去る３月１４日、中学校の卒業式、及びアカデミー堺の卒校式が行われました。

USA CAMPから帰国してから、卒業と卒校の準備を少しずつ進め、あっという間にこの日がやって来ました。心配された天気も、当日になってみればスッキリとした春の晴天に。

まずは、中学校から帰ってきて、卒業証書を持って一枚。

在校生もそれぞれの担当に分かれ、9期生への感謝の想いを込めて卒校式の準備にあたりました。

受付係が来賓や保護者を出迎え、誘導係がそれぞれの席まで案内します。

いよいよ開式。オープニング映像の後、最初に藤縄スクールマスターから式辞をいただきます。

 次に、永藤英機堺市長から祝辞を賜りました。

 日本サッカー協会の佐々木則夫女子委員長からも、激励と餞（はなむけ）の言葉をいただきました。

お祝いの言葉をいただいたあと、藤縄スクルールマスターと堺市の松本スポーツ部長から、卒校生一人ひとりに卒校証書と記念品が贈られました。記念品は、堺市の洋包丁です。

送辞は、在校生を代表して2年生の馬場萌衣が務めました。いろいろな思い出が蘇ります。

クライマックスの決意表明です。高校生活やその先にむけたそれぞれの決意を力強く述べました。

大勢の前で話す緊張もありましたが、立派に全員が決意を言い切りました。中学3年間の様々な経験を乗り越え、放たれる一つひとつの言葉にも重みが感じられました。

決意表明の最後は、卒校生代表の越智想予による答辞。アカデミー生活を支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちを伝えます。

最後に写真撮影の時間です。まずはご来賓の皆様と。

そして、アカデミースタッフとはこのHang looseで！

式の最後は、9期生の入校からの歩みを辿った映像をみてクロージングとなりました。

後援会の皆さまからも、記念品をいただきました。ありがとうございます。

式の後は退寮の作業。部屋からそれぞれ保護者の車に荷物を運び出します。

3年間で次第に増えた荷物。なかなか片付きません。笑

先輩達を名残惜しそうに見送る在校生。

退寮が済んだ後には保護者の方による感謝の会を開催していただきました。

DREAM CAMPのスタッフから。こんなに素敵なケーキが！みんな大喜び。

DREAM CAMPのスタッフの皆さん、9期生の寮生活を様々な形でサポートしてくださり、ありがとうございました。

9期生が入校式を迎えた2020年4月は、ちょうど感染症拡大が始まったころ。そこには先輩達の姿はなく、限られた来賓と保護者が見守る中で行われました。2ヶ月の自粛生活や、その後も月州中学校やアカデミー堺の生活で様々な制限がありました。

コロナだけでなく、サッカーや学校生活で思い通りにならない時もありましたが、持ち前の前向きさで状況をポジティブに変え、仲間と励ましあって乗り越えてきました。自分たちの頑張りはもちろん、多くの方々の応援や支えもあって、最後の最後にJ-Green SAKAIフェスティバルやUSA CAMPも無事に実施することができたことは、何にも変え難い素晴らしい経験になりましたね。

このアカデミー生活で培ったたくさんのものや仲間の存在を糧に、それぞれの目標へ向かってこれまで通り力強く歩んでいってほしいと思います。

4月からは、北は東北地域から、関東、東海、関西、中国地域まで全国に幅広く新天地を決めた9期生。ぜひまた近くに来たときは立ち寄って、色々な報告を聞かせてくれることを、スタッフ一同楽しみにしています。