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JFA臨時評議員会を開催、2016年度予算は初の200億円の大台へ
2015年12月23日
本日(12月23日)臨時評議員会が開催され、2016年度の事業計画と予算、役員の選任および会長の選定に関する報告がなされました。
日本代表関連の事業では、3月にFIFAワールドカップロシア大会のアジア2次予選の残り2試合が行われ、同最終予選は8月からのスタートとなります。U-23日本代表は年明け早々に、リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた最終予選(AFC U-23選手権2016)に参戦、2月にはなでしこジャパン(日本女子代表)が、大阪で開催される同最終予選に挑みます。本大会の開催期間は8月3日から20日となります。
世界大会出場を目指すU-19、U-16日本代表は、それぞれ予選となるAFC選手権に。女子のU-19、U-17世代の代表は、世界女王の座を懸けてワールドカップ本大会に出場。フットサルも9月に世界大会を控えており、2月のAFCフットサル選手権2016で本大会への出場権獲得を目指します。ビーチサッカー日本代表は9月、アジアビーチゲームズに参戦します。
競技会開催事業については、Jリーグが来季、2月に開幕、プレナスなでしこリーグは、3年前に実施した大会方式を採用して行われるほか、新たにU-15年代を対象にしたなでしこアカデミーカップも開催される予定です。
指導者普及事業は、新たにフットサルインストラクター研修会を、小学校体育サポートにおいては、大学教員と教員を志望する学生向けにそれぞれ研修会を実施。また、AFCフィットネスコーチングコースも開催される予定です。
2016年度の予算については、収入が約203億円、支出は事業費、管理費等で約192億円とし、これに特定資金の積み立てとして12億円、予備費1億円を計上。2001年に100億円を超えて以降、約15年で倍増となりました。
予算増額の主な要因は、日本代表スポンサーの契約が満額となったことやJFAユースディベロップメントプログラム等の収入増によるものです。
そのほか会議では、会長予定者選出管理委員会の設置について協議されたほか、同委員会における評議員のうちの3名と補欠1名、JFAから完全に独立した立場の有識者2名が選出されました。評議員から選出されたのは、宮城県サッカー協会会長の大久保芳雄氏、岡山県サッカー協会の副会長・木村孝行氏、Jリーグの川崎フロンターレ代表取締役会長の武田信平氏、補欠は千葉県サッカー協会専務理事の大野辰巳氏。有識者2名は、学校法人二階堂学園理事の永島敦正氏、弁護士の安田博延氏です。
会長予定者選出管理委員会は、既に選出されている理事のうちの3名と補欠1名を含む11名で構成され、本日から、来年3月27日に開催される定時評議員会後の新理事会が終結までの約3ヶ月間、設置されます。
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