高円宮杯U-18プレミアリーグは、8月29日（土）、30日（日）に、WEST第12節を開催します。

現在、4位の東福岡高校（福岡）は、名古屋グランパスU18（愛知）と対戦します。今夏、全国高等学校総合体育大会（インターハイ）で連覇を達成した東福岡は、森重潤也監督が「芯が強く、ブレない選手ばかり」と評するようにチームに気の緩みは見られず。前節のガンバ大阪ユース（大阪）戦に続き、今節も勝利を見据えます。対する名古屋は最下位に低迷しているものの、攻守ともに状態は上々。試合の勝負どころで踏ん張ることができれば、勝点3が見えてきます。

後期初勝利を目指して、3位の大分トリニータU-18（大分）に挑むサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）のカギは、ここ2試合無得点に終わっている攻撃陣の奮起。得点ランキングのトップを走る加藤陸次樹選手の活躍に期待がかかります。一方の大分は、今季の目標に掲げる「勝点27」まで残りの勝点7と順調。今節もアグレッシブな戦いで勝点を積み上げられるか注目です。

ヴィッセル神戸U-18（兵庫）は、前期の対戦で黒星を喫した京都橘高校（京都）と対戦します。このとき、2ゴールを奪った京都橘のFW岩崎悠人選手は前節の広島戦でも2得点をマークするなど第3クールも好調を維持。神戸は、岩崎選手を封じるとともに、「ボール回しで試合の主導権を握ること。焦らず、自分たちのサッカーを変えないことが大事」（東隼也選手）とリベンジに燃えています。

京都サンガF.C. U-18（京都）と対戦するG大阪は、前節の東福岡戦で「相手にプレゼントするような失点」（梅津博徳監督）を繰り返した守備陣の復調が勝敗のポイントになりそうです。首位・セレッソ大阪（大阪）から前節に4得点を奪い、勢いに乗る京都の攻撃陣を食い止められるでしょうか。

[WEST第12節の注目試合]
セレッソ大阪U-18　vs 　履正社高校

大阪に拠点を置くC大阪と履正社高校（大阪）の2チームが激突します。開幕から首位を走るC大阪ですが、前節の京都U-18戦では守備の要である森下怜哉選手と庄司朋乃也選手の不在が響き、0-4と完敗。今節は2人の出場可否とともに、守備陣の出来が試合の流れを左右しそうです。対する履正社は、3試合連続無失点を記録するなど守備の改善とともに成績が上昇し、第8節の大分戦から無敗をキープ。攻撃も4試合で10得点を奪うなど、攻守のバランスが良くなっています。初めて対峙した第3節の結果は、3-1でC大阪が勝利を収めましたが、両チームとも前回対戦時とは状況が異なります。今回の対戦は、最後まで勝敗が読めない展開となりそうです。

日時：8月30日（日）18：00キックオフ
会場：セレッソ大阪舞洲グラウンド
アクセス：JR環状線「西九条」駅より市バス「舞洲中央」下車すぐ

会場アクセス

プレミアリーグWEST第12節

2015年8月29日(土)
16:00　東福岡高校　vs　名古屋グランパスU18（東福岡高校）
2015年8月30日(日)
11:00　サンフレッチェ広島F.Cユース　vs　大分トリニータU-18（吉田サッカー公園）
16:00　ヴィッセル神戸U-18　vs　京都橘高校（いぶきの森球技場）
17:00　京都サンガF.C. U-18　vs　ガンバ大阪ユース（京都サンガF.C. 東城陽グラウンド）
18:00　セレッソ大阪U-18　vs　履正社高校（セレッソ大阪舞洲グラウンド）

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