高円宮杯U-18プレミアリーグは4月25日（土）と26日（日）にWEST第3節を開催します。

「全員でハードワークする持ち味を発揮することができた」（吉平翼選手）と前節、6ゴールを奪って大勝した大分トリニータU-18（大分）。今節は2連勝中のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）と対峙します。こちらも「沢田謙太郎監督が就任後、練習から球際の激しさを意識するようになった」（加藤陸次樹選手）というチームとあって、このカードは白熱した展開が期待されます。

履正社高校（大阪）はセレッソ大阪U-18（大阪）との大阪勢対決に挑みます。林大地選手が「春先から無失点の試合が少なく、守備で空回りしている」と課題を口にしていた履正社ですが、前節はヴィッセル神戸U-18（兵庫）相手に無失点。今節は、2試合9得点で連勝中のC大阪の攻撃陣をどのように封じるか注目です。

連敗スタートとなった名古屋グランパスU18（愛知）は、東福岡高校（福岡）と対戦。名古屋は「修正しないといけない」と高田哲也監督と話すように、開幕から2試合で10失点を喫した守備の立て直しが急務です。対する東福岡はC大阪との開幕戦こそ6失点を喫しましたが、続くガンバ大阪ユース（大阪）戦は1-0の完封勝利。今節も堅守で連勝を狙います。

4位のG大阪は、ここまで勝利がない京都サンガF.C. U-18（京都）と対戦します。前節、初黒星を喫したG大阪ですが、「今年は結果を残さないといけない」と初瀬亮選手も意気込むとおり、何としてでも連敗を阻止したいところ。対する京都は、「3年生を中心に全員で戦えるチームにしたい」（沼大希選手）とベンチの選手も一丸となって初勝利を目指します。

［WEST第3節の注目試合］
京都橘高校　vs　ヴィッセル神戸U-18

神戸が勝てば優勝、京都橘高校（京都）は引き分け以上で残留という条件で行われた昨シーズン最終節。京都橘の堅守を崩せず、スコアレスドローで試合を終えた神戸は、優勝を逃して3位に終わりました。京都橘は狙い通り残留、と明暗が分かれた両チームが今シーズン初めて顔を合わせます。
昨年の同カードに悔いを残す一人が神戸の安井拓也選手です。終盤に決定機を迎えましたが、ネットを揺らすことはできず。「いまでも先輩に申しわけないと思う。今年はあの悔しさを結果に変えたい」と口にします。対する京都橘にとって、昨シーズンの最終節は残留しただけでなく、自信を深めた一戦となりました。今シーズンも粘り強い守りで勝点を奪いにいきます。

■京都橘高校 vs ヴィッセル神戸U18
日時：4月26日（日）11：00キックオフ
会場：京都府立山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場
アクセス：京阪「宇治駅」、JR｢宇治｣駅、近鉄「大久保」駅から、京阪宇治バス「太陽が丘ゲート前」または「太陽が丘西ゲート」下車徒歩約10分

プレミアリーグWEST 第3節

4/25（土）
11:00 大分トリニータU-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース（大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場）
13:00 履正社高校 vs セレッソ大阪U-18（履正社茨木グラウンド）

4/26（日）
11:00 京都橘高校 vs ヴィッセル神戸U-18（京都府立山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場）
11:00 名古屋グランパスU18 vs 東福岡高校（トヨタスポーツセンター）
17:00　ガンバ大阪ユース vs 京都サンガF.C. U-18（万博記念競技場）

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