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2025年度 第6回理事会を開催
2025年06月20日
日本サッカー協会(JFA)は6月19日に開催した2025年度第6回理事会で「女子プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」を改正することを決定しました。
これは、国際サッカー連盟(FIFA)のFIFA規則に倣い、女性選手の保護規定の拡充を目的に改正するもので、産休・養育に関する休業の権利を拡張させるほか、妊娠した選手の権利に関する規定と授乳機会の権利に関する規定をそれぞれ一部変更、また、月経に関連する健康状態を配慮した規定を新たに定めることとしました。
国内の期限付き移籍に関する規程についてもFIFA規則に対応して改正。主な改正点は、①期限付移籍の人数制限の設定、②サブローンの禁止、③期限付移籍の最長期間(1年間)の設定、④期限付移籍先クラブによる選手契約の一方的な解除時の取り扱いの規定化です。
なお、今回の改正は、2024年度第12回理事会で付議した「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」と同様に変更するものです。
そのほか、「2025/26のサッカー競技規則」が改正されたこと、2024年度(2024年4月~2025年3月)の施設整備助成金と9地域・47都道府県サッカー協会にそれぞれ交付した一括補助金の最終的な額が報告されました。
「2025/26のサッカー競技規則」について大きな変更点は、「第3条 競技者」が「競技会は『キャプテンオンリー』のガイドラインを実施することができる」という記述に変更、「第5条 主審」に「GKが手や腕でボールをコントロールすることに対する8秒制限内の残り5秒をカウントダウンするために主審が合図する」ことが追記されたことです。詳しくは、「2025/26のサッカー競技規則の改正について」をご覧ください。
第6回理事会の資料の決定・報告事項はこちらをご覧ください。