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JFAアカデミー熊本宇城 「昨年の目標・決意表明」を振り返って

2019年05月30日

JFAアカデミー熊本宇城 「昨年の目標・決意表明」を振り返って

衣替えも終え、夏の装いが目につくようになりました。新年度がスタートしてから2ヶ月が経ち、アカデミーでの生活にも落ち着きが感じられるようになりました。そこで、選手たちは昨年の目標を見つめ直し、2019年の新たな目標を設定しました。また、11期生(中1)が入校式にてステージ上で発表した決意表明をご紹介します。

JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。

詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

JFAアカデミー熊本宇城 説明会

日時場所
6月9日(日)12:00~ JFAアカデミー熊本宇城(宇城市立ふれあいスポーツセンター)
〒869-0606 熊本県宇城市小川町河江52-1
7月28日(日)16:00~
8月18日(日)16:00~

アカデミー生コメント

黒川亮介 選手(中3:9期生/太陽SC熊本玉名)
今年の目標は、守備では1対1の時に粘り強く対応し、球際では強くいくことで、ボールを奪うテクニックを身につけることです。なぜなら、昨年はセンターバックでプレーするときが多く、自分がゴールを守り、ボールを奪うことが出来ていれば、もっとチームに貢献できていたはずだと思ったからです。だからこそ何を意識してトレーニングすべきか考えました。ボールを奪うタイミングを見定めるには、相手のボールの持ち方や、相手や味方の状況を把握しておくことが必要です。そして次のプレーを予測し、粘り強く対応するためのステップワークにもこだわり、さらに最後は身体をぶつけてボールを奪うための体幹を向上させることも重要です。
攻撃では、試合の終盤に関わり続けられる状況判断力と、それを実行するだけの十分な体力が無かったため、パスコースを作り出すことができませんでした。走り方、ボールの蹴り方のフォームを見直すことは、体力面だけでなく、パスやコントロールなど基本のテクニックの質を高めることにも繋がり、結果として自分の長所であるスピードを活かせることになると気づくことができました。
日々のトレーニングから努力を継続し、この目標を達成したいです。

武生響 選手(中2:10期生/カティオーラFC)
僕は1年前の入校式で、リスペクトについて自分の考えを決意表明しました。
それは、家族、仲間、指導者からのサポートのおかげで夢に挑戦する力をもらったことへの感謝と、だからこそリスペクトの気持ちを持ってアカデミーでの日々を送る決意を発表しました。
しかし、アカデミーで過ごした1年間を振り返ると、家族や仲間にリスペクトができていないと思う部分がありました 。家族に対しては、毎週末、アカデミーから実家がある大分県まで親に送迎をしてもらうことが当たり前だと勘違いしてしまい、ありがとうと感謝の気持ちを伝えていない時がありました。アカデミーでは、トレーニングで使う道具の準備や、食事の配膳を先にしてくれていた仲間に対し、ただありがとうと言っているだけでした。そこで、僕が考えるリスペクトとは何か、もう一度考え直しました 。リスペクトとは大切に思ったり、感謝の気持ちを言葉にするだけではなく、しっかり行動で示す事が必要だと気づきました。
例えば、週末、実家に帰ったときには洗濯物を畳んだり、お風呂の掃除をする事ができると思います。
アカデミーでは、トレーニングの道具や食事の準備を率先して行い、集団生活の中で自分が使ったものは次に使う人たちが気持ちよく使えるように、きれいに掃除をしたり、整理整頓をしておくことができます。このように、大切だと思うことを行動に示せることが、結果として人からリスペクトされる人間に近づけるのかもしれません。自分が考えるリスペクトを、このアカデミー生活の中でしっかりと行動で示したいと思います。

網代蓮生 選手(中1:11期生/UKI-C.FC)
僕は、長崎県の離島の対馬出身です。対馬は自然豊かな海や山に囲まれた島です。しかし対馬には残念ながらサッカー部がありません。小学生の時は二時間かけて試合に行っていました。県トレセンに行くときも、飛行機か船しか移動手段がありません。でもサッカーを続けることができたのは、家族やコーチ、地域の方々のおかげです。家族は全面的なサポートをしてくれました。コーチはサッカーの基礎的なことを教えてくださいました。地域の方々は応援をしてくださり、元気がでました。その人たちへの感謝の気持ちを忘れず対馬初めてのアカデミー生として誇りを持ってプレーをします。

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