JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 女子サッカー > 最新ニュース一覧 > 全国レディースサッカー大会 順位別トーナメントの決勝カードが決定

ニュース

全国レディースサッカー大会 順位別トーナメントの決勝カードが決定

2017年03月20日

全国レディースサッカー大会 順位別トーナメントの決勝カードが決定

第28回全国レディースサッカー大会は3月19日(日)、時之栖スポーツセンター(静岡県裾野市)で大会第2日が行われました。この日は1次ラウンド最終節と順位別トーナメント1回戦までが行われました。

グループAでは、前回大会優勝のUILANI FC(関東1/埼玉)が、力強く首位通過を決めました。窪田飛鳥選手が開始12分までに2得点するなど、Kochi ganador FC(四国1/高知)に6-0と大勝しました。初日の全4試合のうち3試合がドローと接戦になっていたグループBは、最終節も僅差の争いとなりました。その中で、FC.VIDA Feliz(関東3/千葉)が2勝目を挙げて首位となりました。グループCでは小平サッカークラブ(関東4/東京)、グループDでは横須賀シーガルズレディース(関東2/神奈川)が、それぞれ3連勝。この結果、1位トーナメントは、関東勢が占めることとなりました。

その1位トーナメント初戦は、2試合ともそれぞれ譲らぬ激戦となりました。小平サッカークラブは後半開始直後に坂下亜実選手の連続ゴールで2点をリードしますが、横須賀シーガルズも地力を見せ、セットプレーなどで31分からの8分間で試合を振り出しに戻します。そのままもつれ込んだPK戦では、GK芹澤育代選手のセーブもあり、小平サッカークラブが2大会ぶりの決勝進出を果たしました。UILANI FCとFC.VIDA Felizも、50分間を戦い抜いてスコアレスドロー。PK戦の末、UILANI FCが2年連続でファイナル行きを決めました。

2位トーナメント1回戦では、みえ高田FC(東海1/三重)がRC 刈谷FC PROJECT SONIA(東海2/愛知)に4-0と、1次ラウンド第2節から3試合連続の完封勝利。今大会まだ無失点のまま、2位トーナメント決勝に進みました。その決勝で対戦するのは、鳥取レディース(中国1/鳥取)をシュート0本に抑えて3-0と攻め倒したスポーツの森・大津マリノス(九州1/熊本)です。

3位トーナメント決勝では、Kochi ganador FCと長野フレンズ(北信越/長野)が対戦します。Kochi ganador FCは、昨年の2位トーナメント1回戦で0-3と敗れた相手、おいでやす京都(関西/京都)にリベンジ。0-0の末、PK勝ちを収めました。今大会すべて1点差の接戦を演じている長野フレンズは、水沢ユナイテッドFC(東北/岩手)に1-0と勝利しています。

4位トーナメント1回戦では、HABATAKE(北海道)が今大会初勝利。決勝で対戦するのは、他2チームと勝ち点で並ぶ激戦となったグループCで奮闘してきたAngora(中国2/岡山)です。

大会最終日となる3月20日(月・祝)には、各順位別トーナメントの決勝と3位決定戦が行われます。全チームにとって、今大会5試合目となる最終戦。最後まで熱い戦いが続きます。

選手コメント

高橋奈緒子 選手(横須賀シーガルズレディース)
今日の最後の試合では、2点リードされても追いつけて、こちらに流れが来ていると思ったのですが、あと1点を取り切れませんでした。今年こそは優勝したかったし、仲良くしているUILANI FCと、ぜひ決勝で戦おうと話していたので残念です。昨年はなかなか勝てませんでしたが、なでしこリーグでプレーしたOGが戻ってくるなど新しい選手も入ったことで、全国大会でも戦えるチームになりました。今日は気持ちの入っていた試合ができて、楽しくできました。勝てればさらに良かったですね。明日は勝ってこの大会を締めくくりたいです。

宮澤みゆき 選手(長野フレンズ)
昨日の疲れも残っていましたが、ゴールへ向かう気持ちがあったので1次ラウンド最終戦で今大会初勝利を挙げられたのだと思います。もう少しボールがつながるとよかったのですが、ボールが足元に入らず、苦しい時間もありました。北信越の地域予選では、10連覇を達成できました。他県も強くなっていて、年々厳しさを増しています。だから、この大会にはご褒美のような気持ちもありますが、目標として目指してきた大会です。最終日も怪我なく、楽しく目の前の試合を戦いたいと思います。

植木恭 選手(FC.VIDA Feliz)
1次ラウンドではどこのチームとも互角の内容だったので、最終節ではしっかりプレーして、1点差でもいいから勝って1位トーナメントにいこうと頑張りました。1位トーナメントは関東4チームになりましたが、創部5年目の私達のチームも1、2年目は勝ち抜くことができた関東予選をその後は2年連続で突破できませんでした。なでしこリーグのOG選手が引退してすぐこの大会に出るようになり、関東も全国大会もさらに難しさが増しました。その中で、過去2回の出場では進めなかった1位トーナメントに進めました。強豪との対戦はやりがいもあるので頑張ります。

林田貴子 選手(国見FCレディース)
初出場して、全国のレベルの高さに驚きました。私たちのチームには、大人になってから始めた選手も多く、私自身も昔は陸上競技をしていました。国見FCは歴史があり、レディースも20年ほど続いていて、この年代の女子チームもようやく選手の人数がそろうようになりました。私はそろそろ40歳以上の大会を目指そうかとも思いますが、このチームとして全国の様子が分かったので、またやってくれると思います。小学生の子どもの卒業式の後にそのままこちらに来た選手もいたりと、ママさんには大変な時期のこの大会。明日こそは何とか勝ちたいと思います。

JFA-TV

第28回全国レディースサッカー大会

2017/3/18(土)~2017/3/20(月・祝)
時之栖スポーツセンター 裾野グラウンド(静岡県裾野市)
大会情報はこちら

アーカイブ
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
  • 独立行政法人日本スポーツ振興センター
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー