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2014年度第4回Jリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施

2014年10月20日

2014年度第4回Jリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施

10月11日(土)、12日(日)に神奈川県横浜市にてJリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施しました。
リーグ終盤に向け、判定基準のすり合わせや判定の精度をより高めるために参加者はディスカッションや実技に積極的に取り組みました。

 

コーナーキックで起きうる事象を想定し、実際のプレーを判定する。

 

判定後、その判定が適切だったか、改善点がないかレフェリー同士でシーンを振り返る。

コメント

岡田正義 トップレフェリーインストラクター
Jリーグも終盤を迎え、順位争いが激しくなってきており、主審にも大きなプレッシャーがかかる試合が多くなってきます。
その中でも、開幕前に示したスタンダードを基に一貫した判定基準が示せるように、「ハンドリング」、「ホールディング」、「ファウルタックル」、「シミュレーション」、「遅延行為」、「決定的な得点機会の阻止」、「FKコントロール」、「異議への対応」など、具体的な事例をあげ、ディスカッションやプラクティカルトレーニングを行い今一度全員の基準を合わせました。
「遅延行為」については、フリーキック時の対応は選手の意識も高く再開までの時間が短縮されていますが、村井チェアマンから示された3つの約束の中の1つで「ゴールキックとコーナーキックの再開に時間をかけない」という点については、まだレフェリーのマネージメント方法にも課題が残るところです。さらに強化していけるよう、全員で再度確認しました。

吉田哲朗 1級審判員(山口県)
今シーズンも終盤に入り、J1・J2共に順位争いが激しく、これまで以上に選手同士のパフォーマンスも白熱する時期となりました。
今回の研修会では、今シーズン最初の研修会で示された共有事項を再確認、再認識する内容でした。
映像を使用した研修では、シーズン終了まで全てのレフェリーが、同じ判定基準が持てるよう、スタンダードの再確認を行いました。さらに実技研修でも、実際の試合を想定したシーンを作り出し、コーナーキックの監視、ペナルティーエリア付近でのフリーキックコントロールの手順や注意すべき点等を共有しました。
シーズン終了まで、選手の皆さんがフェアに、最後まで全力を尽くしてプレーに集中できる環境を提供すべく、自分の役割を果たし、責任を持ってゲームコントロールができるよう努力してまいります。 

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