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高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 勢いに乗る横浜FMか、復調を期する新潟か

2016年09月09日

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 勢いに乗る横浜FMか、復調を期する新潟か

EAST第12節の注目試合
横浜F・マリノスユース vs アルビレックス新潟U-18

高円宮杯U-18プレミアリーグのEAST第12節を9月11日(日)に開催します。横浜の日産フィールド小机では、横浜F・マリノスユース(神奈川)とアルビレックス新潟U-18(新潟)が対戦します。

ホームの横浜FMは、ここ5試合無敗と好調。首位のFC東京U-18(東京)、2位の青森山田高校(青森)、3位の市立船橋高校(千葉)と上位陣に勝利し、4位に浮上しています。ボールを握りながらも、なかなか得点に結びつけられなかったシーズン前期から一転、夏場は内容と結果が伴うようになってきました。

松橋力蔵監督は「決めるべき場面で決め切ることや、自陣ゴール前で踏ん張ることができつつあるけど、まだ改善の余地はある」とコメント。現状を前向きに捉えつつも、新潟戦に向けて「プレーの質、運動量も含めてハードワークを続けてほしい。上位陣相手の勝利は自信になると思うけれど、過信しないこと。過去の実績は次の試合の役には立たないと選手たちにも言っている」とチームを引き締めます。

アウェイに乗り込む新潟は、横浜FMと対照的に4連敗中。ここ4試合で18失点を喫するなど守備に不安を抱えており、第3節以来、勝利から遠ざかっています。とはいえ、敗戦の中にも明るい材料があります。市立船橋と対戦した第10節、新潟は強豪相手に前半を0-0で折り返し、「チームとして取り組んできたことが、ある程度できた」と入江徹監督は振り返ります。1-6で敗れた前節の清水エスパルスユース(静岡)戦も、一時は同点に追い付くなど、90分間の中で狙いとするサッカーができる時間はつくっています。

今節のテーマは、劣勢の時間をチーム一体となって乗り越えること。終盤の失点で集中力が途切れた前節の反省を踏まえ、横浜FM戦は「一つのミスが出たときや、チームの雰囲気が悪くなるような流れになったとき、みんなで声を掛け合って持ちこたえること」(入江監督)が勝点奪取のポイントです。

監督・選手コメント

松橋力蔵 監督(横浜F・マリノスユース)
前節の市立船橋戦は第10節(○5-1vs柏)の課題を踏まえ、まずまずの手応えを得ることができました。特に前半は攻守がうまくかみ合い、それが結果として表れたと思います。とはいえ、チームは「まだまだ」です。後期から登録メンバーが数人、入れ替わったことで各選手が特長を存分に発揮するには時間を要するでしょう。その中でも、選手たちには全力でのプレーを意識してほしい。練習から100%の力を注いでいれば、結果はおのずとついてくるはずです。

坂本寛之 選手(横浜F・マリノスユース)
GKを含めて、全員がビルドアップに関わってゴールを奪えることが自分たちの長所です。今週末はボールを奪われた後の攻撃から守備への切り替えが素早くできれば、自分たちのペースで優位に試合を進めることができると思います。自分はヘディングが得意なので、相手のロングボールを全て跳ね返し、攻撃時はセットプレーなどでゴールを狙いたいです。プレミアリーグでは、レベルの高いチームや選手と対戦する中で、自分の実力を試すことができるという楽しさを感じています。

入江徹 監督(アルビレックス新潟U-18)
劣勢になったときや流れが相手に傾きかけたとき、いかに持ちこたえるかが週末のテーマだと思います。一試合の中で、それができる時間は確実にありますから、その時間を可能な限り伸ばしたい。ミスを全員でカバーすることができれば、積極的に仕掛けるプレーも増えると思います。横浜FMには、前回対戦時に勝利しましたが、内容的には完敗でした。相手に圧倒される時間も長かったので、今回は少しでもマイボールの時間を増やしたいと思っています。

長谷川巧 選手(アルビレックス新潟U-18)
僕たちの特長は、縦に速い攻撃と、ボールを奪った後のショートカウンターです。横浜FMとの一戦も、攻守を切り替えるスピードと、球際で負けないことがポイントになると思います。僕自身、1対1の強さには自信を持っているので、中盤での対人プレーで優位に立ち、チームにいい流れをもたらしたいです。強い相手と試合をすることで、チームと個人の成長につなげられればと思っています。

横浜F・マリノスユース vs アルビレックス新潟U-18
日時:9月11日(日) 11:00キックオフ
会場:日産フィールド小机
アクセス:●JR「新横浜駅」下車、徒歩14分
     ●横浜市営地下鉄「新横浜駅」下車、徒歩12分
     ●JR「小机駅」下車、徒歩7分

プレミアリーグEAST第12節

9/11(日)
11:00 青森山田高校 vs 柏レイソルU-18(青森山田高校)
11:00 鹿島アントラーズユース vs 市立船橋高校(県立カシマサッカースタジアム)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs 清水エスパルスユース(流通経済大学付属柏高校)
16:00 大宮アルディージャユース vs FC東京U-18(NTT東日本志木総合グラウンド)

柏レイソルU-18(千葉)は、アウェイで青森山田高校(青森)に挑みます。前回対戦時、青森山田はアウェイで完敗しており(●0-3)、今回はそのリベンジを狙います。前節、今季2敗目を喫した市立船橋高校(千葉)は鹿島アントラーズユース(茨城)を下し、首位奪還を目指します。流通経済大学付属高校(千葉)は一時的に復調しましたが、後期は連敗でのスタート。清水エスパルスユース(静岡)戦を巻き返しのきっかけにしたいところです。3連勝と好調のFC東京U-18(東京)はアウェイで大宮アルディージャユース(埼玉)との一戦に臨みます。

JFA-TV

第12節を前に、第11節ダイジェスト映像をお届けします。

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