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長岡JYFC ボルボレッタが2年ぶり制覇 第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会

2015年01月13日

長岡JYFC ボルボレッタが2年ぶり制覇 第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会

第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会は大会最終日の1月12日(月・祝)、準決勝、決勝が行われ優勝チームが決定。長岡JYFC ボルボレッタ(北信越1/新潟)が2年ぶりの大会制覇を遂げました。

2面のピッチで同時キックオフとなった準決勝は、コンサドーレ旭川U-15(北海道2)と長岡ボルボレッタ、前橋ジュニアユース(関東1/群馬)とブリンカールFC U-15(開催地/愛知)がそれぞれ対戦。長岡ボルボレッタは6分に中央を上がってきたGK松崎出穂選手がCKからボールを受けてシュートを放つと、これがDFに当たってゴールに入り先制に成功。これで勢いに乗ると7分にもゴールを奪い、後半もさらに1点を加えて試合を優位に進めます。一方のコンサドーレ旭川はGKをフィールドプレーヤーの大西直哉選手と交代してパワープレーでゴールを狙い、28分に2点を奪い返します。しかし以降は点差を詰められず、長岡ボルボレッタが決勝に進出しました。

もう1つの準決勝は、5分に山田敦也選手のゴールで先制したブリンカールが流れをつかみ、その後もゴールに迫っていきます。前半を3-1でリードすると、後半も得点を重ね8-2で決勝進出を果たしました。

迎えた長岡ボルボレッタとブリンカ―ルの決勝戦。主導権を握ったのは、長岡ボルボレッタでした。2分に左サイドの金子大晟選手からのパスを野本太一選手が中央で合わせて先制点を奪うと、4分にも再び金子選手のパスを野本選手が決めます。

ブリンカールも久保藤次郎選手を中心にゴール前に迫るシーンをつくりますが、長岡ボルボレッタも落ち着いて対応しゴールを許しません。逆に7分、ハーフウェー付近まで走り込んだGK松崎選手のシュートがゴールネットを揺らして3-0とすると、8分には野本選手のハットトリックとなるゴールが決まって4点をリード。意地を見せたいブリンカールは、前半残りわずかのところゴールを奪い1点を返して前半を終えます。

後半に入ると、リズムに乗り始めたブリンカールが攻め込む場面が増えますが、長岡ボルボレッタはGK松崎選手のファインセーブも光りゴールを許しません。逆に22分、中央に走り込んだ佐藤昴選手が強烈なシュートを突き刺して5-1とし勝負を決定づけます。諦めないブリンカールも伊藤光生選手を投入してパワープレーに逆転の望みを託しますがゴールを奪うことはできず。長岡ボルボレッタが U-15年代のフットサル日本一に輝き、3日間にわたって開催した今大会は、新潟県勢の3年連続大会制覇で幕を閉じました。

コメント

山崎太一 監督(長岡JYFC ボルボレッタ)
ブリンカールは力のある相手でしたが、選手はしっかりと対応し、自分たちの良さやこれまでやってきたことを出せたと思います。日本一を決める緊張感のある大会でそれができたことは自信になりますし、選手にはこの先につなげていってもらいたいです。同地域のエスプリ長岡FC U-15や、決勝では女子の十文字中学校の選手がスタンドから応援してくれて、そうやって選手たちがつながってくれたこともうれしいです。3年連続で新潟県から優勝チームを出せたこともうれしく思います。

野本太一 選手(長岡JYFC ボルボレッタ)
最後は点差が開きましたが、試合終了の笛がなるまで集中できましたし、優勝が決まった瞬間は本当にうれしかったです。決勝戦で3得点できましたが、これはみんなのおかげなので仲間に感謝したいと思います。パスワークや団結力といったチームの強みを出し、室内トレーニングで練習した技術も大会に生かすことができました。高校でもサッカーを続けますので、今大会のフットサルで得た経験を生かして、将来プロサッカー選手になれるように日々頑張っていきます。

陶山勇磨 選手(長岡JYFC ボルボレッタ)
全国大会には(長岡JYFCから)2チームが出場しましたが、長岡JYFCは一つなので、みんなで優勝を目指して頑張りました。スタンドで応援してくれる仲間の声援には本当に助けてもらいました。優勝が決まった瞬間は信じられない気持ちでしたが、今までこのチームで積み重ねてきたことを最後の大会で出すことができて良かったです。フットサルは一瞬の判断ミスから失点して流れを持っていかれてしまうので、どんなに点差が離れても最後まで集中して戦うことを意識しました。

古居俊平 監督(ブリンカールFC U-15)
全国まで来られたことは良かったですが、決勝では自分たちの力を出し切れませんでした。選手たちには硬さが見られましたし、何よりも先制点を奪われたことが大きく響いてしまいました。ただ、悲観することはないですし、大会を通じて選手が成長した部分もたくさんありました。それを次のステージへつなげてもらい、日々の生活からしっかりと行動して、高校サッカーで花開いてくれたらうれしいです。この全国大会の経験が選手の財産となることを期待しています。

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準決勝ハイライト

決勝ハイライト

第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会

2015年1月10日(土)〜2015年1月12日(月)
愛知/スカイホール豊田

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