JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > JFAエリートプログラム女子U-14、韓国との第1戦に勝利

ニュース

JFAエリートプログラム女子U-14、韓国との第1戦に勝利

2015年10月11日

JFAエリートプログラム女子U-14、韓国との第1戦に勝利

JFAエリートプログラム 女子U-14 トレーニングキャンプ ~JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業~ 
2015年10月10日(土) キックオフ 15:45 試合時間 70分(35分ハーフ)
J-GREEN堺 S5ピッチ

U-14日本女子選抜 3-0(前半1-0、後半2-0) U-14韓国女子代表

得点
21分 沖野るせり(U-14日本女子選抜)
56分 上田佳奈(U-14日本女子選抜)
65分 今藏綾乃(U-14日本女子選抜)

スターティングメンバー
GK:三宅紗優
DF:三谷和華奈、月東優季乃、芳本小夏、富岡千宙
MF:北村美羽、田中智子、渡邊凛、石田千尋
FW:上田佳奈、沖野るせり

サブメンバー
GK:谷口夕姫
FP:及川莉子、寺田妃花、門脇真依、増永朱里、今藏綾乃、宮田あすか、井野梨音、原田采世

交代
HT 石田千尋 → 増永朱里
HT 北村美羽 → 今藏綾乃
45分 沖野るせり → 門脇真依
50分 渡邊凛 → 寺田妃花
57分 三谷和華奈 → 井野梨音
57分 富岡千宙 → 原田采世
61分 上田佳奈 → 及川莉子
61分 田中智子 → 宮田あすか

マッチレポート

活動2日目は、午前中からトレーニング。午後には試合を控えていましたが、前半は4対2や6対3プラスフリーマンなど、相手を置いた中でのボール回し、後半はフルコートでのゲーム形式と2時間みっちりとトレーニングを行いました。

そして、昼食を挟んで午後はU-14韓国女子代表との試合です。
開始直後からパワーを押し出してプレーを仕掛ける韓国に対し、序盤こそペースをつかめなかった日本でしたが、徐々に持ち前の細かいパスのつなぎやサイドバックの攻め上がりなどを見せます。21分にはGK三宅紗優選手(岡山湯郷Belle U-15・U-18/JFAアカデミー堺)がキャッチしたボールを左サイドに開いていた上田佳奈選手(浦和レッズレディースジュニアユース)につなぎ、前線の沖野るせり選手(クラブフィールズ・リンダ)にパス。沖野選手がそのボールを前に蹴り出した後、韓国DFをドリブルでかわしてペナルティエリア内の角度のないところから右足でシュートを決め日本が先制、1-0で前半を折り返します。

後半もチャンスは作りながらもなかなか点につながらない日本でしたが、56分に待望の追加点が決まります。左サイドをフリーで抜け出した門脇真依選手(JFAアカデミー福島)がペナルティエリア内から中央に送ろうとしたパスが一度は韓国DFにブロックされましたが、そのクリアを拾った寺田妃花選手(旭スポーツFCジュニアユース)がエリア内の上田選手につなぎます。上田選手はそのまま振り向きざまに右足のシュートを放ち、韓国GKの左上を抜けてゴール。さらにその9分後には相手陣内左サイド深いところでボールを奪った門脇選手が中央に上げたクロスに走りこんだ今藏綾乃選手(愛媛FCレディースMIKAN)がヘディングで合わせて3点目を奪い、そのまま日本が勝利を収めました。

3日目は、午前はトレーニング、午後は地元高校生との練習試合の予定です。

※この活動はJOC日韓競技力向上スポーツ交流事業です。

監督・選手コメント

加藤賢二 監督
とても気持ちの入った試合を見せてくれました。常に主導権を握り、攻撃では体格・スピードに優る韓国を相手に何度も決定機を作り、守備ではセンターバックを中心に集中を途切らせること無く、危ないシーンを作らせませんでした。狙いをもった守備からグループで意図的にボールを奪うシーンが何度も見られ、守備に対する意識の変化・理解が感じられました。相手と相手の間にタイミング良く顔を出してボールを受ける意識も高まり、3人目の関わりも意識的に行うことが出来たと思います。しかし、守備から攻撃に切り替わる場面では課題を残しました。奪ったボールを味方に繋ぐためのパスの質と受け手のファーストコントロールの質が悪く、スピードとパワーを持って攻撃に移ることが出来ませんでした。視野も広くなってきましたがミドル以上の距離のキックの精度が低いために効果的なサイドチェンジや相手DFの背後を狙うシーンが少ないことも課題でした。
交代で入った選手が、短い時間の中でも自分の持ち味を出して存在感をアピールしてくれたこともこの試合での収穫となりました。

沖野るせり 選手(クラブフィールズ・リンダ/北海道)
韓国と試合をするのは私自身初めてだったので、韓国の選手はどのようなプレーをするのか全くわからないまま試合に臨みました。試合の中で私達のチームはコミュニケーションをとることができ、お互いの関わりも増えて自分たちのペースで試合ができたことがとても良かったです。私はFWとして出場しましたが、相手のDFラインにプレッシャーを掛けることと、裏を取ってシュートを決めることを目標にし、それができたと思います。ゴールシーンは良いスルーパスが来たので、ファーストタッチで相手をかわし、スピードを活かしてプレー出来たのでシュートが入りました。このシュートが偶然で終わらないようにしたいです。しかし、パスを受けてからの判断が遅くてボールを奪われたり、シュートを打つべきところでパスを選択したことが課題となったので、明日のトレーニングと試合で改善して良い所が増えるようにプレーしていきます。そして次の韓国との試合も得点を決めて勝てるようにたくさん走って頑張りたいと思います。

芳本小夏 選手(セレッソ大阪堺ガールズ/大阪府)
今日は午前にトレーニングし、午後は韓国と試合しました。午前のトレーニングでは、前(タテ)をしっかり見ることを意識して取り組みました。午後の韓国戦はセンターバックとして出場しました。良かったところは、コーチングをDFラインでお互いにしながらしっかりとラインコントロールできたことと、韓国の選手に簡単にゴール前まで行かせなかったことです。課題としては、韓国の選手や海外の選手は身体が大きく、フィジカルも強いので当たり負けすることがあったり、走り負けすることがあったことです。しかし、そのような場面でも味方と助け合いながら韓国に3-0で勝利することができました。この経験を活かして次のトレーニングに繋げたいです。

今藏綾乃 選手(愛媛FCレディースMIKAN/愛媛県)
私は今回がエリートプログラムへの初参加で、今日は韓国と試合をしました。私は外国のチームとプレーするのが初めてで、相手に自分がどこまで通用するのか楽しみな部分もありましたが、緊張しました。後半からのスタートでしたが、良いボールが入ってきて頭でうまく合わせて得点を決めることができたのは良かったです。しかし、相手に当たられた時に飛ばされることがあり、課題も残りました。残りの4日間、自分のプレーを出しきり、3日後の韓国との第2戦でも勝つことができるよう良い準備をしたいと思います。

スケジュール

10月9日(金) PM トレーニング、コミュニケーションスキル
10月10日(土) AM
3-0
トレーニング
ゲーム vs U-14韓国女子代表
10月11日(日) AM/PM トレーニング
10月12日(月) AM/PM トレーニング
10月13日(火) AM
PM
トレーニング
ゲーム vs U-14韓国女子代表
10月14日(水) AM トレーニング

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー