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SAMURAI BLUE、初戦勝利から一夜明けてセネガル戦へ練習開始

2018年06月21日

SAMURAI BLUE、初戦勝利から一夜明けてセネガル戦へ練習開始

2018 FIFAワールドカップロシアでコロンビアとのグループステージ戦で勝利を収めたSAMURAI BLUE(日本代表)は6月20日(水)、一夜明けて大会ベースキャンプ地のカザンで練習を再開。選手たちは次のグループステージ第2戦のセネガル戦(24日(日)、エカテリンブルク)へ、すでに気持ちを切り替えていました。

気温32度のサランスクで行われた試合後に大会チャーター機で昨夜のうちにカザンに戻ったチームは、午前中に二手に分かれて体を動かしました。

2-1で勝ったコロンビア戦でゴールを決めた香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)と大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)を含めた先発メンバーと本田圭佑選手(パチューカCF)は、室内でリカバリー中心のメニューで調整しました。

一方、後半交代出場した山口蛍選手(セレッソ大阪)と岡崎慎司選手(レスター・シティ)の2選手と出場機会のなかったメンバーは、少し肌寒さも感じる雨模様の中、FCルビン・カザンの練習場でランニングやストレッチ、ボール回しなどで体をほぐした後、サイドを使った攻撃でシュートまで持ち込むビルドアップに取り組みました。

さらに、ハーフコート以下の狭いエリアで3対3と、4対4にフリーマンを付けたミニゲームを実施。攻守の切り替えの速さを意識しながら、相手ゴールを狙う動きを確認しました。

日本は初戦から中4日でグループH第2戦のセネガル戦をエカテリンブルクで迎えます。セネガルはモスクワで行われた19日の初戦でポーランドを2-1で下して、勝点、得失点ともに日本と並んでいます。

日本のワールドカップでのアフリカ勢との対戦はいずれもグループステージで、2002年はチュニジアに2-0、2010年はカメルーンに1-0、2014年はコートジボワールに1-2という成績でした。

2010年、2014年大会を経験している長友佑都選手(ガラタサライ)は、「1試合目勝って2試合に負けたら意味がない」として、昨夜のうちに香川選手とリカバリーでプールに行き、話をして、気持ちの切り替えを図ったといいます。

日本のコロンビア戦の勝利は、アジア勢が南米勢とのワールドカップ史上18度目の対戦で初めて手にした白星でしたが、長友選手は「勝って自信をつけることは大事だが、10人のコロンビアに苦戦している。クオリティを含めて自分たちは一番レベルが低い。冷静にチーム状態を見て判断しないと、次の2試合で足元を掬われる」と、危機感を持ってセネガル戦へ臨む必要があると語っています。

コロンビア戦の先制ゴールがワールドカップ初ゴールだった香川選手は、試合後の空港へのバスの中でも「みんな冷静で、喜び過ぎずに次を意識していたと思う」と話し、「次、もっと勝ちたい、もっといいサッカーをしたいという気持ちが強いので、試合で出た課題を強く感じる」として次戦への意欲を示していました。

チームは21日(木)から全員での練習を再開して、セネガル戦に備えます。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手(FCメス)
このグループで一番の山場は2戦目だと思っています。今回のセネガルはかなり能力の高い選手がいろいろなポジションに揃っているので、コロンビア戦よりもかなり難しい試合になるのではないかと思っています。相手の分析をしながら、どれだけ自分たちが対応していけるかだと思います。昨日のFKでの失点の修正は、意思の疎通の徹底しかないと思っています。ここ数試合セットプレーでの失点があるので、そこは詰めなくてはいけませんが、詰めていく中でも悪いイメージというのを持ちすぎないことも大切です。

FP #5 長友佑都 選手(ガラタサライ)
セネガルは個人能力もずば抜けていて、アフリカのチームですが、組織がかなりしっかりしている印象で、チームとしての規律があります。なかなか穴がなくて、みんな守備意識が高いですし、カウンターは話にならないほどレベルが高いです。コロンビア戦で出した一体感以上のものを出せないと、このセネガルには勝てないと思います。自分はこれまでにいろいろなビッグクラブの選手と対戦してきて、その間合いと感覚は自分の中で整理できている部分があるので、それをうまく使って対峙したいと思います。

FP #10 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
これからもっとタフな戦いが続きます。コロンビアに10対11でこういう戦いになるということは、そう簡単には勝てないのだと改めて感じましたし、もっとタフだと思っています。自分自身によりプレッシャーをかけながら、もっと上へ行く気持ちを出していきたいと考えています。セネガルのポーランド戦を見て、彼らが非常に強いことは改めて分かったので、中4日でしっかり準備していきたいです。

FP #16 山口蛍 選手(セレッソ大阪)
昨日は試合を終わらせるという役割だったので、それをしっかりできたかなと思います。もう終わったことですし、余韻にいつまでも浸っていられません。次の試合はすぐに来るので、そこに切り替えてやるだけです。セネガルも勝てば突破が決まる、お互いそういうチームチーム同士の対戦なので、初戦以上に厳しくなってくることは間違いありません。相手はフィジカルが強いですし、ポーランド戦の2点目もスピードで奪って得点しているので、スピードは一番の武器になっていると思います。しっかり準備をして臨みたいと思います。

FP #20 槙野智章 選手(浦和レッズ)
僕たちはもっと良いサプライズを起こせるように、一つ勝っただけで浮かれていられないというのはありますが、昨日の勝利はたくさんの方に応援してもらえる良いきっかけになったのではないかと思います。チームが勝つために一番大事なのは、サブ組を含めてみんながチームのためにと思って行動することです。「次は俺の番」だと思ってやることは必要ですし、年齢的に上の選手が下の選手を引っ張ることが大事だと思います。まだ先は長いので、一日でも長く、みんなと練習して試合して一緒にいたい。そういうところを練習から出していければと思っています。

  • 川島永嗣 選手(FCメス/フランス)インタビュー

  • 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)インタビュー

  • 長友佑都 選手(ガラタサライSK/トルコ)インタビュー

スケジュール

2018 FIFA World Cup Russia
6月19日(火) 2-1 第1戦 vs コロンビア代表(Mordovia Arena)
6月20日(水) PM トレーニング
6月21日(木) PM トレーニング
6月22日(金) AM トレーニング
6月23日(土) PM 公式会見・公式練習
6月24日(日) 20:00 第2戦 vs セネガル代表(Ekaterinburg Arena)
6月25日(月) PM トレーニング
6月26日(火) AM トレーニング
6月27日(水) PM 公式会見・公式練習
6月28日(木) 17:00 第3戦 vs ポーランド代表(Volgograd Arena)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFAワールドカップロシア

大会期間:2018年6月14日(木)~2018年7月15日(日)
グループステージ
第1戦 6月19日(火) 21:00[日本時間] vs コロンビア代表
第2戦 6月25日(月) 0:00[日本時間] vs セネガル代表
第3戦 6月28日(木) 23:00[日本時間] vs ポーランド代表

大会情報はこちら

 

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