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2016ナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦 開催報告vol.2

2016年11月27日

2016ナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦 開催報告vol.2

11月24日(木)から27日(日)まで静岡県で行われる2016ナショナルトレセンU-14後期は、3日目までのプログラムをすべて終了しました。U-14地域対抗戦では関東と関西、U-13では関西1と九州が1位となり、最終日の順位決定戦に臨みます。2日目のレクチャーには、U-16日本代表の森山佳郎監督が登場。AFC U-16選手権の報告を中心に、アンダーカテゴリー世代の課題を説明し、次世代を担うU-14/13年代の選手たちに求めることを説いていました。27日の最終日は順位決定戦を行い、2016年度のトレセン活動を締めくくります。

コーチコメント

池内豊 ユース育成サブダイレクター
ナショナルトレセンU-14地域対抗戦は今年で4年目になりました。選手達はこの対抗戦を通して自分たちの日常の取り組みの成果と課題を知ることが大切で、常に、“世界”を意識しながらプレーすることも重要です。この年代では「自立したサッカー選手」になるための土台を築いていかなくてはいけません。この期間中もオンザピッチ、オフザピッチを問わず、『観る・聴く・感じるなど情報を収集⇒論理的に分析⇒目的にあった一番良い方法を判断⇒勇気・チャレンジ精神を持って行動していく⇒』といったサイクルを習慣化していきます。

オンザピッチでは「サッカーの本質を追求する」「攻守において主導権を握ることを目指す」というトレセンテーマを掲げながら取り組んでいます。サッカーの本質である「ゴールを奪う」「ボールを奪う」「ゴールを守る」という目的を理解、達成するために「動きながらのテクニック」「個人でボールを奪う力」「攻守に関わり続ける個人戦術」「全員攻撃・全員守備」を働きかけています。当然、勝負とプレーの質に対してのこだわりも忘れてはいけません。今回のナショナルトレセンが選手たちの今後の成長の糧になっていくことを願っています。

選手コメント

大野泰楽 選手(セレッソ大阪U-15/関西1 U-13)
レベルが高い選手がたくさんいるナショナルトレセンに参加できてとても嬉しいです。成長できるチャンスなのでしっかりと個人の課題に取り組みました。特には、1対1の対応でのインターセプト、前を向かせないディフェンスに挑戦しました。森山監督のお話を聞き、パスや状況判断をもっともっと練習してレベルを上げていかないといけないと強く感じました。残り一日となりましたが、最後までしっかりと戦いたいです。

中村尚輝 選手(サガン鳥栖U-15/九州U-13)
九州は近年勝てていないと聞いていたので、まずはチームとして勝つことをしっかり意識して試合に臨みました。個人の技術では他地域に及ばないところはありますが、それぞれが特徴を活かすことを常に考えてプレーしています。残りの試合は、FWなのでまずはしっかりとボールを収めること、そして攻撃の起点となれるようにしたいです。最終日はより高い順位を目指してゴールを目指していきたいです。

佐川玲史 選手(小野中学校/四国U-13)
不安と楽しみがあるなかで参加しましたが、試合が始まると徐々にいつものプレーができるようになりました。地域を代表して来ている選手と試合ができるのは、すごく良い刺激になります。自分に足りないのは、思いを発信する力だと思いました。改善して周りともっと良いコンビネーションを作っていきたいです。今回の経験は、今後の「エリートU-13」やその先の代表活動に絶対に役立つと思っています。しっかりと練習を重ね、ひとつ下の学年ですが、来年立ち上がるU-15日本代表に選ばれるように頑張ります。

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