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SAMURAI BLUE、大会ベースキャンプ地のカザンで初練習

2018年06月15日

SAMURAI BLUE、大会ベースキャンプ地のカザンで初練習

2018 FIFAワールドカップロシアに出場するSAMURAI BLUE(日本代表)は6月14日(木)、大会中のベースキャンプ地であるカザンで、19日(火)に控えるグループH初戦のコロンビア戦へ向けて練習を開始しました。

晴れていても気温は14度。日差しは春先のような柔らかさで、6月としては肌寒さを感じる中、FCルビン・カザンの練習場にチームが集合すると、西野朗監督は「ここからの準備が結果に直結する」と選手たちに話しかけ、これまで以上に集中して取り組むことを促しました。

チームはランニングで練習をスタート。その後、フィールドプレーヤーはオーストリア合宿の最後に行ったパラグアイ戦(12日)の出場時間に応じて2グループに分かれて調整しました。

フル出場した香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)や柴崎岳選手(ヘタフェCF)ら出場時間が長めだった7選手は、ランニングの後は室内で体幹トレーニングなどのコンディショニング中心の内容でした。

一方、途中出場した大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)や出場機会のなかった長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)ら、残りのメンバーはペース走や二人一組でドリブルなどの基本練習を行った後、狭いエリアにミニゴール4つを置き、東口順昭選手(ガンバ大阪)と中村航輔選手(柏レイソル)のGK2人も加わって、7対7のミニゲームで汗を流しました。

なお、オーストリア合宿の終盤、パラグアイ戦前日まで別メニューが続いていた大島僚太選手(川崎フロンターレ)は全体練習に部分合流しましたが、岡崎慎司選手(レスター・シティ)は両ふくらはぎ、昌子源選手(鹿島アントラーズ)は右太ももに張りを感じたため、大事をとって別メニューで調整しました。

ワールドカップ出場全チームは大会期間中に1度、練習を一般に公開するFIFAオープンデーを設けることになっていますが、日本はカザンでの練習初日のこの日をそれに指定。約500人が練習見学に訪れました。

その中には、モスクワから駆け付けた在モスクワ日本人学校の生徒約20人と、地元のFCルビン・カザンアカデミーの年少クラスの選手約40人の姿もあり、この約60人の子供たちは、練習前にピッチで選手たちと記念撮影。小型の日の丸の旗やユニフォームなど、思い思いのも品に選手からサインをもらって、笑顔を見せていました。

その後、練習が始まると、日ごろは目にできない選手たちの姿をスタンドから興味深そうに見守っていました。

また、この日の午前中にはチームホテルでFIFAのアライバル・ミーティングがあり、今大会で新たに導入されるVAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)方式についての説明などが、約1時間行われました。

6大会連続6度目出場の日本は、今大会グループステージではコロンビア戦(19日(火)、サランスク)の後、セネガル(24日(日)、エカテリンブルク)、ポーランド(28日(木)、ヴォルコグラード)と対戦。当地カザンで最終調整を重ねて、それぞれの試合に臨みます。

選手コメント

FP #3 昌子源 選手(鹿島アントラーズ)
VARはFIFAクラブワールドカップのアトレティコ・ナシオナル戦で経験しました。あの時は僕らにプラスに働きましたが、プレーが5分ぐらい続いた後に止められたので、僕らは集中を切らさないようにということを学びました。初戦のコロンビアは強い相手です。気持ちを整えて、自分たちが自分を信じて、戦闘態勢で集中してやっていくだけです。チームには4年前の大会でコロンビアと対戦した選手もいるので、話を聞かせてもらって、情報をより整理できればと思っています。

FP #5 長友佑都 選手(ガラタサライ)
カザンに入って気持ちが引き締まる感じですが、個人的には気持ちは髪を染めたところから入っています。パラグアイ戦に勝ったことで、6ヶ月勝てていなかったので、少し笑顔やポジティブな雰囲気が出てきています。このチームで戦えるのは今大会が最後になるので、悔いのないようにしたいですし、このメンバーで最高の結果を出したいと思っています。

FP #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
町を見ると事前合宿地よりも大会の雰囲気があると思います。初戦まで4、5日ですが、いつも通りに準備して、良いコンディションで第1試合に臨みたいです。コロンビア戦について、これから具体的な分析があると思いますが、個人的にはセットプレーをより意識してやっていきたいと考えています。パラグアイ戦で良いイメージを持てたので、1本でも1点を獲れるような精度を求めたいです。

FP #8 原口元気 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
カザンの町を見て、大会が始まる感じを受けました。オーストリアではリラックスしながら良い練習ができました。ここはサッカーに集中するにはいいところだと思います。抜くところは抜いて、集中するところは集中してやっていきたいです。今まで自分や自分たちが積み上げて来たものを信じていますし、大会は(グループステージでも)一発勝負なので、相手の良いところを消すことも必要になると思います。

FP #9 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
これからコロンビア戦の分析に入ると思うので、どういうスタイルでやるかなど話が出ると思いますが、これまでやってきたことを融合させてやっていくことになるかと思います。しばらく勝てずにいて勝ったことで、一体感が出たと思いますし、チームとして、いい雰囲気になったのではないかと思っています。試合では途中から出る選手がカギを握ると思うので、全員の力が必要になります。出る選手がプラスアルファを出していって、全員が先発でも途中からでも対応できるようにしていきたいです。

FP #18 大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
これから、より気が引き締まる雰囲気になると思います。(カザンは)寒いですが、施設や環境は素晴らしいです。怪我は大丈夫です。今まで寒い時に怪我をしているので、気を付けてやりたいと思っています。VARは気を付けるというより、オフサイドやPKなど自分たちでジャッジをしてプレーを止めないことだと思います。

  • 東口順昭 選手 (ガンバ大阪) インタビュー

  • 遠藤航 選手 (浦和レッズ) インタビュー

スケジュール

6月3日(日) PM トレーニング
6月4日(月) PM トレーニング
6月5日(火) PM トレーニング
6月6日(水) PM トレーニング
6月7日(木) PM 公式練習
6月8日(金) 0-2 国際親善試合 vs スイス代表(Stadium Cornaredo)
6月9日(土) PM トレーニング
6月10日(日) PM トレーニング
6月11日(月) PM 公式練習
6月12日(火) 4-2 国際親善試合 vs パラグアイ代表(Tivoli Stadion)
6月13日(水) AM トレーニング
6月14日(木) PM トレーニング
6月15日(金) PM トレーニング
6月16日(土) PM トレーニング
6月17日(日) AM トレーニング
6月18日(月) PM 公式会見・公式練習
2018 FIFA World Cup Russia
6月19日(火) 15:00 第1戦 vs コロンビア代表(Mordovia Arena)
6月20日(水) PM トレーニング
6月21日(木) PM トレーニング
6月22日(金) AM トレーニング
6月23日(土) PM 公式会見・公式練習
6月24日(日) 20:00 第2戦 vs セネガル代表(Ekaterinburg Arena)
6月25日(月) PM トレーニング
6月26日(火) AM トレーニング
6月27日(水) PM 公式会見・公式練習
6月28日(木) 17:00 第3戦 vs ポーランド代表(Volgograd Arena)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFAワールドカップロシア

大会期間:2018年6月14日(木)~2018年7月15日(日)
グループステージ
第1戦 6月19日(火) 21:00[日本時間] vs コロンビア代表
第2戦 6月25日(月) 0:00[日本時間] vs セネガル代表
第3戦 6月28日(木) 23:00[日本時間] vs ポーランド代表

大会情報はこちら

 

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