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SAMURAI BLUE、イラン戦へ非公開で戦術練習

2015年10月12日

SAMURAI BLUE、イラン戦へ非公開で戦術練習

SAMURAI BLUE(日本代表)は10月11日、イランとの国際親善試合を2日後に控えて同国のテヘランで練習を行いました。

陽が陰ると涼しさも感じられる中、チームはピッチ中央でヴァイッド・ハリルホジッチ監督からの説明のあと、ランニングで練習を開始しました。

その後、GKとフィールドプレーヤーに分かれて調整し、フィールドプレーヤーはフィットネストレーニング、GK陣はリカルド・ロペスコーチも加わってポールとテープで作ったネットを挟んで2人1組でミニバレーボールで体をほぐしました。その後は報道陣に非公開として、ゲーム形式を含めた戦術練習に取り組みました。

イランとの通算対戦成績は日本の5勝4分け6敗で、前回の対戦は2005年の2006 FIFAワールドカップ予選まで遡ります。その折には、日本はアウェイで1-2で敗れ、ホームでは2-1で勝利しました。

現在行われている2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア2次予選では、イランはグループDで、日本はグループEでそれぞれ首位に立っていますが、FIFAランクでは日本の55位に対してイランは39位と上位です。

DF吉田麻也選手(サウサンプトン)は、「イランは中東の中でも組織的なチームで、前線に何人か良い選手がいてレベルも高い」と警戒を強めていますが、「日本は無失点を続けることが大事。そうすれば自信も深まるし、守備の組織も向上していく」と話しています。

今回は国際親善試合のため、両チームともに6人まで交代が可能になります。ハリルホジッチ監督は今回の遠征メンバー発表の会見で「何人かの選手をトライして可能性を見てみたい」と話していただけに、初招集したDF塩谷司選手(サンフレッチェ広島)やMF柏木陽介選手(浦和レッズ)、試合歴の浅いMF柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)やMF清武弘嗣選手(ハノーファー96)らにどんな機会を与えるのか、注目されるところです。

DF米倉恒貴選手(ガンバ大阪)は、「試合に出ないと始まらない。チャンスを貰えたら良し悪しを気にせずにやりたい」と、逸る気持ちを言葉に滲ませていました。

一方、柏木選手は、「試合に出る準備もしているが、まずは(練習で)一人ひとりの選手の能力を把握しながらプレーして、自分の良さを出していくことを心がけている」と話しています。

試合はテヘランのアザディスタジアムで、13日17時(日本時間22:30)から行われる予定です。

選手コメント

DF 米倉恒貴 選手(ガンバ大阪)
左サイドバックでどんな動きをしたらいいか、試合も見ているのでイメージはしています。気をつけなくてはいけないのは相手のフィニッシュのクオリティです。ちょっとしたことを怠るとやられますし、より高いレベルの中で一つ一つのプレーを大事にしないと失点につながると思うので、そういうところは常に集中してやらなくてはいけないと思っています。自分の持ち味は攻撃なので、試合で何回出せるか分かりませんが、そこでクオリティを出したいと考えています。

DF 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
イランは前線に何人かいい選手もいますし、フルハムでプレーしていた選手もいるので、中東の中でもレベルは高いと思います。難しい試合になると思いますが、前線から良いプレスをかけて、いい形でボールを前に配給させないように、今までより以上に守備はコレクティブに、オーガナイズしていかないといけません。ただ、オマーンより気温がかなり下がって湿気も相当低くなったので、パフォーマンスの面ではかなり良くなるのではないかと期待しています。

MF 柏木陽介 選手(浦和レッズ)
このチームでやりたい戦術も分かってきました。このやり方はハードですし、タフな試合になりますが、これがハマれば強いチームにも勝てるという実感も沸いてきています。できるようになるには時間がかかるかもしれませんが。日本人は距離間とコンビネーションを良くしていかないと相手に勝てないということは、選手みんなと話していても感じているので、そこは詰めていけるようにしたいです。ボランチのところから前に少しずつ出て行って、サポートを1ではなく、2や3にすることや、裏へのパスや足元への速いパス、パス&ゴーでサポートしに行くことを心がけてやっています。

MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
シリア戦からしっかりとリカバリーできているので、イラン戦へ向けて良い準備が出来ていると思います。イランは個々の能力が高く、相手のホームなので厳しく来ると思います。大型DFもいるので、中で競り合っても勝てないので崩していかなくてはいけないですし、そういう意味では動き出しの質をこの前よりはさらに上げて駆け引きをしていきたいと考えています。8万人の観客の中でプレーできることはなかなかないので、そういう戦いの中でしっかりと勝ちきりたいです。

JFA-TV

  • 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)インタビュー

  • 吉田麻也 選手(サウサンプトン/イングランド)インタビュー

  • 武藤嘉紀 選手(1.FSVマインツ05/ドイツ)インタビュー

スケジュール

10月5日(月) PM トレーニング
10月6日(火) PM トレーニング
10月7日(水) 16:30
17:00
公式会見(シーブスタジアム)
公式練習(シーブスタジアム)
10月8日(木) 3-0 2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼AFCアジアカップUAE2019予選
vs  シリア代表 (シーブスタジアム)
大会情報はこちら
10月9日(金) PM トレーニング
10月10日(土) PM トレーニング
10月11日(日) PM トレーニング
10月12日(月) 16:30
17:00
公式会見(アザディスタジアム)
公式練習(アザディスタジアム)
10月13日(火) 17:00 国際親善試合
vs  イラン代表 (アザディスタジアム)
大会情報はこちら

国際親善試合

10月13日(火) 日本時間 22:30キックオフ(予定)
イラン/アザディスタジアム
イラン代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
フジテレビ系列にて全国生中継(一部地域を除く)
詳細情報はこちら

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