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JFAこころのプロジェクト 北海道網走市で協定締結式と「夢の教室」を実施

2016年09月09日

JFAこころのプロジェクト 北海道網走市で協定締結式と「夢の教室」を実施

日本サッカー協会(JFA)は8月30日(火)、北海道網走市と「夢の教室」実施に関わる協定を締結し、同市内の全小学校で「夢の教室」を実施することになりました。

この日行われた協定締結式では、大仁邦彌JFA名誉会長と同市長の水谷洋一氏、元バレーボール選手で夢先生を務める大山加奈氏が出席。大仁名誉会長は「網走は合宿地としてスポーツに関心の高い地域。本年度教室が開かれる最北端の地として、子どもたちの健全な成長に協力していきたい」と話しました。

締結式の後、夢先生の大山氏のもと、網走市立網走小学校にて「夢の教室」が行われ、5年2組の子どもたちに「夢は叶わないこともある。でも、夢が叶う、叶わないという結果以上に、そこに向かって努力する過程が大切。みんなも諦めずにがんばってほしい」と熱く語りました。

翌日にはカーリング選手の本橋麻里氏、翌々日には元シンクロナイズドスイミング選手の江上綾乃氏が夢先生となり、子どもたちに自身の経験をもとに「夢」について話をしました。

9月中旬には残りの8校6クラスで「夢の教室」を実施する予定です。

コメント

水谷洋一 市長
一昨年は2校、昨年は4校で夢の教室を開催し、夢先生のスポーツを通して体験したお話が、子どものこれからの成長に大いに役立つ内容だと好評だったため、今年はふるさと寄付を活用して全校で実施することにしました。より多くの子どもたちが授業を受けることで、その先にある何かをつかむきっかけになればと思います。

大山加奈 夢先生
私は以前、第一回目の授業の夢先生として、網走市を訪れました。またこうして夢先生として訪れることができたことを、すごく嬉しく思います。一回目の授業はトライアルということだったので、すごくプレッシャーを感じながらの授業でした。それが今回の協定締結に結びついたことをとても嬉しく思うと同時にほっとしています。二年前に網走に来た時、夢シートに「バレーボール選手になって加奈先生みたいになりたい」と書いてくれた子どもがいて、それがここまで2年間頑張ってくる私の原動力になりました。

子どもたちのチカラになれるようにといつも夢先生をやらせていただいていますが、いつもチカラを貰うのは私の方で学びも多く、得ることがとても多いこのプロジェクトが私は大好きです。このプロジェクトがこれからもずっと網走市で続いていくことを願っていますし、私もまた三度目の夢先生として訪れることができればと思います。

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