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SAMURAI BLUE、フレッシュな顔ぶれでウルグアイ、コロンビアとの2連戦へ始動

2023年03月21日

SAMURAI BLUE、フレッシュな顔ぶれでウルグアイ、コロンビアとの2連戦へ始動

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月20日(月)、ウルグアイ代表(24日(金)、東京・国立競技場)とコロンビア代表(28日(火)、大阪・ヨドコウ桜スタジアム)とのキリンチャレンジカップ2023の2連戦へ向けて千葉市内で練習をスタートしました。

16強入りしたFIFAワールドカップカタール2022から次の2026年大会へ、引き続き指揮を執る森保一監督の下、カタール大会のメンバーを基軸に初招集選手5人を加えたフレッシュな顔ぶれで始動。合宿初日の練習には16人が参加しました。

選手たちは遠藤航選手(VfBシュツットガルト)、板倉滉選手(ボルシアMG)らが先頭に立ってジョギングでスタート。サイドステップやバックステップなどを取り混ぜたアジリティアップのメニューで体をほぐしたのち、直近の試合実施日や移動の状況に応じて3つのグループに分かれて練習しました。

欧州からこの日到着した浅野拓磨選手(VfLボーフム)や日曜日に試合のあったGK大迫敬介選手(サンフレッチェ広島)らはジョギングやストレッチなど軽めの内容で、30分ほどでピッチを後にしました。

土曜日に試合や移動のあったメンバーはパス回しや二人一組でのロングキックなどボールを使って体を動かし、バングーナガンデ佳史扶選手(FC東京)や半田陸選手(ガンバ大阪)、負傷辞退の角田涼太朗選手(横浜F・マリノス)に代わって急遽招集された藤井陽也選手(名古屋グランパス)ら初選出の面々も、カタール大会メンバーの守田英正選手(スポルティングCP)や上田綺世選手(セルクル・ブルージュ)らとともに元気にボールを追っていました。

また、GK谷晃生選手(ガンバ大阪)は他のグループと別れてゴールを背に練習。コーチらが繰り出す左右、近い距離からのシュートブロックや左右からのクロスボールのキャッチング、正面からのロングキックを受けてフィードに移る動きなどに取り組み、この日最後までピッチに残って汗を流しました。

この日の練習には、JFA公式アプリ「JFA Passport」で練習見学に応募したファンが多く訪れて見学。練習後には選手たちが子どもたちとハイタッチで直接交流を図り、子どもたちから楽しそうな歓声が上がっていました。

緊張していたというバングーナガンデ選手は、「すごく良い雰囲気でコミュニケーションを取れたので、楽しくトレーニングできた」と代表での初練習を終えて笑顔を見せ、「チャンスがあるから呼ばれたと思っている。ポジションを奪うつもりでしっかりやりたい」と意気込みを口にしました。

なお、所属クラブの試合の都合でこの日の練習に参加できなかった三笘薫選手(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)や堂安律選手(SCフライブルク)、久保建英選手(レアル・ソシエダ)ら欧州組の残り9選手は、21日(火)にチームに合流する予定です。チームは2026年ワールドカップへの第一歩となる今回の2試合へ向けて調整を続けます。

板倉選手は、「ウルグアイ、コロンビアという素晴らしい相手とできる。かなりタフなゲームになると思うが、あのワールドカップを基準として、こういう相手と戦っていかなければいけないと再認識できる」と話して、ワールドカップ後初の試合での南米強豪との対戦を心待ちにしています。

ウルグアイ戦は25日(金)に国立競技場にて19:30キックオフ、コロンビア戦は28日(火)にヨドコウ桜スタジアムにて19:20キックオフの予定です。

選手コメント

GK 谷晃生 選手(ガンバ大阪)
次のワールドカップに向かってのスタートで、あと3年ちょっとのなかですぐにアジアカップが来たり、ワールドカップ予選が始まったりするので、そのなかで自分も成長しながら、どういう立ち位置になっていくか。日々のトレーニングやこういうキャンプで自チームでのプレーが見られていると思うので、そこで自分のプレーを最大限、短い時間で出して、評価してもらえるプレーをしていければと思っています。守備範囲の広さやビルドアップの部分は自チームでも取り組んでいて、そういうところで以前の自分とどう変わっているか、評価してもらえたらと思います。代表のエンブレムをつけてこの場所で選んでもらってプレーできるのは誇らしく幸せなことですが、また危機感を持ってやっていかないといけないと感じています。ワールドカップで注目度が上がったなかで、日本代表がこれからどうなるかは注目される部分だと思います。キリンチャレンジカップ、その先のアジアカップなど大会が大きくなれば、どういうサッカーをしてどういう結果を残していくかは注目されるところだと思うので、そこに関しては危機感を持ってやっていけたらと思っています。

DF 板倉滉 選手(ボルシアMG/ドイツ)
上の選手たちが抜けて自分も年齢的にも若くないですし、ワールドカップが終わってから日本代表に対する気持ちはより一層強くなりました。「またあの舞台に立ちたい、あの舞台でさらにいい結果を残したい」という気持ちは強くて、その始まりが今回の活動です。フレッシュなメンバーが来ているなか、短い期間でもコミュニケーション取りながらいい試合をしたいです。守備陣では最年長ですが、年齢ではなく、ワールドカップを経験したメンバーが中心となってやっていかないといけないという気持ちが強いので、そのスタートとしてやっていきたい。みんながスタメンを奪うつもりで来ていると思うし、日本代表はそういう場所ですし、チーム内競争をしながら高めあえればと思います。南米のチームは欧州のチームは、球際の部分の激しさはさらに上がってくる。そういう相手に勝ってこそワールドカップでの優勝とか上に行けます。今回そういう相手と初めて戦う選手もいると思いますが、基準とするのにすごくいい機会だと思うので大事に戦いたいです。

DF 橋岡大樹 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)
代表に呼ばれて率直にうれしいという気持ちと、この前のワールドカップを見て自分もここに立ちたかったというのがあったので、3年半後に自分があそこに立っていることをイメージしながら日々の練習をして、この代表でもしっかり見せつけないといけないですし、この3年半で、もっともっと自分を磨いて、いろんな人に自分の活躍を届けられればと思っています。酒井宏樹選手(浦和レッズ)が今までサイドバックでスタメンを張っていて、自分の中では超えないといけない一人の存在です。でも、自分ができることをしっかりやるというのが大事だと思っているので、今回の代表でもチャンスがあったら、考えすぎずに自分の良さを出していけたらと思っています。自チームでは毎試合出場して、スタメンを勝ち取ることはマストだったのでそれができて良かったです。今季は自分の中で良い結果を出せていて、プレーも安定していると思うので、ベルギーリーグの中では認められてきているのではないかなと思いますが、次のステップに行って認められるようにならなければいけないと思っています。

DF バングーナガンデ佳史扶 選手(FC東京)
今日も入りは緊張していたんですが、先輩方に声をかけてもらってすごく良い雰囲気でコミュニケーションを取れたので楽しくトレーニングできました。去年大けがをして、そこからここまで本当にいろいろな苦労があった中でやっと掴んだチャンスなので、しっかりこのチャンスを生かしたい。結果を残せる選手になりたいです。誰と組んでもコミュニケーションが一番大事だと思っているのでしっかり取っていって、良い連係で自分の良さも組む相手の良さも出せるようなプレーがしたいと思っています。どんどんコミュニケーションを取らないと、「自分がこういうプレーをしたい」とか相手がどういうプレーをしたいとか分からないので、そういうところは積極的に自分から伝えていきたいと思っています。今回初めて代表で顔合わせをして、「本当にワールドカップで見ていた選手たちだ」、「すごいところに来たな」と実感しましたが、負けるつもりは全然ありません。呼ばれたからには積極的にがつがつやっていきたいと思っています。

MF/FW 守田英正 選手(スポルティングCP/ポルトガル)
メンバーだけ見るとすごくフレッシュな若手も多くて、僕の年齢で既に上から数える方が早くなってしまったので、中心選手として自覚を持ってやりたいと思います。(次のワールドカップへ向けて)自分の意思を伝えたり、若手の新しい選手たちに向けて声をかけていくなど、できることは本当いっぱいあるんで、そういったところをしっかりやりたい。それとともに個人としては、今シーズンから少し得点の部分に絡めてきてるので、得点に関する部分で代表に、チームに貢献したいと思います。ワールドカップ後は怪我もありましたが、ここ最近本当に体も良くて状態もいいです。累積があって直前の試合には出られなかったですが、体調や調子は良くなってきています。勝つことを求めてやりたいですし、森保ジャパンがまた新たに始まるので、勝つことで良いスタートを切ることがチームとしてもすごく大事です。ワールドカップでは本当に優勝を目指すからこそ、ひとつ目の前にある目標のベスト8以上のところにいけると思うので、僕はチーム作りの段階として「世界一」、ワールドカップで優勝するという、その逆算から取り組んでいくべきだと思います。

MF/FW 町野修斗 選手(湘南ベルマーレ)
次のワールドカップ北中米大会へ向けて一日一日取り組んで、一試合一試合Jリーグでやれることをやっています。一人で多少強引に行くところ、マークが厳しくなれば周りを使うという2点を特に意識しています。攻撃で起点になっていると思いますが、結果がまだまだなのでそこが課題です。代表ではカタール大会で試合に出ていないので、悔しい思いをぶつけたい。(今回招集されている)ほかのFWと自分は特長が違うので、プレーの幅の広さや落ちて起点になったりサイドに流れるなど、自分の良さをどれだけ出せるかだと思っています。ワールドカップ後初めての試合で、世間の注目度もあると思います。大事な試合だと思うので、勝利にこだわってやりたい。南米のチームは、フィジカルや身体能力の面で自分よりすごいものがあると思うので、技術やタイミング、頭を使って補いながら戦いたいと思っています。

2023年3月24日(金) 19:30 キックオフ(予定) vs ウルグアイ代表
会場:東京都/国立競技場
大会情報はこちら

2023年3月28日(火) 19:20 キックオフ(予定) vs コロンビア代表
会場:大阪/ヨドコウ桜スタジアム
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