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JFAエリートプログラム女子U-13、韓国との第2戦にも勝利し、遠征を終える~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~

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2018年09月21日

JFAエリートプログラム女子U-13、韓国との第2戦にも勝利し、遠征を終える~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~

JFAエリートプログラム女子U-13韓国遠征 第2戦

2018年9月20日(木) キックオフ時間 15:30 試合時間 70分(35分ハーフ)
Paju NFC(韓国/坡州)

U-13日本女子選抜 5-1(前半3-0、後半2-1)U-13韓国女子代表

得点
13分 竹内愛未(U-13日本女子選抜)
23分 田中聖愛(U-13日本女子選抜)
24分 竹内愛未(U-13日本女子選抜)
52分 失点(U-13韓国女子代表)
67分 谷川萌々子(U-13日本女子選抜)
69分 古賀塔子(U-13日本女子選抜)

スターティングメンバー
GK:山内夏実
DF:早間美空、岡村來佳、米口和花、谷川萌々子
MF:米村歩夏、青井麻衣、北川愛唯、渡部心
FW:竹内愛未、田中聖愛

サブメンバー
GK:武藤咲
FP:柳原さくら、吉田玲音、原田柚葵、長崎咲弥、久保田真生、辻澤亜唯、古賀塔子

交代
HT 早間美空 → 古賀塔子
HT 米村歩夏 → 長崎咲弥
HT 青井麻衣 → 吉田玲音
HT 北川愛唯 → 柳原さくら
HT 渡部心 → 原田柚葵
HT 竹内愛未 → 久保田真生
HT 田中聖愛 → 辻澤亜唯

マッチレポート

韓国滞在最終日、昨日の夜から降り続いた雨が残る午前中はトレーニングの予定を変更し、2日前の試合を映像で振り返るミーティングを行いました。

雨が上がった絶好のコンディションで迎えた午後はU-13韓国女子代表との第2戦です。加藤監督は「韓国は1試合目に負けているから最初からエンジンを掛けてプレーしてくるだろう。しかし、自分たちは自陣ではすばやくボールを動かして、相手陣内に入ったら積極的にゴールに向かうことをトライしよう。自信を持ってプレーしよう!」と選手たちをピッチに送り出しました。

序盤から落ち着いてボールを回す日本は、再三韓国ゴールを脅かしますが、相手GKの好守に阻まれ、なかなかゴールを割ることができません。しかし13分、左サイドでボールを持った早間美空選手(アンジュヴィオレBINGO)が中央に切れ込んで、ゴール左前に出したパスに走り込んだ竹内愛未選手(浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)が角度のないところから左足で蹴り込み、日本が先制します。23分には日本の右CKからこぼれたボールを竹内選手が思い切ってシュート。GKが弾いたところに走り込んだ田中聖愛選手(アルビレックス新潟レディースU-15)が押し込み、2点目とします。更にその1分後には米村歩夏選手(十勝FSリトルガールズ)からのパスを受けた竹内選手が左サイドから中央にドリブルで切れ込み、ペナルティエリアの外から放った思い切ったシュートが決まり、日本が3-0でリードして前半を折り返します。

後半、フィールドプレーヤー7人を替えて臨んだ日本でしたが、序盤はなかなかペースを握ることができず、17分には守備陣のパス回しをカットされ、失点を喫します。気を取り直して立て直す日本は相手ペナルティエリア付近でのクリアをカットした谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島)が中央から強引に持ち込んで落ち着いてシュートを決めます。4失点目の韓国が勢いを潜めたその2分後には日本が右CKを得、谷川選手のキックにファーサイドで古賀塔子選手(JFAアカデミー福島)が頭で合わせ、日本がダメ押しの5点目として勝負を決めました。

最後の韓国滞在の夜は両チームが揃ってのバーベキューでした。さらにその後、この期間中に内容を考えて練習してきたダンスなどをお互い披露し、交流を深めてこの韓国遠征を締めくくりました。

監督・選手コメント

加藤賢二 監督(JFAナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー堺)
遠征5日目の午前は雨のため、トレーニングを中止し、映像を見ながらみんなで1試合目を振り返りました。良かった点は、自陣では相手を見ながら効果的なビルドアップが出来たことです。課題としては、ビルドアップの際のパススピード、守備の際はボールを奪い切るアプローチをすること、攻撃はシュートで終わろうという3点です。韓国との2試合目は、1試合目で良かった部分を継続させ、3つの課題にはこの試合で改善できるようにトライしようという話をしてピッチに送り出しました。キックオフから主導権を握り、何度も相手ゴールに迫り、シュートで終わる場面も1試合目に比べて多くなりました。守備面では予測を持ったアプローチからボールを奪い、相手に攻撃の起点を作らせない守備ができました。攻守の切り替えの速さは特に良かった点として挙げられます。終わってみれば5-1と相手を圧倒して勝つことが出来ました。安定したビルドアップから攻撃に繋げる点はこちらに来てから課題として繰り返し取り組みましたが、韓国との対戦は2試合ともにはっきりとした向上が見られました。短いトレーニング期間にもかかわらず、課題改善を可能にした選手の理解力の高さには目を見張るものがありました。この遠征を通し、選手一人一人が様々な体験をしました。初めて経験することにも積極的に取り組むことで得たものも多かったと思います。こういった学びの姿勢は今後のどんな活動にも活きてくるはずです。次回のエリートプログラムではオン・オフ両面での成長した姿に期待します。

原田柚葵 選手(FC STORY Tokushima メニーナJFAアカデミー今治)
今日の試合、私は後半から出場しましたが、前半を見ているとき韓国は寄せが速く、常にインターセプトを狙ってきていたことがわかりました。だから、後半は寄せが来てもパスをシンプルに回して得点につなげること、自分に自信を持って積極的にチャレンジする、この2つを目標にしました。試合では前半と同様、韓国は積極的にアプローチをしてきましたが、私は慌ててしまってパスが中途半端になったりパスミスをしてしまったことがありました。その時、味方から「前向けるよ」「パス」と声をかけてもらい、落ち着いてシンプルにプレーすることができるようになりました。そしてどんどんパスが繋がり、私も積極的にシュートを打てるようになって後半、日本が2得点しました。一昨日の試合と比べて私は積極的にシュートが打てるようになりました。これは、自分に自信を持とうと意識したからです。明日でエリートプログラムは終わりますが、このキャンプで学んだことをチーム活動やオフ・ザ・ピッチでも活かしたいです。

吉田玲音 選手(NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
今日の韓国との2試合目では、1試合目のときよりもシンプルにフィニッシュまで行くことができたと思います。その要因はもちろんミーティングでの映像で振り返って課題を見つけたということもあると思いますが、5日間一緒にチームとして過ごして仲間同士のコミュニケーションが深まったことが試合の結果につながったと感じました。韓国遠征を振り返って、言語の違いがある韓国の選手とうまく言葉を伝え合ったりして、仲良くなることもできました。明日、仲間と別れると思うと寂しいです。それは、コミュニケーションが取れていたことの証だと思います。この遠征で自分の課題がたくさん見つかったので、課題改善に向けて日々の練習に取り組みたいと思います。

岡村來佳 選手(浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
今日の午前中は練習をセず、1試合目の映像を見ました。映像では自分の課題や次に活かすことをコーチから教わり、1試合目と同様気を抜かずに試合に臨むことができました。試合の中では、ミーティングのときの反省点だったパスの強さを意識しました。最初の10分間は集中力を切らさず、ゴールを奪うことがチームでの目標でした。ゴールにはなりませんでしたが、皆、集中してプレーできたと思います。そして結果は5-1という大差で勝つことができました。その後は、韓国の選手とバーベキューをしました。韓国の選手たちはとてもフレンドリーで、私達が見習わなければならないところでもあると思いました。沢山の友達ができ、とても良い経験になりました。自分のチームに戻ってもこの経験を活かしていきたいです。

辻澤亜唯 選手(FCグローバル)
午前中の雨でトレーニングがなくなり、少し心配でしたが、試合前のアップで身体を動かしていくうちにしっかり走れることが感じられたので安心してゲームに臨むことができました。前半3-0でリードしての折返しでしたが、監督から「0-0と思って入れ」と言われ、実際にその気持でピッチに入りました。後半の序盤はあまり良い内容にできず。1失点してしまいましたが、その失点を取り返す気持ちで残りの時間プレーしました。夜は韓国の選手たちとバーベキューに行きました。そのときに多くの人と交流ができました。また、この期間中に考えた出し物を日韓両チームが披露し、良い思い出になりました。この遠征で学んだことを所属チームでも活かしたいです。

スケジュール

9月17日(月) AM/PM トレーニング
9月18日(火) AM
3-2
トレーニング
vs U-13韓国女子代表
9月19日(水) AM
PM
トレーニング
オフ・ザ・ピッチプログラム(文化交流)
9月20日(木) AM
5-1
トレーニング
vs U-13韓国女子代表

※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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