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第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 福岡とびうめシニアサッカークラブが悲願の初優勝!

2017年06月27日

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 福岡とびうめシニアサッカークラブが悲願の初優勝!

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会の準決勝と決勝を6月26日(月)に開催しました。

準決勝

FC前橋50 1-2 Azul神奈川FC
福岡とびうめシニアサッカークラブ 1-0 広島フォーティーズ

準決勝の2試合は、1点を争う緊迫した展開となりました。FC前橋50(関東2/群馬)とAzul神奈川FC(関東1/神奈川)による関東対決は、序盤から一進一退の攻防が続き、前半終了間際の19分、ゴール前で競り合ったこぼれ球を阪口佳宏選手が押し込み、神奈川が先制。後半16分にも右サイドからのパスを藤井誠司選手がダイレクトで合わせて、加点します。試合終了間際に群馬に1点を返されましたが、リードを保った神奈川が決勝に駒を進めました。

もう一方の福岡とびうめシニアサッカークラブFC(九州1/福岡)と広島フォーティーズ(中国/広島)の試合は、前半から福岡が何度も決定機をつくりましたが、久保道丸選手の好セーブに阻まれ前半はゴールが奪えません。しかし、後半開始直後にゴール前を抜け出した山下英一選手の得点で均衡を崩すと、そのまま逃げ切り、福岡が勝利。日本一を懸けた決勝戦は、神奈川と福岡の組み合わせになりました。

決勝

Azul神奈川FC 0-0(PK2-4)福岡とびうめシニアサッカークラブ

優勝すればともに初優勝となる決勝は、後方からパスをつないだ福岡が試合の主導権を握ると、前半11分には岩本英文選手がFKを直接狙いましたが、クロスバーに阻まれました。対する神奈川も、阪口佳宏選手を中心にチャンスを窺いましたが、「もう少し走れるかなと思ったけど、思ったよりも動けなかった」と宮下真人選手と悔やんだように厚みのある攻撃を展開できず、フィニッシュまで持ち込めません。

両者無得点で迎えた後半も神奈川ペースで試合が進み、吉田郁夫選手の鋭い飛び出しから何度も決定機をつくりましたが、神奈川の粘り強い守りを崩し切れず、スコアを動かすことができません。それでも、「後ろが我慢して点を与えず、前は何とか一つのチャンスを活かしてくれればと思っていました」と話す大塚充敏選手を中心に守備も集中を切らさず失点を阻止。互いにゴールを譲らず、勝負の行方はPK方式に委ねられることになりました。ここでは2度のキックを外した先行の神奈川に対し、福岡は4人目までのキッカーが全員成功。粘り強い戦いで大会を勝ち進んだ福岡が悲願の日本一をつかみました。

監督・選手コメント

大塚哲雄 監督(福岡とびうめシニアサッカークラブ)
準優勝で終わった昨年のチームからほとんど選手は変わらず、「もう一度、昨年のチームで日本一にチャレンジしよう」と声をかけて、やってきました。近年は、どのチームもレベルが非常に高くなっており、今年も僅差での試合が多くありました。我々も予選から厳しい戦いが続きましたが、連戦を乗り切る選手層の厚さと仲の良さが勝因になったと思います。選手が試合前後の自己管理含め、よく頑張ってくれた結果が優勝につながったので感無量です。

大塚充敏 選手(福岡とびうめシニアサッカークラブ)
昨年も決勝まで進むことができたのですが、決勝に行くことが目標で試合が始まる時点で達成感があったのですが、今年のスタートから「忘れ物を取りに行こう」を合言葉に頑張ってきました。今年は予選の時から苦しい試合が続いていたのですが、皆で強い気持ちを持って戦うことで何とか乗り切ることができました。若い頃は馬力に任せてプレーをしていましたが、この歳になるとそうはいかず考えながらプレーをしたり、相手との駆け引きを楽しめるようになりました。これまでと違った楽しみを見つけながら、仲間とワイワイできるのは本当に楽しいですね。

宮下真人 選手(Azul神奈川FC)
準優勝で終わってしまったのですが、やっぱり楽しいですね。この大会を目標にやってきて、いい大人が3日間もサッカー漬けになれるなんて、本当に幸せです。また、シニアサッカーは若い頃に対戦できなかった元Jリーグの選手と同じ土俵で試合ができるのが魅力。サポートをしてくださる方の存在を含め、人とのつながりも魅力だと思っています。負け惜しみになるかもしれませんが、準優勝で終わったら、まだ優勝という楽しみが残っているので、また来年も頑張ってこの舞台に立ちたいです。

柴田克也 選手(広島フォーティーズ)
3日で4試合をこなす厳しい日程でしたが、来ている25人全員でやれば優勝できると信じて大会に挑みました。残念ながら準決勝で負けてしまいましたが、試合に出られなくても裏方として支えてくれた選手やトレーナー、運営の皆さんのサポートには感謝しています。こうしてシニアの大会に来ると大学時代の仲間と出会えるのがうれしいです。全国に行くまでの道のりは厳しいですが、来れば良い環境の中、緊張がある試合ができます。スポーツ選手として、これほどの幸せなことはありません。

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6/26(月) 決勝ハイライト

 

6/26(月) 準決勝ハイライト

 

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2017年6月24日(土)~6月26日(月)
大阪府堺市(J-GREEN堺)

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