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U-21日本代表 アジア競技大会直前トレーニングキャンプ@千葉 活動レポート(9/10)

2014年09月11日

U-21日本代表 アジア競技大会直前トレーニングキャンプ@千葉 活動レポート(9/10)

トレーニングマッチ
2014年9月10日(水)   16:30キックオフ  90分(45分ハーフ)
習志野市秋津サッカー場(千葉県習志野市)

U-21日本代表 0-0(前半 0-0  後半 0-0)全日本大学選抜

スターティングメンバー
GK   牲川歩見
DF   室屋成、植田直通、西野貴治、秋野央樹
MF   野澤英之、野津田岳人、大島僚太
FW  荒野拓馬、鈴木武蔵、中島翔哉

後半
GK   牲川歩見
DF   湯澤聖人、岩波拓也、吉野恭平、山中亮輔
MF   野澤英之、喜田拓也、原川力
FW  金森健志、澤上竜二、矢島慎也

交代
72分  野澤英之 → 秋野央樹

マッチレポート

韓国・仁川で開催されるアジア競技大会に出場するU-21日本代表は10日、大会前最後の実戦となる全日本大学選抜との練習試合に臨みました。

対戦相手の全日本大学選抜は、来年7月に韓国・光州で開催されるユニバーシアードでの金メダルを目指し、強化を進めているところです。しかも選抜されている選手たち全員が、U-21日本代表と同じ年代で、このチームが目指している2016年リオデジャネイロオリンピックの対象になります。

そんなライバル意識が強く働いたのか、試合では大学選抜が立ち上がりから闘志むき出しの激しいプレーで主導権を握ろうとします。一方U-21日本も、堅い守備で対抗、相手に決定的な場面は作らせず前半は0-0で終了します。

そして両チームメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ後半、U-21日本は積極的なプレーでゴールに迫るものの、相手GKのセーブもありなかなかシュートが決まりません。

さらに終盤にはやや動きの落ちた大学選抜を押し込み、金森健志選手(福岡)らが何度か惜しいシュートを放ちましたが、それも得点には至らず、結局試合は0-0のスコアレスドローに終わりました。

コメント

手倉森誠 監督
(選手たちには)試合前に、(今日の練習試合の目的は)アジア大会の準備で、(初戦の)クウェートだけに焦点を合わせたものにはならないという話をしました。
現時点でのチームコンセプトの理解と、選手の今のコンディション、プレースピードの確認作業ということで、U-21日本代表として久しぶりにゲームができたことは、良かったと思います。
6月(トレーニングキャンプ@大阪)にはこの大学選抜に負けましたし、そういう意味ではお互いに良いトレーニングになったと思います。
攻撃の優先順位は、公式戦になれば、もう少し理解ができているだろうと感じています。
今日は1本目も2本目も、どちらもシステムに柔軟性のあるメンバー構成にしました。
クウェートのストロングポイントを理解しつつ、ウィークポイントを突ける戦術を刷り込まないといけないと思います。
(選手は)一人一人が戦術理解の幅ができてきたという感じはしていますが、彼らの本番というのはリオ五輪であり、そこで100に近づけるわけです。今の段階はまだ50くらいで、それで今回のアジア大会に臨まないといけません。目指しているのは100ですが、今やれることをしっかり理解した中で戦わないといけないし、焦っても仕方がありません。
今の自分たちの身の丈を知り、現在地を知って、アジア大会に臨むというのも大事だと思います。

西野貴治 選手(ガンバ大阪)
今日の試合は、監督が言ったように、個人のコンディション確認や、チームとしてどうやっていくかの確認、また個人としてアピールするという、いろいろな目的があり、そういう意識をもって臨みました。
個人的には無失点に押さえることができたのは良かったのですが、要所要所でイージーなミスがあり、それは自分の課題でもあり、今週末から大会も始まりますので、しっかり修正したいと思います。
アジア大会は、前回優勝ということなので、優勝目指し、まずはチーム一丸となって戦うことが大事です。
またそのためには、全員でやろうとしているサッカーをしっかり共通意識を持ってやることが大切ですが、今日の練習試合で確認することができたので、明日の練習から細かいところを修正して、いい形で初戦に臨めたらいいと思います。

大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
難しい試合になりましたが、試合後に各選手がいろいろな意見を出していたので、次は試合中にコミュニケーションを取っていくことができれば内容もついてくると思います。チームの完成度はまだまだで、今は手倉森監督が求める「効率の良い攻撃」をするための方法を探している段階です。そして、それを実践するには自分たちがやりたいことだけを追求するのではなく、バランスを大切にする必要があります。このチームにはこのチームの戦い方がありますし、個々が頭を切り替えないといけない。その中で、個人的には先日のベネズエラ戦でゴールを挙げた柴崎岳選手のように、長い距離を走ってでも得点を奪う必要があると感じています。(今日の試合の)キャプテンとして、「やらなきゃ」という思いが強いです。

野澤英之 選手(FC東京)
個人的に久しぶりの実戦でしたし、試合勘を取り戻す上で貴重な場となりました。ただ、チームとしては攻守両面で機能しないシーンが多かったので、これからの練習で皆と話し合いながら細かい部分を突き詰めていかなければと思います。ボールを持ってから考える時間が長かったのは、周囲との連係不足と、僕自身の判断のスピードの問題。もっと簡単にボール動かしつつ、縦パスを入れられれば良かったです。今日の練習試合で出た課題は、これからの練習などで声を掛け合うことで克服できると思っています。アジア競技大会まで一週間弱ですが、僕らはこのメンバーで練習を積んできましたし、あとは細かい部分にこだわるだけです。良い形で大会に入り、勢いに乗っていければと思います。

スケジュール

9月8日(月) PM トレーニング
9月9日(火) AM/PM トレーニング
9月10日(水) 0-0 練習試合 対全日本大学選抜(秋津サッカー場)
9月11日(木) PM トレーニング

第17回アジア競技大会(2014/仁川)大会組合せ

Aグループ 韓国、マレーシア、サウジアラビア、ラオス
Bグループ ウズベキスタン、香港、バングラデシュ、アフガニスタン
Cグループ オマーン、パレスチナ、シンガポール、タジキスタン
Dグループ 日本、クウェート、イラク、ネパール
Eグループ タイ、モルジブ、東ティモール、インドネシア
Fグループ 朝鮮民主主義人民共和国、中国、パキスタン
Gグループ UAE、インド、ヨルダン
Hグループ イラン、ベトナム、キルギス
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