度はありませんでしたが思い切って蹴ったら入りました。4点目は、ボールをしっかり見て蹴れたのが良かったです。全国大会では、どんどんシュートを狙っていきたいです。

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  2位：大阪市ジュネッスFC1st
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  3位：SSクリエイト
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  3位：アイリスFC住吉