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2017年度第2回JFL担当審判員研修会を開催

2017年07月12日

2017年度第2回JFL担当審判員研修会を開催

7月1日(土)と2日(日)の二日間、新横浜にて「2017年第2回JFL担当審判員研修会」が開催されました。

今年度2回目となる本研修会は、JFLのファーストステージの振返りを中心に、イングランドから招聘したインストラクターによる「主審と副審の協力」に特化した講義や、フィットネステストを盛り込んだプログラムとなり、セカンドステージに向けて仲間同士、士気を高めあえる機会となりました。

インストラクターコメント

岡田正義 S級インストラクター
JFLファーストステージとセカンドステージの間の期間を利用して「第2回JFL担当審判員研修会」を開催しました。座学ではファーストステージの振り返りを行い、的確な判定のためのポジショニング、ハンドリング、懲戒罰の基準、マネジメント、FKコントロール等について、映像を基に改善点とアクションプランについてグループディスカッションして発表を行い、全員で共有しました。それにより彼らのレフェリングの引き出しがまた増えたことでしょう。また、イングランドからインストラクターのRay Oliver氏を招いて「主審と副審の協力」について講義をしてもらい、プラクティカルトレーニングで実践しました。最後にプロフェッショナルレフェリーの村上伸次氏から経験談を話してもらい、大きな失敗は必ず次に生かされることを学びました。

フィールドでは、コンディションチェックとしてダイナミックYo-Yoテストを実施し、多くの審判員が高いフィジカルレベルを示してくれました。プラクティカルトレーニングでは、的確な判定のためには主審と副審の協力が不可欠であること、また、各自のスマホで自分のオフサイドの判定を撮影してインスタントフィードバックを行い、自分の判定の精度や改善点を確認することができました。この研修会で得たものを試合で生かしてセカンドステージでの素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思います。

参加者コメント

中井敏博 1級審判員(京都府)
今季2回目のJFL研修。今回の研修でもたくさんの講義を受け、非常に有意義な2日間となりました。また今年も競技規則の改正があり、皆で確認し合いました。毎年変わる競技規則に対応していくことは審判員にとって非常に大事なことで、間違った適用・解釈により試合を壊さないよう、競技規則の正しい理解はフィジカル強化とともに最も重要な仕事だと考えています。

そして今回の研修で一番印象に残っているのがイングランドから日本の審判の指導のために来てくださったRay Oliver氏の講義です。Ray Oliver氏はイングランドプレミアリーグでの審判経験がある方で、そんな彼の講義は今まで考えもしなかったようなことを気づかせてくれるような内容ばかりで、たった2時間ほどの講義でしたが、新しいことを考えるいいチャンスとなりました。私は1級審判員と言えどもまだまだ未熟です。これからももっとチャレンジをし、反省を繰り返し、魅力ある審判員になっていきたいと思います。今回の研修はそう再認識する本当にいい機会となりました。

植松健太朗 1級審判員(岩手県)
今回の研修会ではJFL1stステージの振返りと、2017/2018の競技規則改正、2ndステージに向けて再度指針の確認を行いました。まず初めに1stステージの振返りでは、『動きとポジショニング』『判定の的確さ』『マネジメント』の3つのセクションを、1stステージの試合の映像を用いて全体で良かった点や改善点、アクションプランについて皆でディスカッションを行い、自身に置き換えたらどうするかについて考えました。

Ray Oliver氏『主審と副審の協力』の講義の中では、協力とチームワークには、信頼が一番大切であること、試合の前に行う打合せの重要性を伝えて頂きました。今研修では、村上伸次PRにも講義を頂き、現状把握と目標設定の重要性と、今自分自身が一生懸命に選手の事を考えて、しっかり理解しているのか、自己満足になっていないかを考えるいい機会を作って頂きました。1泊2日の研修会でしたが、あっという間で、私にとって有意義なものとなりました。今研修会で学んだことを一つでも多く自分の物として、試合の中で実践し、一つ一つの試合を大切に臨んで参ります。

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