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タイ女子代表のトレーニングキャンプを受け入れ(7月24日~8月5日@大阪)

2017年08月21日

タイ女子代表のトレーニングキャンプを受け入れ(7月24日~8月5日@大阪)

タイ女子代表が7月24日(月)から8月5日(土)までの13日間、大阪府にあるJ-GREEN堺でトレーニングキャンプを行いました。今回のキャンプは、8月14日(月)に開幕する東南アジア選手権「SEA Games」に向けたチーム強化を目的とし、滞在中に3試合のトレーニングマッチを行いました。

トレーニングマッチの結果は以下の通りです。

7月26日(水) vs 伊賀FCくノ一 ● 0-8 (0-2)
7月29日(土) vs 阪南大学付属高校男子サッカー部 ● 0-11 (0-4)
8月2日(水) vs C大阪堺レディース ● 0-2 (0-1)

また、7月26日(水)にはキンチョウスタジアムで行われたルヴァンカップ プレーオフステージ、C大阪vsコンサドーレ札幌の試合を観戦しました。後半には今夏にコンサドーレ札幌に加入した、同じくタイ出身のチャナティップ・ソングラシン選手も出場しました。

8月4日(金)にはJ-GREENを出て自由行動を楽しみ、選手達は日本の文化に触れ、リラックスした様子を見せていました。

監督・選手コメント

スペンサー・ジャスティン・プライアー 監督
タイ女子代表の監督として日本を訪れるのは初めてでしたが、J-GREEN堺の施設の素晴らしさに驚きました。質の高いピッチが十面以上ありますが、そのどれもが常にたくさんのチームによって使用されていて、日本のサッカー人気の高さを感じました。タイでは雨季に入っているため、ピッチの状態が非常に悪く、質の高いトレーニングを行うことが難しい状況でした。この時期に日本でトレーニングを行う機会を得ることができたのは、タイ女子代表にとって大きな意味を持つことでした。

トレーニングマッチでは日本の女子選手のオン・ザ・ボールでの質の高さを感じました。特に3試合目に対戦したC大阪堺レディースは若い選手が中心でしたが、パス、コントロール、ドリブルの質が非常に高く、日本の女子サッカーの育成に関わる指導者のレベルの高さが現れていました。長年日本代表の中心だった澤選手が引退してから日本は世代交代に苦しんでいるようですが、このような若い選手の質の高さを見れば、未来には大きな期待が持てるでしょう。

トレーニングマッチの結果は満足のいくものではありませんでしたが、選手たちはレベルの高いプレーを何度も見せてくれました。今回のトレーニングキャンプを通して、チームは団結力を増しました。一週間後に始まるSEA Gamesでも我々のクオリティを発揮し、2019年のW杯出場権獲得に向けて勢いをつけたいと考えています。

スランタイソン・スニザ 選手(キャプテン)
J-GREEN堺のピッチは芝の状態が良く、プレーしやすい環境でした。毎日、質の高いトレーニングを行うことができ、関係者の皆様には感謝します。トレーニングマッチでは自陣からパスをつなぎ、ゴール前まで攻め上がるシーンを何度も作ることができましたが、最後の局面で精度を欠きました。SEA Gamesで大きな成果を得るためには、私たちは今よりもさらに質を高める必要があると感じました。大きな大会の前には、今回のように再び日本でトレーニングをしたいと思います。今回の対戦相手に、次の対戦では勝つことができるようにトレーニングします。

シーラウム・ナハト 選手
日本に来るのは、以前スペランツァFC大阪高槻でプレーしていた2013年以来のことでした。日本の選手たちは相変わらず質が高く、トレーニングマッチでは厳しい展開もありました。しかし、私たちも決定機を何度も作ることができていました。滞在中には今夏にコンサドーレ札幌に加入したチャナティップ・ソングラシン選手とも会い、刺激をもらうことができました。SEA Gamesでのタイトル獲得を目指し、さらにトレーニングしようと思います。

AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ

日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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