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U-15日本女子選抜トレーニングキャンプ 全日程を終了

2017年12月06日

U-15日本女子選抜トレーニングキャンプ 全日程を終了

12月2日(土)にJ-GREEN堺でスタートしたトレーニングキャンプが5日(火)、最終日を迎えました。最終日は少し風が強く、気温も下がる中でのトレーニングとなりましたが、選手は疲れも見せず、最後まで集中してキャンプを過ごすことができました。午前中は2グループに分かれて、フリーキックやコーナーキックからプレーを始め、攻撃側はゴールを目指し、守備側はそれを阻止してポイントを競うセットプレーゲームを行い、その後は紅白戦を行いました。

主に10月のキャンプに参加した46名の選手から今回のキャンプに22名のメンバーが参加しました。

来春からは高校生になり、選手たちは今までとは違った環境で切磋琢磨しながら、再び会えることを約束して、4日間のトレーニングキャンプは終了しました。

指導者コメント

加藤賢二 監督(JFAナショナルトレセンコーチ 女子担当サブチーフ)
今回のキャンプは中学3年間のトレセン活動の集大成となる活動でした。それぞれの選手が、ピッチの内外でそれにふさわしい行動を見せてくれました。今後の課題としては、すべてのトレーニングにおいて、もっと試合を想定して取り組むことだと感じています。今回はトレーニングマッチとして高校生に胸を借りて2試合行いました。高校生が相手なので苦戦することは予想していましたが、トレーニングで取り組んでいた、テーマにつながる良いプレーや良い時間帯を作ることが出来ませんでした。しかし、積極的にトライできた部分もあるので、この2試合を選手個人が正しく自己評価をして、上手くいかなかったと感じた部分をこれからのトレーニングでさらに取り組んで欲しいと思います。このキャンプを実施するにあたりご理解とご協力をいただいた皆様に、特に所属チームや学校関係の方々に感謝申し上げます。

選手コメント

GK 石田心菜 選手(益城ルネサンス熊本FCフェニックス)
4日間を通して、自分が取り組めたことはコーチングとボールに対してチャレンジすることです。キャンプ2日目の大商学園高校とのトレーニングマッチでは、相手のスピードに圧倒され、味方へのコーチングが遅れたり、スルーパスに対して判断を迷い失点した場面がありました。夜のミーティングでコーチから、「迷うことが一番失点につながる」と言われ、ボールに対して前に出ると決めたら、迷わずチャレンジすることが大事なことだと学びました。前日の反省をふまえて、3日目の大阪学芸高校とのトレーニングマッチでは、味方とコミュニケーションをとり、チーム全員で意図的に守ることや迷わず前に出ることができたので、無失点で守ることができました。4日間のキャンプでできたことはチームに帰っても継続し、課題は克服できるように、日頃から高い意識を持ち練習に取り組みたいと思います。

FP 栗田そら 選手(Smileセレソン)
今回のトレーニングキャンプを通して、相手のディフェンダーの間でボールを受けることを学びました。2日目の大商学園高校とのトレーニングマッチでは、相手ディフェンダーの間にタイミング良く入ることができましたが、ボールを奪うことはなかなかできませんでした。だけど、その日の夜のミーティングで、みんなで反省点を出し合い、同じプレーをしながらももっと味方に要求しようと考えました。翌日の大阪学芸高校とのトレーニングマッチでは、前日よりもボールを奪うことができましたが、次はボールを上手くキープすることができませんでした。試合をするたびに、自分のできない部分を見つけられたことは良かったです。そして最終日はセットプレーゲームをしました。自分の得意なヘディングを生かせなかったけれど、得点に絡むことができて良かったです。このキャンプで、サッカーのことも、サッカー以外のこともたくさん学ぶことができました。

FP 井戸ケイト 選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
この4日間を通して、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチのどちらのことも学ぶことができました。オン・ザ・ピッチでは、いろいろなことにミスを恐れずチャレンジすることや、当たり前のプレーを当たり前にできるようにすることを学び、オフ・ザ・ピッチでは、コーチングなどに対してはっきりと返事をすることや、誰かについていって流されるのではなく、自分が先頭となって行動することを、改めて理解することができました。今回招集された22人のメンバーは、全員個性がありました。普段のチームとは違うチームとして一緒にプレーしたことで、自分とは違う思考でプレーするので自分の思考も広げることができ、同い年の選手からも学ぶことができました。レクチャーでは、U-16日本女子代表の楠瀬監督から貴重なお話をしていただいたので、今よりももっと頑張って良いアピールをしたいです。

スケジュール

12月2日(土) PM トレーニング、レクチャー、ミーティング
12月3日(日) AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー、ミーティング
12月4日(月) AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー
12月5日(火) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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