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U-14日本女子選抜、朝鮮民主主義人民共和国に敗れ準優勝で大会を終える

2016年05月23日

U-14日本女子選抜、朝鮮民主主義人民共和国に敗れ準優勝で大会を終える

AFC U-14 Girls' Regional Championship East 2016/決勝 vs U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表
2016年5月22日(日) キックオフ時間 17:00 試合時間 70分(35分×2本)
National Football Training Centre Pitch 6(中国/北京)

U-14日本女子選抜 0-3(前半0-1、後半0-2)U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表

得点
8分 失点(U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表)
43分 失点(U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表)
51分 失点(U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表)

スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:野口明莉、河岸笑花、田畑晴菜、松久栞南
MF:高良琴音、阿部文音、渕上野乃佳、善積わらい
FW:伊藤めぐみ、城和怜奈

サブメンバー
GK:竹下奏彩
FP:島田芽依、今立のどか、木村日咲、葛西由依、片野田朱珠、河本紗英

交代
HT 阿部文音 → 木村日咲
48分 松久栞南 → 河本紗英
52分 城和怜奈 → 島田芽依
61分 高良琴音 → 片野田朱珠

マッチレポート

15日(日)に中国入りしてから丸一週間、いよいよ決勝戦の日を迎えました。前日には選手たちが準決勝の試合を振り返り、攻守両面での良かったところ、課題を確認しました。試合前のミーティングでは淀川監督から「最初の目標にあと一つというところまでたどり着いた。自分たちで確認したことはどれも正しい。それをぜひピッチで表現してほしい。仲間を信じて、チームで連動して戦おう」と話がありました。

U-14朝鮮民主主義人民共和国女子代表は昨年は準決勝で、2年前には決勝戦で対戦し、ともに敗れている相手です。

日本ボールでのキックオフ。対戦相手の試合や映像を見てはいたものの、序盤は朝鮮民主主義人民共和国のスピードに圧倒され、日本は押し込まれ気味になります。8分、日本が相手陣内にボールを進めますが奪われ、一気に日本陣内中盤にパスを通されます。前にパワーを持って攻め上がってくる相手に対し、日本の守備陣がボールウォッチャーとなった一瞬にスルーパスを出され、裏に抜けだした選手にGK大場朱羽選手(JFAアカデミー福島)との1対1からシュートを決められてしまい、日本は今大会初失点を喫します。

20分をすぎる頃から徐々に日本も相手のスピードやプレッシャーに慣れ始めますが、何本かの相手コーナーキックもGK大場選手の好守によってゴールを許さず、前半は1点のビハインドで折り返します。

後半8分、日本の右サイドからのクロスを中央でヘディングで合わされ、その8分後にもペナルティエリア内にパスを通されてしまい、さらに2失点を喫します。

それでもなんとか自分たちのプレーを続ける日本ですが、得点を奪うことができず、0-3で敗れました。

この結果、日本はこの大会を準優勝で終えました。選手たちは決勝戦での悔しさや課題を胸に、また9日間の経験を今後の成長の糧にすることを誓って、23日(月)早朝に宿舎を出発し、帰国の途につきます。

監督・選手コメント

淀川知治 監督(JFAナショナルトレセンコーチ)
「チャンピオンになる」という目標を持って取り組んだ中国遠征。結果は一歩届かず準優勝に終わりました。中国入りした当初は戸惑いや緊張からか、準備を忘れたり指示待ちの行動もありましたが、次第に自分たちで考えて行動するように変化してきました。掲げた目標に向かって、試合はもちろんオフザピッチでも少しでも積み上げて改善しようとする取り組みが随所に見られました。

このひとつひとつの努力が決勝戦という舞台に上がる原動力となったことは間違いありません。足りなかった一歩はなんだったのかをしっかり分析して、この悔しさを忘れずに今後の活動の糧にしてほしいと思います。選手たちが積み上げた努力を最高の形に導いてあげられなかったことを真摯に受け止め、今後の活動に臨みたいと思います。目標達成に向けて一緒に取り組んだスタッフ、選手たちに感謝しています。

FP #15 渕上野乃佳 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
今大会での自分の目標は「ピッチで自分のプレーを表現して楽しむ」でした。決勝戦では中盤で常に120度の視野が持てる身体の向きで、少ないタッチで前線にパスをつけ、攻撃への関わりを増やしてゴールにつなげることを意識しました。落ち着いて相手の逆を取り、スルーパスを出すことができました。しかし、中盤でのセカンドボールを先に触れなかったり、ボールをキープしている相手への寄せ方が良くなく、かわされることこそありませんでしたが次のパスで相手がチャンスになった場面もありました。

チームとしては日本らしいパスサッカーがあまりできず、逆に朝鮮民主主義人民共和国に自由にやられてしまい、パス&コントロールの正確性の差を感じました。この差を埋めるためには、日頃から自分たちで厳しいプレッシャーを掛けて高い意識で練習することが大事だと思いました。初めての国際大会で、オンでもオフでもとても貴重な体験ができました。課題は必ず改善し、得たものは自チームに戻ってもしっかり意識して続けていきます。

FP #20 阿部文音 選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
朝鮮民主主義人民共和国とは初めて対戦しました。テクニックの質が高くスピードもあり、体格もとても大きく、序盤はなかなか自分たちのプレーが上手くできませんでした。しかし少しずつ自分たちのプレーでチャンスを作ることができましたが、決め切ることができず、負けてしまいました。この大会を通して様々な面で日本との違いを感じました。オフの面では食事や言葉などです。オンの面ではボール、ピッチコンディション、広さなどが日本と異なり、最初は大変で慣れませんでしたが、最後の方は慣れてきて楽しかったです。様々なことを学ぶことができ、とても貴重な経験ができました。準優勝という結果でとても悔しかったので、この悔しさをバネにし、チームに戻ったらこの経験を活かして頑張ります。

FP #13 田畑晴菜 選手(ヴィエントフットボールクラブとよの/JFAアカデミー堺)
今日の決勝戦では、先制点をとって無失点で勝つことがみんなの目標でした。しかし結果は0対3で負けてしまいました。相手はプレッシャーがとても速く、日本とは体格差がかなりありました。戸惑うことが多く、なかなか自分たちのプレーができませんでした。しかしそのプレッシャーや体格差にも徐々に慣れ、だんだん自分たちのプレーができるようになりました。得点するためにゴールを狙いましたが、なかなか入りませんでした。日本と大会開催地の中国では食事や言葉などが違いましたが、サッカー面も含めて楽しめたのでよかったです。中国遠征で課題が見つかりましたので、日本に戻ったら練習し、克服したいと思います。

スケジュール

AFC U-14 Girls Regional Championship 2016
5月17日(火) 23-0 vs 北マリアナ諸島
5月18日(水) 2-0 vs 韓国
5月19日(木) 3-0 vs 中国
5月20日(金)   トレーニング
5月21日(土) 5-0 準決勝 vs チャイニーズ・タイペイ
5月22日(日) 0-3 決勝戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国

※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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