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帝京長岡高校が2度目の全国制覇を達成! JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会

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2018年08月06日

帝京長岡高校が2度目の全国制覇を達成! JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会

JFA 第5回全日本U-18フットサル選手権大会は8月5日(日)に大会最終日を迎え、ゼビオアリーナで3位決定戦と決勝戦の2試合が行われました。3位決定戦では、聖和学園サッカー部FC(開催地/宮城)と岡山県作陽高等学校(中国/岡山)が対戦し、決勝戦ではフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)と帝京長岡高等学校(北信越1/新潟)が日本一を巡って争いました。

3位決定戦

3位決定戦は、1点を争う好ゲームとなりました。前半を3-1とリードして折り返した聖和学園FCに対し、作陽高も後半に入って反撃に出ます。GK竹内瑞貴選手を攻撃参加させて数的優位をつくって攻めるパワープレーを仕掛け、25分に大石悠人選手の得点で1点差に詰め寄ると、残り5分で黒田智暉選手が同点ゴールを決めました。追いつかれた聖和学園FCは、38分に三浦龍優選手がこの試合2点目のゴールを決めて、再びリードを奪います。これが決勝点となり、聖和学園FCが3位に輝き、メダルを受け取りました。

決勝戦

12時半にキックオフされた決勝戦は、意外な大差がつく結果となりました。グループステージの第1節でも対戦している両チーム。その試合ではファルコンズが先制しましたが、「立ち上がりを重視していた」(佐藤亮コーチ)帝京長岡高が、決勝戦では先手を取ります。3分、キャプテンの小泉善人選手が相手のパスをカットし、晴山岬選手に縦パスを入れます。これを晴山選手が1タッチでゴール左に決め、帝京長岡高が試合を動かしました。

勢いづく帝京長岡高は、10分、17分と梨本夢斗選手が連続でゴールを決めます。守備でも集中を切らさなかった帝京長岡高は、3点のリードを保ったまま、ハーフタイムに入りました。

後半、なるべく早くボールを回収して、攻撃に転じたいファルコンズは、球際に強くいき、ファウルを重ねてしまいます。31分には累積ファウル数が6になり、第2PKを帝京長岡高に献上してしまいます。これを広瀬楓斗選手が決めて、帝京長岡高が点差を4点に広げました。さらに35分にも梨本選手からパスを受けた関健斗選手がダメ押しゴールを決めて、5-0としました。

ファルコンズは終盤にパワープレーを行い、何度かチャンスをつくるもののゴール前で決めることができずに時間が過ぎてしまいます。39分に甘利斗亜選手が1点を返しましたが、反撃もここまで。帝京長岡高が5-1で勝利し、第3回大会以来、2大会ぶり2度目の全国制覇を成し遂げました。

なお、大会MVPには、12得点を挙げた帝京長岡の晴山選手が選出され、フェアプレー賞は聖和学園FCが受賞しました。

コーチ・選手コメント

平井琢夢 選手(聖和学園サッカー部FC)
昨日の試合が終わってからも切り替えて、「明日の試合、何が何でも勝って3位で終わろう」と話し、最後はみんなでまとまってできました。1次ラウンドでも作陽とは試合をしていたので、どういう攻撃をしてくるかは分かっていました。しっかり気持ちで一人一人が守ってくれました。パワープレー返しでのきめたゴールは、人生で一番うれしかったです。会場も盛り上がって最高でした。今シーズン、一番のガッツポーズが出ました。サッカーでもパントキックの練習をよくやっていて、それが持ち味なので一回は決めてやろうと思っていたので良かったです。

佐藤雄介 選手(フウガドールすみだファルコンズ)
帝京長岡が強かったです。それだけです。11番のピヴォ(晴山岬選手)に収まった後の対応とか、18番のドリブラー(矢尾板岳斗選手)の1対1の仕掛けのカバーリングとか、対策したのですがやられてしまって悔しいです。自分たちよりフィジカルやテクニックがある相手に対して、組織でしっかり守って戦おうとしたのですが、あまりうまくいきませんでした。カウンターで数的優位で攻めたときにシュートで終わったり、決め切る力は、やっぱりすごかったです。この悔しい思いはフットサルでしか晴らせません。帝京長岡の選手たちが今後、フットサルをやるか分かりませんが、もしやることがあったら絶対に次は勝ちたいです。去年の3位を越えましたが、優勝したかったです。2年生たちが来年やってくれると思います。

佐藤亮 コーチ(帝京長岡高)
優勝できたのはうれしいですし、彼らにとって良い経験になったので、それが一番かなと思います。細かいセットプレーとか、パワープレーに対する守備の仕方といった戦術的なところは、大会をやりながら取り組みました。シンプルにピヴォを使うこと、ピヴォに対してのかかわり方、攻撃に対してのアプローチはやっていました。決勝はもう少し接戦になるなと思っていましたが、昨日の札幌大谷戦で山を一つ越えたあとの作陽戦で、生き生きと良い形で入ることができたので、そのイメージを持って今日も入ろうと話していました。うまく点数が重ねていけたので良かったです。

小泉善人 選手(帝京長岡高)
今回、僕は全国大会から参加させてもらいました。北信越大会も違うメンバーで勝ち上がってきていたので、最後のいいところ取りだったという気持ちが大きいので、今まで戦ってくれたメンバーに感謝したいです。パワープレーは初めて体験して、DFとして恐怖というか、不安がありました。そういうのも楽しみながらできました。一番苦しかったのは、準々決勝の札幌大谷高校との試合です。ボールを取った後も早かったですし、フィジカル面でも、スピード面でも脅威でした。そこを乗り切れたから、良い意味で余裕ができて楽しめる環境ができたので乗り越えられて良かったです。

3位決定戦 聖和学園サッカー部FC vs 岡山県作陽高等学校

決勝 フウガドールすみだファルコンズ vs 帝京長岡高等学校

大会期間:2018年8月2日(木)~2018年8月5日(日)
大会会場:宮城県/ゼビオアリーナ仙台・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
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