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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 大分が首位・広島をホームに迎える

2016年09月08日

高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 大分が首位・広島をホームに迎える

WEST第12節の注目試合
大分トリニータU-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース

高円宮杯U-18プレミアリーグのWEST第12節を9月10日(土)と11日(日)に開催します。今週末のピックアップマッチは、大分トリニータU-18(大分)とサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)による一戦です。

ホームの大分は現在、最下位に沈みますが、第9以降は2勝1分け1敗(第3節の延期分も含む)と調子を上げています。第10節は強豪セレッソ大阪U-18(大阪)から勝点1をもぎ取るなどチームは自信を深めつつあります。

中村有監督は今週末の一戦に向けて、「いかにボールを奪うか」と「悪いボールの失い方をしないこと」をポイントに掲げます。前者については、強豪の広島が相手とあって困難なタスクであることは想定済み。「積極的に奪いにいくところと、自陣に引いて守るときの判断が重要になる」と語ります。攻撃時に守備の危機管理をしておくことも絶対条件。それが二つ目のポイントで、「奪ったボールを簡単に失わないこと。攻撃に出るところでミスすると、守備の時間が長くなる」と続けます。

前節の敗戦を受け、攻守両面に改善を施して臨む広島戦。「選手たちには我慢強く、最後まであきらめずに戦ってほしい。当たり前のことだけど、それが一番難しい」と指揮官が語るように、技術はもちろんメンタルの強さも求められる試合になりそうです。

現在、首位を走る広島はプレミアリーグわずか1敗という安定感を誇ります。第4節以降、6試合連続で失点を喫しましたが、ここ3試合はいずれも無失点で勝利(第3節の延期分も含む)。「負けてもおかしくない試合でもゴールを奪い、ピンチを抑えることができている」と沢田謙太郎監督は攻守に手応えを感じています。

これまで同様、今回の一戦で選手たちが意識するのは、ミスを減らすことと、互いの動きを見ながら仲間をカバーすること。「ミスが重なると、プロやアマチュア関係なく失点につながる。でもサッカーにはミスがつきものだから、一つのミスが出た後、いかに素早くカバーできるかが重要」と、沢田監督は選手たちに高い集中力を要求します。

首位チームとして今節を迎えますが、選手たちに慢心はありません。「これまで簡単な試合は一つもなかったし、今節も厳しい戦いになると思う。プレッシャーがかかる中でしっかりと戦うことができれば、チームとしても個人としてもさらなる成長につながる」(力安祥伍選手)と万全の準備で週末の一戦に臨みます。

監督・選手コメント

中村有 監督(大分トリニータU-18)
まずは、自分たちのボールを簡単に失わないこと。単純なミスを減らし、攻撃をやり切ることができれば、守備への準備にスムーズに移れます。高い位置からボールを奪いにいく場面と、ある程度、割り切って守る場面とを使い分けたい。選手たちには、忍耐強く戦うことを期待します。勝利に恵まれずにいるとどうしても自分が信じられなくなり、あきらめてしまうもの。でも、こうした逆境でこそ強い心が必要になってきますし、自分に打ち克ってほしいと思います。

中畑雄太 選手(大分トリニータU-18)
自分たちの持ち味は、攻守両面での切り替えのスピードです。今回対戦する広島は変則的なシステムを用いるので、自分たちは守備時に前から奪いにいくのか、ブロックをつくって守るのかをうまく判断していきたいと思います。個人としては、しっかりと声を出して守備をコントロールすること。コーチングでチームをリードしていきたいと思っています。レベルの高い相手がひしめくリーグで最下位に甘んじていますが、自分たちのスタイルを曲げず、上位陣に食らいついていきたいです。

沢田謙太郎 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
好守両面において、できることをやるだけ。それが勝利の近道です。首位に立ったことで追われる者のプレッシャーも多少はかかってくるかもしれませんが、自分たちがすべきことはいつもと同じ。練習で全力を尽くして、万全の状態でゲームに臨むことが最も重要と選手たちも分かっているはずです。大分戦も変に気負わず、普段どおりプレーしてもらいたい。全員が最後まで集中力を保って、ミスをカバーすることが絶対条件です。

力安祥伍 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
自分たちのストロングポイントは、最後まで粘り強くチーム全員で戦えることです。豊富な運動量に加えて、球際で戦うことが広島のサッカーのベース。その中で後ろからボールを動かし、攻撃につなげることにチャレンジしていきたいと思います。今週末、対戦する大分も戦うことができるチームという印象があります。90分間、一つ一つの局面で球際に勝つことがポイントだと思っています。個人としては、攻守に体を張り、ビルドアップでしっかりと攻撃に関わることが自分のプレーだと思います。その中で、アシストや得点でチームの勝利に貢献したいと思っています。 

大分トリニータU-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース
日時:9月11日(日) 11:00キックオフ
会場:大分スポーツ公園 県協会グラウンド(人工芝)
アクセス:●JR「大分駅」より大分バス「大分スポーツ公園東」下車、徒歩約18分

プレミアリーグWEST第12節

9/10(土)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs セレッソ大阪U-18(いぶきの森球技場)
9/11(日)
10:30 名古屋グランパスU18 vs 京都サンガF.C.U-18(トヨタスポーツセンター)
16:00 神戸弘陵学園高校 vs ガンバ大阪ユース(三木総合防災公園 陸上競技場)
17:00 東福岡高校 vs 大津高校(レベルファイブスタジアム)

現在、4位につけるヴィッセル神戸U-18(兵庫)は2位のセレッソ大阪U-18(大阪)との上位対決に挑みます。名古屋グランパスU18(愛知)は京都サンガF.C.U-18(京都)との一戦に勝利すれば、勝点で京都に並びます。3連敗中のガンバ大阪ユース(大阪)は敵地で神戸弘陵学園高校(兵庫)との試合で後期初勝利を狙います。東福岡高校(福岡)と大津高校(熊本)による高体連勢対決も要注目。大津はホームでの一戦に勝利し、前回対戦での敗戦(●1-2)を払拭したいところです。

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第12節を前に、第11節ダイジェスト映像をお届けします。

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