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第37回皇后杯 熱戦の末、ベスト8進出チームが決定

2015年11月23日

第37回皇后杯 熱戦の末、ベスト8進出チームが決定

第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は11月22日(日)、3回戦の残り4試合を行い、ベスト8が出そろいました。

ピックアップマッチ1

浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉) 2-0(前半2-0、後半0-0)  AC長野パルセイロ・レディース (なでしこ2部/長野)

今季のなでしこリーグ2部を制したAC長野パルセイロ・レディース (なでしこ2部/長野)は、来年の1部リーグでの戦いも見据えながらの戦いになりました。しかし、その挑戦を浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)が跳ね返します。個々のスピードなどで上回る浦和が、AC長野を各所で引き離して有利に試合を進めました。23分には、加藤千佳選手がドリブルで持ち込んでシュート。GKに弾かれたところを、詰めていた猶本光選手が押し込んで先制しました。43分には、柴田華絵選手が右サイドから内へと流れながら、左足を一閃。ゴールポストを叩いて、浦和の2点目が決まりました。

後半、人に対してしっかり付く守備を心掛けていたAC長野は恐れず前に位置を取ろうとしました。高い位置でボールを奪う場面もあり、65分には横山久美選手のパスから大宮玲央奈選手のシュートを放ちますが、浦和GKの両手の内に収まります。対する浦和も69分、89分と決定的な場面をつくりますが、追加点は奪えず。退場者を出していたAC長野相手に2-0で試合を終えました。

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ピックアップマッチ2

ベガルタ仙台レディース(なでしこ1部/宮城) 4-1(前半2-0、後半2-1) 大東文化大学(関東/埼玉)

3回戦に残った大学勢の一つである大東文化大学(関東3/埼玉)は、強敵に挑戦しました。今季、なでしこリーグ1部で2位となったベガルタ仙台レディース(なでしこ1部/宮城)との対戦です。試合は、カテゴリーの差そのままに、ベガルタが先制します。7分、CKの流れから有町紗央理選手が決めました。ベガルタはボールを素早く動かし続け、大東文化大を揺さぶり続けます。すると前半終了間際にはペナルティーエリア内で有町選手が折り返したクロスを井上綾香選手が決めて、ベガルタが2-0とリードを広げます。

後半に入り、大東文化大の守備組織の外側でボールを動かすだけではなく、積極的に中央にもボールを入れるようになった仙台が49分、52分とゴールを奪って4-0に。大東文化大にとっては苦しい時間が続きますが、65分、綿貫美穂選手がロングシュートを決め、一矢報います。その後、ベガルタは攻撃に、大東文化大は食らいつく守備でと高い意識を保ち続け、4-1のまま試合終了のホイッスルを聞きました。

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8強が決まった大会は少し時間を空け、12月19日(土)に準々決勝4試合を行います。

その他の試合結果

アルビレックス新潟レディース(なでしこ1部/新潟)2-1(前半1-0、後半0-1、延長前半0-0、延長後半1-0)ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ2部/神奈川)
日体大FIELDS横浜(なでしこ2部/神奈川)0-2(前半0-0、後半0-2)ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部/千葉)

監督・選手コメント

本田美登里 監督(AC長野パルセイロ・レディース)
ある程度のことはできるだろうと思っていましたし、実際にそういう流れの場面もありました。失点は非常に小さなミスからのものでしたが、そこを見逃さないのが1部リーグのチーム。それをクリアすることで見えることもあるし、小さなことが大きな意味を持ったりします。流れの中でチャンスをつくれていたら、面白い展開になっていたのではないかと思います。失点も想定の範囲でしたが、想定内のことをクリアできるかが大きな課題だと思います。個で通用しないなら、チームとして通用させるようにしたいですね。

後藤三知 選手(浦和レッズレディース)
何が起こるか分からないトーナメントで、相手が高いモチベーションで臨んでくることは想定していました。そうした相手に、どう気持ちで上回るかを考え、球際の強さや運動量では絶対に勝つつもりで試合に入りました。もう少し全体が素早くボールを動かすことができたら、もっと圧倒できたのかもしれないと思います。得点できるチャンスも、数多くありました。今日はチャンスの後にピンチが来ることはありませんでしたが、1点が大きな意味を持つ大会なので、決めるべきところを決められるようにしていきたいです。

川本竜史 監督(大東文化大学)
ベガルタはなでしこリーグで2位になったチームなので、自分たちは失点しないことをテーマに掲げていました。何点取られても、最後まで集中力を持って戦おうと話していました。正直、点が取れるとは思っていなかったのですが、頑張っていると、ご褒美があるのだと感じました。早稲田大と一緒に勝ち残って、大学生がどれだけできるかを示したいという思いもありました。ただ、まさかここまで来られるとは思いませんでした。選手は本当によくやってくれたと思います。

田原のぞみ 選手(ベガルタ仙台レディース)
守る相手に対して、うまくいかない時間もありましたが、焦らずに我慢しながら最後まで攻撃できたことが良かったと思います。先制点の場面は、こぼれ球だったので自分で何かをするよりシンプルに中に放り込もうと考えたところ、有町選手がうまく抜け出してくれて得点につながったので良かったです。1失点はしてしまいましたが、トーナメントなのでしっかりと勝ち切るということが重要です。次につながって、とても良かったと思います。

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第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

11月7日(土)~12月27日(日)
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