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2022年度JFA女性リーダーシッププログラム 第2モジュールを開催

2022年07月11日

2022年度JFA女性リーダーシッププログラム 第2モジュールを開催

7月9日(土)、10(日)の2日間にわたって、JFA女性リーダーシッププログラム 第2モジュールが開催されました。

6月の第1モジュールから約1か月を経て開催された講義では、前回講師より出された課題への取り組みについて、各自報告を行いました。本プログラムは、「サッカー界・スポーツ界を牽引する女性役員・経営層を育成する」という目的の下、全4回の集合研修を軸に学びを深めていきますが、それ以外にも受講生はモジュール間に様々な課題やメンタリング、ビジネスオンライン講座の履修に取り組みます。

第2モジュールの1日目は「アサーティブコミュニケーション」について、グループワークを交えながら学び、リーダーとして必要なコミュニケーションスキルを身につけました。2日目は、「ガバナンスコンプライアンス」「メディアコミュニケーション」「クラブの地域貢献活動」などのテーマを、実例を交えながら、実践的に学ぶ内容となりました。本プログラムで得たスキルや知識は、それぞれの所属団体に戻って即座に実践し、体現していくことを受講生たちは期待されています。

次回は8月に第3モジュールを開催し、そこでは海外やパートナー企業から講師をお迎えし、サッカー・スポーツの持つ社会的価値について、考えを深めます。

受講生コメント

大岩真由美 理事(公益財団法人北海道サッカー協会)
このプログラムには発足当時から興味を持ち、今年参加することができました。ジェンダーや多様性について、わかっていたようでわかっていなかったということに気づくとともに、正しい理解や知見を得ることができています。また、「女性人材の育成」というテーマについても、講義を通して改めて考えさせられています。北海道サッカー協会は女性活躍が進んでいる組織だと思いますが、組織の中に女性をただ増やすだけでなく活かすために、またあとに続く女性たちが輝ける、活躍できるサポートを自分自身がしていきたいと改めて感じています。

清水万理 さん(一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ)
今回の講義を受けて、今まで自分自身が気づいていなかったジェンダーの問題や、自分自身のステレオタイプに気づくことができています。私も意見を述べる際につい言い淀んでしまったり、うまく意見を伝えられないことがありますが、今回学んだ「アサーティブコミュニケーション」のスキルを実践していきたいと思います。私たちはWEリーグ加盟に向けて準備を進めているところでもあり、プログラムで学んでいる内容を所属組織内でも共有し、組織が一緒になって課題に取り組んでいきたいと思っています。
またプログラムではメンター制度があり、普段なかなか話すことがない他クラブの方と繋がって話をしたり、相談できる機会があります。受講生同士もフットサルや男子サッカーなど、従事しているカテゴリーは様々で、それらを超えて互いを知り合えることは非常に有益だと感じています。

安奈希沙 理事(一般社団法人フットサルクラブSAICOLO)
これまで自分自身がジェンダーの問題に気づいていなかったり、諦めてしまっていたと、講義を受講し気付かされました。また、第2モジュールでは考え方や伝え方のスキルで課題解決ができることを学んだので、すぐにでも実践していきたいと思っています。議論を重ねる中で、他の受講生が所属する組織と比べて、フットサルの環境・組織はまだまだ遅れている部分があると感じていますが、その中でどうやったら女性活躍を進めていけるか考えていきたいと思います。カテゴリーを超えた受講生の横のつながりから多くの刺激をいただいているので、今後に生かしていきたいと思っています。

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