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JFAアカデミー熊本宇城の取り組み 「田植え体験」「心肺蘇生法講習会」
2014年07月02日
JFAアカデミーは、世界基準で活躍する選手を育成する取り組みとして、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材の育成を目指しています。週末帰省型のJFAアカデミー熊本宇城では、振替え休日を利用して様々な事に取り組んでいます。今回はその中から、田植え体験、心肺蘇生法とAEDの講習会について紹介します。
選手コメント(田植え体験)
宮本滉大 選手(JFAアカデミー熊本宇城 4期生:中3)
僕は、昨年に次いで2回目の田植えをしました。苗をきれいに植えることは難しく、苗が斜めになったりして大変だと感じました。こんな大変なことを農家の方は当たり前のようにされていて、プロの技は凄いと思います。また、このような体験をすることで食べ物への感謝の気持ち改めて感じることができて良かったです。
岩田宗一郎 選手(JFAアカデミー熊本宇城 5期生:中2)
僕は、田植え体験において感じた事が二つあります。一つ目は手植えの大変さです。今は機械をよく使いますが、昔の人たちの作業を想像すると、大変な苦労があったことに気づくことができました。二つ目は、米の大切さです。田んぼ一面に苗を一本一本植えていくには何時間もかかるので、お米一粒一粒を大事にしたい気持ちになりました。これからも、ご飯は一粒も残さず食べるようにしたいと思います。
荒木亮輔 選手(JFAアカデミー熊本宇城 6期生:中1)
僕が田植えをしたのは小学生のころ以来2回目の体験でした。裸足で田んぼに入ったのは初めてで、にゅるにゅるしていて少し気持ち悪かったです。僕が植えた苗からは約9キログラムの米しかとれないけれど、植えるには時間がかかり農家の大変さを知りました。これからは、お米を作っていただいている方に感謝の気持ちを持ちたいです。
選手コメント(心肺蘇生法・AED講習)
高橋大燿 選手(JFAアカデミー熊本宇城 4期生:中3)
僕は自分の力で人の命を救えるという事を今回の体験で学びました。心肺蘇生法をするかしないかで、2倍も生死の確率が違うという事を聞き、心肺蘇生法の重要さに気づかされました。この先、もし人が倒れている場面に遭遇したときは、1秒でも速く習った事を行い、1%でも生きる確率を高めたいです。
吉田健人 選手(JFAアカデミー熊本宇城 5期生:中2)
消防署員やボランティアの皆さんから心肺蘇生法とAEDの使い方を教えてもらいました。心肺蘇生法では、胸骨圧迫をしました。注意することは、1分間に100回のペースで行なうことです。AEDでは、何をすれば良いのか機械が説明してくれるので分かりやすかったです。近くで人が倒れたとき、練習中や試合中に相手選手やチームメートが倒れたときに、自分が率先して1人でも多くの命を助けたいです。
長尾泰成 選手(JFAアカデミー熊本宇城 6期生:中1)
講習を受ける前の僕は、本物の人間が倒れていたら逃げて見ぬふりをしていたと思います。でも、今日習った事で、自分が人を助ける事ができるのなら助けたいです。一生懸命に胸骨圧迫している姿を見ると、命はとても大切だと改めて感じる事ができました。これから僕は勇気を持って、いろいろな面で人を助けられるようになりたいです。
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