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9期生御殿場遠征 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

2018年08月29日

9期生御殿場遠征 ~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

JFAアカデミー熊本宇城9期生(中2)は、8月20日から22日まで御殿場遠征を行いました。

例年、夏休みの期間を利用して、同じ志を持って日々を過ごしているJFAアカデミー福島との交流を行っています。昨年度はアカデミー福島との交流の他に、対外試合を行いましたが、今年度は3日間の活動すべてを、JFAアカデミー福島の選手たちと過ごしました。

 

吉村伶雄(9期生:FC.アラーラ鹿児島)

「福島の選手と一緒に活動することで、自分たちが普段取り組んでいる事が出来ているのか、出来ていないのかを確認したいと思います。オンザピッチでは、守備の部分で最後まで粘り強くアプローチをして、ボールを奪えるように取り組みたいです。オフザピッチでは、福島の選手と積極的にコミュニケーションを取って、サッカーに取り組む姿勢や考え方など、色々な事を吸収したいです。」

 

御殿場に到着してから、早速JFAアカデミー福島との合同練習を行いました。

高橋幸将(9期生:UKI-C.FC)

「練習の中で福島の選手は、プレースピードがとても速いと感じました。攻撃では、ボールを受けてからパスをするまでのスピードが速く、守備では、ボールの移動中にボールを受ける選手へのアプローチがとても速かったです。僕は守備の時、ボールの移動中に寄せることができずに見てしまう事が多いので、これからの練習で意識したいです。」

 

 

2日目の午前中には、JFAアカデミー福島の選手と混合で練習試合を行いました。

 

岩川晴彦(9期生:ソレッソ熊本)

「試合中、僕が中盤でプレーしている時、ボールがあるサイドばかりに意識が集中している場面がありました。その時に福島の選手から、逆サイドを見ればもっとプレーの選択肢が増えると声をかけてもらいました。自分だけでは気付かなかった視点だったので、これからの活動で意識していきたいと思います。」

 

 

混合の練習試合を終えてから、山口隆文JFAアカデミー 男子統括ダイレクターから、ロシアW杯を実際に現地で観て感じたことを話していただきました。

 

濱砂詩虎(9期生:アリーバFC)

「山口さんの話で特に重要だと感じたのは、中盤でのパススピードが日本は世界に比べて遅いという事です。僕は中盤のポジションでプレーすることが多いので、速く正確なパスが出せるように、日頃の練習で意識して取り組んでいきたいと思います。」

 

夕方にはより交流を図るためBBQを行いました。

みんなで食事をしながら、笑顔の絶えない楽しい時間を過ごしました。

 

松延輝(9期生:UKI-C.FC)

「JFAアカデミー福島の選手は、自分から宇城の選手に話しかけて、積極的にコミュニケーションを取っていました。普段、初めて会う人と話すのが苦手な僕は、宇城の選手たちとばかり話してしまい、福島の選手になかなか話しかけることが出来ませんでした。福島の選手の立ち居振る舞いを見て、もっと自分からコミュニケーションが取れるように、普段の生活から変えていきたいと思います。」

 

BBQを終えて宿舎に戻ってから、JFAアカデミー熊本宇城を卒校してJFAアカデミー福島に編入した川田啓介選手(JFAアカデミー熊本宇城7期生)が話をしてくれました。

 

鬼塚隼大(9期生:ブレイズ熊本)

「僕たちが中学1年生の時に3年生だった川田選手に話をしてもらいました。川田選手は、高校にあがってから、速くて正確なパスを出す事や、パスを受ける時に、最初のトラップですぐにボールを蹴ることが出来る位置にボールを置くテクニックが必要になると強く感じた、と教えてくれました。高校に進学するまでに、プレースピードが上がっても発揮できるテクニックを身につけられるように、日々の練習から意識していきたいと思います。」

 

 

 

最終日となる3日目は、JFAアカデミー熊本宇城 対 JFAアカデミー福島で練習試合を行いました。

2日間活動を共にしたことで、お互いの特徴を知った上で行われた練習試合は、とても白熱したものになりました。

 

小鉄雄太郎(9期生:ロンドサッカークラブ)

「最後に行われた練習試合で、僕は右サイドバックでプレーをしました。攻撃面では同じサイドの前の選手がボールを持った時に、積極的にオーバーラップをして関わっていけるように意識をしました。試合の中で、福島の選手はプレースピードが速く、常に周囲の状況を見て準備していると感じました。そうすることでボールを失わずにプレーできていて、僕たちはたくさん動かされて守備に徹する時間帯が多くありました。この試合を通して感じた事を、これからの練習で意識していきたいと思います。」

 

この3日間、本当にあっという間に時間が過ぎていきました。

普段はチームとして活動をすることがないJFAアカデミー熊本宇城の選手たちは、この遠征を通して様々な発見があったようです。

 

安達秀都(9期生:ソレッソ熊本)

「この遠征を通してたくさんの事を学ぶことが出来ました。試合の部分では、パスが少しずれたり、プレースピードが遅い事で、チャンスを迎えてもゴールを奪えないという事を改めて感じました。その少しのミスをしないように、もっとこだわって練習から取り組んでいきたいと思います。また、オフザピッチの部分では、チームとして活動していく中で時間を守ることが出来ませんでした。これは、普段のアカデミー活動で出来ていない部分が出た証拠だと思うので、常に周りに目を配って、時間を逆算して行動出来るように、日頃から心掛けていきたいと思います。」

 

この遠征を通して、宇城の選手たちは日頃取り組んでいる事の意味や重要性を再確認出来たのではないでしょうか。

この気付きを、これからの日々の生活に反映させてこそ、この遠征の意味があったと言えるでしょう。

もうすぐ長い夏休みが終わりますが、それまでにこの遠征で得たものを、自分の中で整理して振り返って欲しいとスタッフ一同願っています。

 

最後になりましたが、JFAアカデミー福島の皆様、今回の遠征に際して選手を送り出してくださった各クラブ関係者の皆様、そして保護者の皆様、本当にありがとうございました。 

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