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ブルンジサッカー連盟にてサッカー用具提供の贈呈式を行う
2013年08月23日
日本サッカー協会は、ブルンジ共和国とブルンジサッカー連盟に対するサッカー用具の贈呈式を、8月20日(火)にアフリカのブルンジで行いました。
内戦後の国民和解におけるスポーツの重要性に共鳴し、また、日本とブルンジ両国間のスポーツ分野の関係を強化するため、田嶋幸三副会長が日本サッカー協会を代表し、サッカーボール1,300個とシューズ300足を贈呈しました。
贈呈式参加者コメント
パトリック・ンダイイセンガ ブルンジスポーツ省局長
スポーツ省を代表し、このサッカーボール及びサッカーシューズの贈呈式に出席し、またスポーツ大臣からのメッセージをお伝えできることをとても光栄に思います。日本は様々な分野でブルンジを支援してくれています。今回の用具提供は、ブルンジのスポーツ振興、特にサッカーに裨益するものです。これは日・ブルンジ関係の強さの証であり、この友好関係が引き続き発展していくことを期待します。
リディア・ンセケラ ブルンジサッカー連盟会長
ブルンジサッカー連盟代表として、また、ブルンジ人として、日本の皆様のブルンジ訪問を歓迎します。2011年、私はFIFAの仕事の縁で田嶋副会長ご本人にお会いし、いつの日かブルンジに来て欲しいとお伝えしました。そして、田嶋副会長はこうしてブルンジへ来てくださいました。在ブルンジJICA事務所との交流も手伝ってJFAとの関係が深まり、日本代表団のブルンジ訪問にまで繋がりました。その中で用具提供のお話があり、本日、ブルンジサッカー連盟は正式にサッカーボール300個とサッカーシューズ300足の提供品を受け取りました。先日の夕食会にて、田嶋副会長は、ブルンジの人々は貧富の別なく、皆とても笑顔だ、とおっしゃいました。それは、我々が希望を失わないからです。そして、その希望の多くは、日本と日本サッカー協会から来ているのです。ブルンジサッカー連盟をどうか我が家と思ってください。
田嶋幸三 日本サッカー協会副会長
リディア(ンセケラ会長のファーストネーム)は、日本サッカー協会にこう話してくれました。「サッカーは多くのパワーを持っている。サッカーは人々を変えることができる。社会を変えることができる。国でさえも変えることができる。また、スポーツは、他人を理解する力を育てる教育的役割も担っているのです。」日本サッカー協会はこの考えに賛同し、サッカーボール300個とサッカーシューズ300個をブルンジサッカー連盟に贈呈することとしました。 サッカーはスポーツ選手だけのものではないのです。子供たちの基礎教育にも大きな役割を果たしています。規律やフェア・プレーの精神、尊敬の気持ちそしてチーム・プレーの大切さを教えてくれるのです。 このサッカーボールとサッカーシューズの贈与が、ブルンジの国民をひとつにし、社会発展へ向けた一助となること、また、ブルンジのサッカーの発展に寄与することを願っています。
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